コツコツ歩き隊!

仙台でランチ(10)・ お夜食編 宮城の郷土料理・せり鍋を食す

天海のろばた 分店

「せり」って、皆さん、1年にどのくらいの頻度で召し上がりますか?
埼玉育ちの私、子供の頃に「せり」を食した記憶が全くありません。
日本の伝統行事に一切関心のない我が親は、七草粥を作って食べさせてくれることはありませんでしたし、
たまにレシピ本で見つけた「せり」を使う料理に私がチャレンジしようとスーパーに買いに行っても、
そういう時に限って無かったりするので、「せり」とは一体どんな味や香りがして、
どんな食感がするのか全く分からないまま、この年齢になってしまいました。

ところが、仙台(宮城県)に越してきてスーパーに行くと、それはたくさんの「せり」が売られています。
あんなにたくさんの「せり」が並んでいると、買ってみたくなるものです。
仙台で暮らすようになって、「せり」を食するようになりました。
(あと、青唐辛子もたくさん食べるようになりました。)

ただ、本格的な「せり」料理というものを食したことがないものですから、
果たして宮城の皆さんは、どのように「せり」を食していらっしゃるのか、すごく興味がありました。

そんなある日のこと。
日々の楽しみ、カフェで1杯のコーヒーを飲もうと藤崎百貨店の周辺をプラプラ歩いておりました。
(まぁ、どこも大混雑でなかなか入れませんでした。)
すると、何とも興味深い写真を見つけました。

「天海のろばた 分店」の装飾テントに、これまたたくさんの「せり鍋」の写真。

おおおおおおおおおおおおお!

これはぜひとも食さねばなりません!

という訳で、「天海のろばた 分店」(宮城県仙台市青葉区)さんにお邪魔することにしました。

じゃーん!こちらが火をつける前の「せり鍋」であります。
初めて見ると、根っこが一番上にのっていて、インパクトがあります。

こちらのお鍋のおつゆは魚介系をベースにしたお出汁で醤油味。
ネギと鶏肉、しめじ、そしてせり(葉、茎、根全部)が入っています。
お肉が煮えるまでの辛抱。
せりはすぐ火が通るので、蓋はしません。

そして火が通ったお鍋がこちら。

実食タイムです!

葉はどこか春菊っぽい香りがしますでしょうか。
この香りを十分に生かすよう、調理法も味付けもシンプルにした方が良いかもしれません。
根っこは…

えええええええええええええええーっ!
ものすごく食感がいいんですけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーっ!

えのきより食感がいいんじゃないだろうか…
シャキシャキ感がたまりません。
ものすごくおいしいので、ばぐばぐ食べて、すぐ完食してしまいました。
もっと食べたーい!

宮城の郷土料理である「せり鍋」は感動のうちに胃袋に納まったのでした。
(おつゆも全部飲んだ!)

天海さんは他にも

たら菊(たらの白子)の天ぷらや

納豆の天ぷらなどもありまして、仙台のおいしいごはんをいただくことができます。
(私は納豆の天ぷらが大好き。)

お店のお姉さんは、きびきび、はきはきしていて好感度大!
お酒もすすみます。

すっかり気持ちよくなって、店を出た後も「せり鍋」の感動は続いていました。
「せり鍋」は冬季限定なのだそう。
我が家でもやってみようと思います。

またまた宮城の郷土料理と良い出会いを果たしました。
もっともっとたくさん「せり」を食したいと思います。


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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