大阪のおばはん、世間をゆく

旅を中心にほぼ食べ物で...

肩の荷が下りたっちゅうか

2016年02月20日 16時53分20秒 | 日記

1月の終わりに、母親が亡くなった。

もう半年以上、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返していたので、まぁしょうが無いのだが。


取り敢えず、これで私は楽になった。

これは、介護の手間がなくなった(母は最後は要介護度4であった)という事ではなく、どういう事かというと...

昔、タモリと加賀美幸子がNHKでやってたバラエティ番組でゲストの永六輔が語っていた話。

永六輔の知り合いの男性が亡くなった。
この人には一人娘が居た。
通夜に現れた男性が「いやぁ、良かった良かった」と言っている。
何を不謹慎なと、理由を聞くと、この男性が言った言葉。

「一人娘を亡くした父親にかける言葉はないが、父親を無くした一人娘にかける言葉はある」

と言うことで、一人っ子だった私は、
子供の頃から、親よりも自分が先に死んでしまった場合の親の気持ちを考えると、何があっても発生させてはいけないと思ってきたので、

父は既に、23年前に鬼籍に入っているで、これで、コンプリート。

私は、永久にこの恐怖から解放された訳です。


と言うことで、もらった香典は、ユニセフに寄付して、はい終わり。

です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 痛恨の事態 | トップ | クレット島 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事