来週新入社員教育プログラムで1時間の講演依頼。
タイトルは社会人としての食事作法。前後が堅い話で皆さん緊張しているので私の話で一種のティーブレイクも兼ねてのようだ。
話を40分程に切り上げ残り時間をお茶とお菓子でレフレッシュしてもらえればと思う。
それにしても資料に目を通すうち私自身の箸使いも危ういものだと実感。
京都下京区にある箸の老舗 市原平兵衛商店のお取り箸で大豆を別皿に移す練習をしてみる。これが案外難しい。豆は乾燥しているため水気がない。つかみ損ねるところころとこぼれる。大豆のどの部分を挟むとうまくいくかコツもわかってきた。
市原さんのお箸はどれも機能的で美しい。少し値は張るが京都に行く度コレクションが増えていく。今回その箸が私のスキルアップに大いに役立っている。
箸のことを勉強しだすと半端な知識では太刀打ちできない。
新入社員30人にこの大豆つかみを実習してもらおうかとも考えたが
きっとブーイングだろうな。
でも日本人にとっての美しい箸使いきちんと伝え残していかなければならない。とりあえず来週始め迄には資料をまとめなければ。