“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

14/05/31『芦別岳(本谷ルート)』

2014-05-31 | 山行報告

ごきげんよう

5月の最終日(土)は、夕張山地の主峰「芦別岳(1,726m)」の本谷ルート

を登ってきました

 

いよいよ本渓の主脈へ(標高830m地点)

 

このコース、昨年は山を甘くみて敗退しています

http://blog.goo.ne.jp/oborozuki89/e/526b577ca7a4dbbf17cc748dc2ee1213

 

前日に夕張岳(金山コース)にストックなしで登り、太陽の里キャンプ場で

しこたまお酒を飲んだ次の日に登れるコースではないことを身に染みて

経験しました。

体調を万全にして臨まないと“脚がつる”などのアクシデントに見舞われます。

今日は、札幌を4時半に出て高速を走り、占冠経由でこの時刻にはもう

太陽のキャンプ場の駐車場をスタートすることができました

 

■6:35 太陽の里キャンプ場 駐車場

 

予報通り、朝は霧に覆われる山麓

 

旧道の昇り降りももう何度目になるでしょうか

この朝の時間で気温17度、けっこう暑いです


この谷部は常に風が通らないため夏場は暑くてたまりません

特に下りは午後にもなると気温がさらに上昇します。

下りといいながら、いくつもの高巻きを繰り返すため実際には登り

下りの連続です。

沢があるんだから沢に飛び込むのもいいですかね?

(そんな余裕なし)

 

 

登山口に「旧道⇒夫婦沢部分コース変更」の案内通り、ユーフレ小屋へ

向かう本谷コースと旧道の分岐地点は少しユーフレ小屋寄りにズレ

ていました。

 

■8:05 旧道分岐

 

この日最初に出迎えてくれた花はシラネアオイで、標高があがっても

いたるところにありましたが、Toshiはこの花があまり好みではあり

ません。(シラネアオイを好きな人にはゴメンナサン)

このコースで有名なツクモグサなんていうのは観たことなし・・・

■8:10 ユーフレ小屋

 

新しい旧道分岐地点からわずか5分でユーフレ小屋です。

今年のユーフレ小屋

 

今年は雪が少ないようです

というか去年が多かった年なのでしょうね。

2013/6/9の様子

 

ユーフレ小屋の周りを見回すと、犬連れのオジサンが居ました

犬を放し飼いで連れ歩く人はどこにでも居るようですよアミーゴ

さん


それにしても石組みで趣のある山小屋だなぁ~

 

■9:00 インゼル岩

インゼル地点は標高800mに過ぎません

まだ1,000m弱の標高差が残されているって、

そうです、旧道下はアップダウンが多く、ここまでの道のりは距離ばかり

で標高が稼げていないのです

は~

 

さ、ここから斜度が増していきますからアイゼン装着とヘルメットを

かぶります。

先行者が二組確認できるので、距離を一定に保って落石等に注意

して登る本渓のクライマックスへ・・・

 

うぅ~

ここにきて、

10歩も進むとアイゼンに雪ダンゴができてうっとうしいぃ

それにアイガーはやはり重いぃ

 

いつのまにか十勝連峰見渡せるところまで・・・

 

標高1,200mの手前でストックをピッケルに変えています。

コルまでまだ400m以上を一歩一歩ひーひー言いながら登りますが、

先行者のステップを使わせてもらえるのはありがたいです

 

 

最後詰めの急登、

この地点、来し方を眺めても絶景を楽しむ余裕なし。

 

あ~

やれやれ勾配が緩くなってきました。

北尾根から続くコルはもうその先です

 

■11:40 尾根 (標高1,640m地点)

ふぅ~

くたびれましたね。

はい、

見上げる頂上の様子はどうでしょうか?

