コツコツ歩き隊!

散策!天童(3) 旧東村山郡役所資料館を見学し、湯坊いちらくで至福のディナーをいただく

山形県天童市散策レポート 1日目(2017年5月3日実施)

ウォーキング開始!(1日目)

7.旧東村山郡役所資料館

舞鶴山での観光を済ませると、本当は2番目の見学地であった「旧東村山郡役所資料館」に向かいます。

今度は下り坂なので楽ちんです。あっという間の下山でありました。
なお、途中で「庚申塔」を発見!山形県にもありました。やはり道を間違えてラッキーでした。(笑)

とは言え、結構疲れました。
本当はアイスコーヒーを一杯いただきたいところだったのですが、カフェが見つからず、
そのまま資料館に直行となりました。

こちらが天童市立旧東村山郡役所資料館です。
明治11年に郡制が布かれたことに伴い、東村山郡役所として創建されました。
山形県では最も古い時期に属する洋風建築です。
(山形県指定有形文化財です。)

こちらの資料館ではテーマを維新前夜から明治・大正までにしぼり、1つの時代として展示されています。
明治維新前後の日本社会は本当に大変だったであろう、と現代の社会を生き、世の中の成り立ち、動きが
ようやく見えるようになったこの年齢にして理解できるようになりました。

山形県の成り立ちについても興味が湧きました。
幕末の頃の山形県は9諸藩と他県の藩主に属する分領と幕領地になどに分かれていたとか。
ここから1つの県としてまとまっていく様子も調べてみたいですね。

(屋内は許可が出ている所のみ撮影しております。詳しくは受付にてご確認ください。)

また、「吉田大八」という人物も気になりました。
天童が将棋の街として名を馳せるきっかけを作った人物。
戊辰戦争では勤王の志士でありながら、奥羽列藩同盟のために切腹をしなければならなかった人物であります。
浦賀の中島三郎助、仙台の林子平、そして天童の吉田大八。
しっかりその名を胸に刻みたいと思います。

展示物を拝見すると、資料館の中にある休憩室へ。
そこで日本初のレコード歌手・佐藤千夜子の歌を聞きながら、コーヒーをいただいたのでした。
(休憩室があって、ホント助かりました。涙)

8.温泉旅館街へ

距離的にはそんなに歩いてはいないのですが、疲れてしまった私達、家族は予約したホテルに向かうことにしました。

それにしてもなんと美しい街並み!観光に丸2日必要な街かもしれません。


看板もカッコいい!!

温泉旅館街に入ると、将棋がいっぱいです。

ところで、天童の街を歩いていると、写真右のような馬の文字を裏返しにしたものをよく見かけます。
「左馬」と言い、福を招くめでたいものとされています。
ウマの逆がマウ=舞うで、舞は祝いの席で催されるため縁を招く、とか
文字の下部が財布の巾着の形をしているのでお金を守るなどの説があるそうです。

天童屈指の人気店・「水車生そば」さんと将棋駒制作の実演を見ることもできる将棋駒屋さんの「栄春堂」さん。
栄春堂さんでは作業現場の様子をじっくり見学。数十万もする駒などを拝見しました。
すごく高価なのに普通の紙箱に入っております。箱に惑わされてはいけません。
眼識の有無が問われます。(私は自信がないです。)

9.桜桃の花 湯坊いちらく

今回の天童散策で予約した宿は「桜桃の花 湯坊いちらく」さん。
1ヶ月前になんとか予約できた宿です。
(久しぶりの家族旅行なのでふんぱつしました。)

暖簾をくぐると、アートな空間が出迎えてくれます。なんともうれしい演出。
予約して良かったと思いました。

ツインの洋室で広々。

ドライヤーがないのですが(承知しておりました)、それ以外のアメニティは非常に充実しておりました。
ちなみに写真右のおやつ、すごくおいしかったです!

うれしいことにコンセントは4つありました!(超重要)

なお、窓からの眺めは・・・教会!?(良い眺めです。)

温泉に浸かり、旅の疲れを癒すと、温泉旅館のお楽しみ!
夕食タイムです!!

献立は雲丹豆腐、もずく酢、小鯵南蛮漬け、鯉玉煮こごり、こごみ胡麻和え、海老しんじょう、さよりたずな寿し、
からかい、鰆木の芽焼き、発芽にんにく揚げ煮、さくらんぼ鶏塩麹焼き、鱒の道明寺蒸し、山菜の天麩羅、
山形のお漬物

つったい鶏そば 、山形米つや姫 筍とほたるいかの釜炊きご飯
(本当はおそばの前にお造りがあったのだけど、撮影を忘れて食べてしまいました。すみません。)

山形牛ステーキ!(信じられないくらい柔らかくておいしかった!)

くじら汁、なめらかプリン季節のフルーツ

これにお酒飲み放題(1,500円)で至極の幸せを味わったのでありました。
超お腹いっぱい!ものすごくおいしかったです。
いちらくさんは非常に良いお料理を提供されていますね。
これだけのお料理を浴衣を着ていただけるなんて!(感涙)
だから日本の温泉旅館って好きなのよねぇ。

部屋に戻ると、満腹と疲れで眠くなり、何とか歯を磨くとベッドに潜りこむのでした。

散策マップ

参考資料

  • 天童市観光用パンフレット
  • 旧東村山郡役所資料館のリーフレット
  • ウィキペディア「佐藤千夜子」
  • 天童市公式HP「吉田大八」

 

つづく


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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