田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

アナと雪の女王(FROZEN)

2014年03月25日 08時07分42秒 | 日記

 

 凍った世界を救うのは——真実の愛。
ふたりの心はひとつだった。姉エルサが“秘密の力”に目覚めるまでは…。

運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹、エルサとアナ──触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ姉エルサは、妹アナを傷つけることを恐れ、幼い頃から自分の世界に閉じこもって暮らしていた。
美しく成長したエルサは新女王として戴冠式に臨むが、力を制御できずに真夏の王国を冬に変えてしまう。
城から逃亡した彼女は、生まれて初めて禁断の力を思うがまま解き放ち、雪と氷を自由自在に操り、冬の王国を作り出す。
愛する者を守るため本当の自分を隠して生きてきたエルサは、“雪の女王”となることで生きる喜びと自由を手に入れたのだ。
一方、妹を守るために姉が払ってきた犠牲と愛の深さを知ったアナは、エルサと王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出る。アナの思いは凍った心をとかし、凍った世界を救うことができるのか?そして、すべての鍵を握る“真実の愛”とは…?(Disney.jpより)

 

 

 いやはや、おもしろかったですね。画が美しいのは言うまでもないとして、物語も一歩進んだものになっているように思います。私、個人的にはアンデルセンの「雪の女王」はよく知らないのですが、チラシによるとディズニー独自のアレンジを加えてあるとか。なるほど。

美しい姉妹は、小さな頃から仲よしこよし。優しい両親(王様とお妃さま)に愛され、何不自由なく育ちます。ただ、姉のエルサには特殊な力があったのです。触れるものすべてを氷に変えてしまう・・・そして、エルサには自分の力をコントロールするすべがなかったのです。それゆえ、愛する妹を傷つけてしまったことも。

仕方なく二人を隔離する両親。エルサには、自分の力を御することができるまで、なるべく人前に出ないように諭します。どうすることもできない二人。

そうこうしているうちに、王と妃は事故に遭い早世してしまいます。そしてその5年後、姉のエルサは王位に就くこととなります。

しかしやっぱりコントロールできなかった・・・。せっかくの戴冠式で人々を驚かせ、傷つけてしまったエルサは森の奥深く逃げ込んでしまいます。しかし、そこで氷の城を作り自分の居場所を確保した彼女は、「これでいい、これでいいのよ」と納得します。

しかし!納得できないのは妹のアナ。なんとしても愛する姉と一緒にいたかったアナは、今度は諦めません。姉のため、自分のために森へと分け入って行くのです。

姉の戴冠パーティではそれらしい王子とも知り合い、「これが愛かも」。しかし、森に分け入るについては、トナカイとそりを携えた男と同行することになり、どちらもそれらしい。見ている私達観客は、「う~ん、どちらが本当の愛の王子様かしら」な~んて妄想を膨らませたりするのです(笑)。

そして、クライマックスでは姉の力により、ふいに魔力にかかってしまうアナ。「愛する人のキスでしか助からない」などと予言され、「えぇ~今どき~」と、少ししらけながら見ていると!見事に裏切られます。この裏切り(笑)が素晴らしい!

活発なお姫様はもはや定番。ついこのまえの「スノーホワイト」ととも引けは取りません。しかし、活発でおてんばなだけではただの女の子。強く信じること、愛すること。これが大事なのですね。

観客も一杯でした。当たり前ですが、歌も素晴らしい。アニメもここまでいくと、本当に見応えがありますね。

 

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