 

お~お

見上げる先に雪はなし。

頂上には新道からの登山者を含め数名の先行者がいるようです。

よしっあと少し

 

■11:55 頂上

風が強いけど爽やかな頂上(大雪、十勝連峰を背に)

 

頂上から眺める本日のコース(本渓)、左を巻いてきました。

 

頂上で三脚立てて写真を撮っていると、

よくあることですが風で三脚が倒れました

ガシャッ

おかげでToshiのミラーレスSONYはいつも傷だらけ。

(壊れなくてよかったぁ)

 

 

南西方向の夕張岳、北東方向の大雪山、十勝連峰の眺めも

言うことなし。

 

晴れれば山は100倍楽しい


■12:40 下山 

 

下山は新道を下ります。

この時刻にも新道からは頂上を目指す登山客が数名上がってきて

いました。

 

新道も雲峰山から半面山にかけてはまだ広く雪渓が覆っています。

それでも例年より雪の量は少ないのでしょう

 

~やわらかい雪渓の下りは足にやさしいわ~

す~いす~いだぁ~

先週の雲の中の向こう正面“十勝連峰”を十分取り返しました

 

この時期、もう笹を刈って登山者を受け入れています。

鶯谷より下はもう夏道、気温は22度ありましたよ


 

■14:30 新道 登山口

 

本谷の登りで貴重な体験をしました。

第5稜に差し掛かる大雪渓の上から蝉の声がジィジィと聞こえたのです。

雪と蝉の鳴き音....、

なんとも不思議な感じがしました

 

この日、一週間前倒しで本渓を登ったのは正解です。

そうとうの勢いで雪解けが進む中、来週の予報は“30度以上の日が続く”

という北海道内です。

 

天気と雪の状態、それに休みと体調が揃わないとなかなか楽しむことが

できないコースにこうして登れる贅沢を噛みしめた一日でした

ごきげんよう

 

少し雲がかかってきた午後3時の山部自然公園

 

 

【備忘録】

旧道の沢で以外にもブヨの攻撃にほとんど遭わなかったのは
  木酢スプレーが奏功したためであろう(合わないときは全く効かないけど)

帰りも占冠経由のため湯ノ沢温泉に入浴したが、すっかりリニューアル
  していて快適でした。聞けば、改装したのは一昨年だって。そんなに来て
  いなかったんだぁ~ 

 

2014年5月山行

 

 

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6 コメント

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極上天気 (ちえ)
2014-06-03 23:10:56
雪たっぷりですね!
本谷懐かしいです!!また登りた~い~
ツクモグサは1稜とか岩壁についてるんじゃ??
How great! (hiromi)
2014-06-04 18:36:17
どれだけきつい斜度かは、実際に行ってわかるものですよね~。アイゼン・ピッケル・ヘルメットを使用しての登山、相当きついものと思います。太ももにはかぶれのはれが残り、足首骨折復帰もまもない体調の中、そんなことを少しも気にせず、このチャンスを逃すまいと挑戦する敏さんは凄い!!
それにしても素晴らしい山の景色~
雪渓が残って、緑が映える山って美しい
Re:極上天気 (Toshi)
2014-06-04 18:41:36
ちえちゃん

この時期まだ雪の残る岩稜帯の脇に可憐に咲く花は美しいね。
美しいものは目立たないから美しいと感じるのであり、あっちにもこっちにも生えていると別にどーということもない。
はぁ、つまり観る側の人間の都合ですかね。
僕は精神の方もこっぴっと養わんとです。
斜度が出ない (アミーゴ)
2014-06-04 20:16:24
 写真て、どうして斜度がそのまま表現できないんだろうね? せっかく一眼レフを持参で出かけているのだから、きつい斜度をそのまま撮れるように研究してくれや。

 Toshiはいつも「○○コース」と表現するが、違和感を感ずる。積雪期に開削されたコースはなく、自らルートを切り開く。従って、「○○ルート」と表現する方がいいだろう。細かいことだけどな。
>How great! (Toshi)
2014-06-04 20:59:50
hiromiちゃん


先週末も白滝天狗、天塩岳と連日お疲れ様でしたね。

Toshiも今回、やはり土曜日に登りたいと思ったので、今週末、そして来週末も土曜日が
ふさがってしまっているため“何としても”が気持ちの中にありました。
それもすべて昨年の反省を生かして・・ということですね。

そのせいで確かに“被れ”はひどいことになっていて、汗疹も一緒になってこれはもう大変です。

ま、自業自得なんだけどもね。



>斜度が出ない (Toshi)
2014-06-04 21:25:54
アミーゴさん

おっしゃるとーり、
斜度が出ない・・どころか平坦にさえ見えます。
この背中がぞくぞくっとした斜面に立つ感覚をどう写しとればよいのかなかなかの難題ですね。

と、
しばらく持ち歩いていないアクションカムを使って、斜面の途中でコッヘルでも転がしてみましょうか?

ルートはわかりました!


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