田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

アイ・フランケンシュタイン(I, Frankenstein)

2014年09月13日 09時49分20秒 | 日記

 

 ホラー映画のクラシックキャラクターとして有名なフランケンシュタインの怪物が、もし現代に生き延びていたらという設定のもと、孤高のヒーローとして世界の滅亡をかけた戦いに身を投じるアダム・フランケンシュタインの姿を描いたアクション大作。「ダークナイト」のアーロン・エッカートが主演、「コラテラル」「30デイズ・ナイト」などの脚本家としても知られるスチュアート・ビーティーが監督を務めた。かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が創造した人造人間アダム・フランケンシュタインは、誕生から200年を経た現代もなお、ひそかに生き続けていた。やがて世界支配を目論む悪魔と、それを阻止せんとする天使との全面戦争が巻き起こり、フランケンシュタインは自身のもつ特殊な「再生細胞」が戦いの鍵を握っていることを知り、戦いに身を投じていく。(映画.comより)

 

 

 何気に静かに話題になっているような気がする作品。実際、上映館も少ない。まぁアーロン・エッカートだもんね。彼は結構たくさんの映画に出てるんだけど、スーパースターのようなカリスマ(?)がないからかな、地味な印象ですね。でも、好きです。彼を初めて認識したのは「エリン・ブロコビッチ」だったかな。

さて、今回の彼は俗に言う「フランケンシュタイン」。でも、良く考えると、これは彼を作った博士の名前なんですね。彼は基本的に名無しなので、ガーゴイル族の女王に「アダム」という名を与えられます。

そんな彼は、博士に殺されかけたことを恨み、人間不信に陥っています。博士の妻も殺してしまいました。博士は彼を追って極寒の地まで来ましたが、体力が持たず凍死してしまいました。彼は博士を埋めた後、200年生き永らえているという設定です。すごいですね。実はものすごい能力を持っていたのですね。

そこを悪の化身「悪魔族」に狙われます。死からの再生と不死の能力は、どんなものなのか。それを解明し、使えるようになった暁にはこの世のすべてを制覇しようと、彼らは目論んでいます。彼らを阻止するため大天使ミカエルから使わされたガーゴイル族との戦いが始まります。

基本、ガーゴイル族と悪魔族との戦いなので、アダムは巻き添えを食った形なのですが、カッコよくて強~いアダムは、悪魔をガンガン倒してゆきます。フランケンシュタインって(いや、博士じゃなくてね)、こんなに強かったっけ?顔も四角くなくてなかなかのイケメンだし、こんな彼なら、会ってみたい(笑)。

ということで、案の定、悪魔に(そうとは知らず)雇われている生命科学の博士は、絵に描いたような美人若博士です。よろしいなぁ~。

この作品、失礼を承知で書くと、冒頭からB級臭がぷんぷんと漂っています。わざとなのか?

しかしながら、そのキャストの豪華さ。圧倒されます。まず、悪魔族の老け過ぎプリンス(本当にプリンスと呼ばれていた)にビル・ナイ。ガーゴイル族の女王にミランダ・オットー!久しぶり!どこかでお見かけしたと思ってました。彼女の「ラブ・セレナーデ」や「女と女と井戸の中」は見ました。確かお父さんも俳優でしたね。「宇宙戦争」ではトムちんのワイフを演じてたなんて、気付かなかったですけど。ともかく、懐かしすぎて感動しました。

そして、その女王を守る騎士のリーダーにジェイ・コートニー。「ダイ・ハード」でブルース・ウィリスの息子をやってた人ですね。

美人博士はイボンヌ・ストラホスキー。テレビの世界では有名らしいです。私知らないですけど。

アーロン・エッカートにこれほどアクションがハマるなんて。今までもある程度はあった様な気がするけれど、今回は本当に強いです。見るからにムキムキじゃないのも◎。お話はダークであんまり中身もないけれど、アクションとビジュアルを楽しめる人には是非。

コメント
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