茶々の間

茶々はビーグル、10歳の女の子です。
お茶の間で笑顔を誘うわんこです。

サンクチュアリは?

2009-03-23 | 茶々のこと。

                          「アニンちゃんは、この光景・・・・どう思う?」

                


                   「どうって?」

     

        「あのね、一冬越えたら、川の様子が変わってる。
         なんでも北海道の事業で、
         川の水流を確保するための措置なんだとか。
         ほら、よく見て、切り株だらけなの。」

     


     「ここにあった木に巣作りする鳥さんたちは、どうするの?」

    

       「人間の暮らしの安全を守るという大義名分・・・・・。
           鳥たちのサンクチュアリはどうなっちゃうの?」

   

                

                   それにしても、木々が重なりうっそうとしていたのに
                   こんなに川面がみえるほど伐採されていました。



           茶々は、土手で出会う一歳ハスキーアニンちゃんと、
           中の川環境問題について語らい、憂うのでした。
 
        


          茶々とわたし、この旧中の川
          軽川の間にはさまれた
          稲積(いなづみ)公園のそばに住処があります。
                         
          ここに引っ越してきた当初は、
          この川や軽川の土手のお散歩の良さを知らなかったので、
          稲積公園の中をお散歩していました。
          川の土手のことを知り、土手デビューしてからは、
          毎日、どっちかの土手を歩いています。

          去年は中の川の土手でカラスに襲われたりしましたが、
          カラスはともかく、この中の川の中州の木々には、
          たくさんの鳥たちが巣作りをしたり、
          渡ってきた鳥が羽を休めたりと、
          なにか「サンクチュアリ」めいてました。

          その雰囲気を盛り上げる木々が、
          バッサリとやられてて、ほんとうに驚きました。











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4 コメント

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木を切ると ・・・ (やっこ)
2009-03-24 06:07:04
木を切ると ・・・
ヤブを開くと ・・・

鳥たちの隠れ家がなくなる。
鳥たちの巣を作る場所がなくなる。
人間の目で見た 整地 は、野生の動物、
自然の植物にとって、決して 整えられる
ものではなく、ただただ失われるものに、
なってしまいますよね ・・・。

一度、失ったら、2度と取り戻せない物がある。

人間は、手を付けない という整地の方法をも、
学ぶべきなんですよね ・・・。
やっこちゃん (ゆた。)
2009-03-24 14:46:51
昭和ヒトケタくらいの札幌市手稲区は「軽川」(がるがわ)と
呼ばれていたんだそうです。
この「軽川」は、そう川の名前。
このブログで話題にした「中の川」の支流で、よく「涸れ」そうになっていたから、
「涸れ川」と呼ばれていたのが、「軽川」に変化したとか。
涸れそうになるくせに、この二つの川、よく氾濫して
多くの「水害」をだしたそうです。
このあたりで農場をもっていたヒトたちの一番の悩みが、
ズバリ水害だったようです。

そんな歴史もあってか、北海道の事業で・・・・・、
一冬で、川の風景が変わることになっていました。

やっこちゃんの思い、とても「よくわかります。

なんだかね。
開発のプロたちの仕事って、こんなことかい?って思ったよ。
Unknown (あや)
2009-03-24 23:01:24
三月、予算のシメ月だからか、
アッシュの周りも、伐採伐採で
じゃんじゃか切られています。
木が育ちすぎると死角が増えるからって、
こちらは「防犯」のための伐採のようです。

樹木は、切ってしまったら
元の緑に戻るまで、何年も何年もかかるのに。

憂える茶々さんとアニンちゃん(ふたりともカワイイ)の声を
お役所の人達に届けたいよ。
安全と自然は、両立できないのかなー。
あやさま。 (ゆた。)
2009-03-24 23:15:46
よくわからないよ。
ほんとうに、もともとは、
川面がみえないくらい、
うっそうミドリが広がるはずの
木々だったの。
「防犯」のほうが、
目的としてはわかる。
「水流確保」って?
もともと、木は川面の上に繁ってるのに。

アニンちゃん、
まだウラワカク、そうとうな美人ちゃんです。
茶々もアニンちゃんも、
ころがりまわって、おいかけあってと
きっとはげしく遊びたいんだけど、
ここは土手の幅も狭いし、
土手のたもとは、それなりにクルマ走ってるし、
ぜったいに放してあげられない。
ふたりとも、不完全燃焼な表情なんですよ(笑)

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