田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

サンドラの週末(Deux jours, une nuit)

2017年03月20日 08時52分54秒 | 日記

 

パルムドールを受賞した「ロゼッタ」「ある子供」など、カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、オスカー女優のマリオン・コティヤールを主演に迎えた一作。体調不良で休職していたサンドラは、ようやく復職の目途が立つ。そんな矢先のある金曜日、会社が職員へのボーナス支給のために1人解雇しなくてはならず、サンドラを解雇すると通告してくる。同僚のとりなしで、週明けの月曜日に職員たちによる投票を行い、ボーナスをあきらめてサンドラを再び迎えることに賛成する者が多ければ、そのまま復職できることになる。それを知ったサンドラは週末、同僚たちを説得してまわるが……。(映画.comより)

 

 

 

 名匠ダルデンヌ兄弟の作品だと思って気になってたので、後から録画鑑賞。でもね~、どうなんでしょうね。文化の違いなんでしょうか。ちょっと日本人には理解しがたい展開でしたね。

主人公のマリオン・コティヤールは、しばらく病欠していました。で、「もう大丈夫だから復帰したい」と申し出るのですが、会社も経営が苦しく、「みんなにボーナスを支給するには、一人解雇しないと」と言い出します。週明けまでに、皆を説得しないと私はクビになる・・・とまぁ、そんな話です。マリオンは、「もう働ける」といっても、ここは精神的な病気であったことが示されます。みな生活がかかっているから、働きたいのは同じですが、少し不安要素があると、取り乱している様子が描かれます。弱者を応援したいのはやまやまですが、一抹の不安も感じるところです。

そして、彼女は夫と一緒に、同僚を一人ずつ訪ね歩き、ボーナスを諦めてくれるよう、説得して回ります。

どうなんでしょうねぇ。企業も決して大きな会社ではなく、同僚もみな生きてゆくのに必死なレベルだと示されます。どんなに少ないボーナスでも、みな必要なのです。これは難しいですね。マリオンが必死なのもわかりますし、「さっさと他の仕事を探せば」なんて言える状態ではないことも見て取れます。しかし、必死に働いている者にしたら、夫もいるのに、お休みの日に戸別訪問なんかしてる、少しなにかあれば取り乱すような女性がどう映るか、と言う事実もあります。ここは本当に難しいところ。

まぁ人はお互いに助け合って生きてゆかなければならないんですけどね。マリオンだって、ボーナスが必要な人のことも理解してるんです。難しいですね。それでも、日本では考えられない展開。文化の違いって大きいんだな、って思いました。

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