前回の続きであるが、私は自分の指導する人達を診てくれていた医者のもとに早速彼を連れて行った。指導計画は①大腸洗浄法②十分な量の新鮮な生野菜と果物ジュース③人工のデンプン、タンパク質、砂糖類は一切禁止、という厳格なものであった。
三ヶ月後、彼ヮある程度喋れるようになり、さらに、杖が無くても少しなら自分の足で歩く事も出来るという所まで健康状態が快復した。しかし、ここで彼の「英国病」がまた出てきたのである。この為に奥さんは苦しい目にあるハメになった。
「そんな食べ物を食べたら３日後には必ず後悔するよ」
その週末、友人達は彼の自宅にやってきた事もあって、彼は友人達と一緒に「本当の食事」がしたいと私に懇願した。
「どうしてもと言うのなら、君の好きなようにすればいい。君の身体だからね。しかし私は警告しておくよ。自分のした行為で苦しむのは自分自身だ。人に同情して欲しいと言ってヮいけないよ。来週の水曜日に少し様子を見に来るけれど、その時、君ヮきっと苦しみながら、自分に知恵や忍耐が足りなかったと言って後悔してる事だろう」
週末の日曜日、彼と友人達と一緒に美味しい夕食で有名な、あるレストランに行った。彼は慎み深く、肉を一切れ、ポテトを少し、それにパンとパイを少々食べた。私ヮその翌日、彼と街で偶然出くわした。彼ヮたいへん幸せそうにこう言った。
「ほら、私が言ったとおり、何を食べても大丈夫だって。私は今、幸せいっぱいですよ」
「それは良かった。でも、君のその幸せヮあさっての水曜日まで続くかな」
水曜日、彼の自宅を訪ねた所、「慎み深い英国紳士」がベッドで藻掻き苦しんでいた。私は奥さんと一緒に彼を医者のもとに連れて行った。そこで一時間ほど大腸洗浄を行った。彼の大腸から出てきたガスと老廃物の悪臭は奥さんが言うに「一生忘れる事が出来ません」と言わしめるほどの強烈な悪臭が立ちこめたのだった。
私ヮこの夫婦にもう一度念を押しておいた。
「ほら、私が言ったとおり、好きな食べ物を好きなように食べていれば、いい結果を生まないだろう？君のような体調が優れない人の場合は特にそうだね。食べ物を相容れない組み合わせで食べると、このような悪影響が色々出てくるんだよ」
摂生が健康的な生活習慣の基本であるのは間違いない。ほとんどの人間は自分の歯で墓穴を掘り、食べる事によって自分の身体を墓の中に葬り去るという、ゆるやかな自殺行為を食卓でせっせと行っているでしゅ。これヮあまりにも残念な嘆かわしい事実である。
人間は自分の食欲に支配されると、自然の法則と生理学の法則に反する食べ物や飲み物を自分の身体の中に日常的に入れて享楽的な生活を送るようになる。しかし、その行き着く先ヮ身体の崩壊である。これは苦痛、体調不良、病気体質という結果を招き、外見的にヮお腹の周りの脂肪組織と出っ張った腹部となって現れる。
アメリカにヮこのような状況にある人が極めて多く、国民の３人に一人が肥満体という深刻な状態を維持しているでしゅ。４０代、５０代、６０代の中高年の人達にとってヮまるで「正常」であるかのように思われている。アメリカでは今や国民全員が健康管理と肥満防止に取り組んでいる観がある。しかし、彼らヮ無理な運動を自分に強いている傾向があり、しかもその際に燃料を身体に与えていないという問題が在る。
適度な運動は素晴らしい事であり、肥満防止に効果があるが、身体が要求する栄養面での必要性を無視してヮならない。適切な栄養面でのバランスが欠けると、身体ヮいつか潰れてしまうのである。ちょうど競走馬が過労に陥って倒れるように。
今日ヮここまで♪
より多くの人達と真の健康を分かち合いましょう♪
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三ヶ月後、彼ヮある程度喋れるようになり、さらに、杖が無くても少しなら自分の足で歩く事も出来るという所まで健康状態が快復した。しかし、ここで彼の「英国病」がまた出てきたのである。この為に奥さんは苦しい目にあるハメになった。
「そんな食べ物を食べたら３日後には必ず後悔するよ」
その週末、友人達は彼の自宅にやってきた事もあって、彼は友人達と一緒に「本当の食事」がしたいと私に懇願した。
「どうしてもと言うのなら、君の好きなようにすればいい。君の身体だからね。しかし私は警告しておくよ。自分のした行為で苦しむのは自分自身だ。人に同情して欲しいと言ってヮいけないよ。来週の水曜日に少し様子を見に来るけれど、その時、君ヮきっと苦しみながら、自分に知恵や忍耐が足りなかったと言って後悔してる事だろう」
週末の日曜日、彼と友人達と一緒に美味しい夕食で有名な、あるレストランに行った。彼は慎み深く、肉を一切れ、ポテトを少し、それにパンとパイを少々食べた。私ヮその翌日、彼と街で偶然出くわした。彼ヮたいへん幸せそうにこう言った。
「ほら、私が言ったとおり、何を食べても大丈夫だって。私は今、幸せいっぱいですよ」
「それは良かった。でも、君のその幸せヮあさっての水曜日まで続くかな」
水曜日、彼の自宅を訪ねた所、「慎み深い英国紳士」がベッドで藻掻き苦しんでいた。私は奥さんと一緒に彼を医者のもとに連れて行った。そこで一時間ほど大腸洗浄を行った。彼の大腸から出てきたガスと老廃物の悪臭は奥さんが言うに「一生忘れる事が出来ません」と言わしめるほどの強烈な悪臭が立ちこめたのだった。
私ヮこの夫婦にもう一度念を押しておいた。
「ほら、私が言ったとおり、好きな食べ物を好きなように食べていれば、いい結果を生まないだろう？君のような体調が優れない人の場合は特にそうだね。食べ物を相容れない組み合わせで食べると、このような悪影響が色々出てくるんだよ」
摂生が健康的な生活習慣の基本であるのは間違いない。ほとんどの人間は自分の歯で墓穴を掘り、食べる事によって自分の身体を墓の中に葬り去るという、ゆるやかな自殺行為を食卓でせっせと行っているでしゅ。これヮあまりにも残念な嘆かわしい事実である。
人間は自分の食欲に支配されると、自然の法則と生理学の法則に反する食べ物や飲み物を自分の身体の中に日常的に入れて享楽的な生活を送るようになる。しかし、その行き着く先ヮ身体の崩壊である。これは苦痛、体調不良、病気体質という結果を招き、外見的にヮお腹の周りの脂肪組織と出っ張った腹部となって現れる。
アメリカにヮこのような状況にある人が極めて多く、国民の３人に一人が肥満体という深刻な状態を維持しているでしゅ。４０代、５０代、６０代の中高年の人達にとってヮまるで「正常」であるかのように思われている。アメリカでは今や国民全員が健康管理と肥満防止に取り組んでいる観がある。しかし、彼らヮ無理な運動を自分に強いている傾向があり、しかもその際に燃料を身体に与えていないという問題が在る。
適度な運動は素晴らしい事であり、肥満防止に効果があるが、身体が要求する栄養面での必要性を無視してヮならない。適切な栄養面でのバランスが欠けると、身体ヮいつか潰れてしまうのである。ちょうど競走馬が過労に陥って倒れるように。
今日ヮここまで♪
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