岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★大学進学と専門学校

2016年08月28日 18時23分04秒 | 受験

★夏期講習総括

 長い夏休みが終わりました。二期制の中学生は前期末のテストに追われていますし高校生もかなり追い込まれているようです。この夏休み中に塾で実施したことは色々個々にテーマをもってやられましたので一概に結果はどうだったとかは言えないのですがそれでも一応の成果は充分にあったと思います。
 
 ここ数日は岐阜新聞テストの第1回のテスト解説が実施されていますが自己採点は如何であったでしょうか。テスト自体を受けていない方も見えてはいましたが基本的に普通科を希望している方は受験されているかと思います。職業科の場合は内申点は5:5ですからそこまで重点的に岐阜新聞に重きを置いていないような気も致しますがこれも最近の傾向でしょうか・・・。数年前までは考えれないことでした。どちらにせよご自分のことですのでよくお考えになって受験された方がいいかと思います。   学校の実力テストは数年前からかなり信憑性が出てまいりましたが受験となりますと判定を意味しますがそういう意味では今一つ明快な解答、立ち位置は不明瞭な気がいたします。進路指導の先生の対応、心構えにもよるところが大かと思います。

 さて、今日は夏期講習の総括としましたが全体的にかなり進んだように思っています。若干長良教室とは多少教材の違いがありますが芥見教室では基本の確認問題を終えてから再度復習を兼ねて錬成問題に入りました。つまり復習のレベルアップの復習とお考えいただいてもいいかと思います。そうしますと確認問題は殆どの方が終えていますが錬成になると難しく進捗状況が科目的に進んだ方もいればあまり進まなかった方も見えるようです。教材が最後まで出来なかった方も中には見えますがそういう方は土曜講座で充分に解決してください。

 18年間で凄いと思った生徒が一人いました。彼はもう大学を卒業して社会人になっていますが理科の科目40数ページをを90分で1冊仕上げてしまいました。私どもの教材は易しくはありません。特に理科については標準版を使用していますがかなりな能力でありました。しかし、そう云った生徒は最近はあまり見受けませんがどちらかと云うと社会が苦手、理科も第一分野が苦手な子供が多くなりました。特に国語に関しましては追い込みで毎年最後はかなりバタバタしますので古典や文法問題から始めました。岐阜新聞に大きく出ていましたね。皆さん出来たと思ってはいますがどうでしょうか。

 出来るお子さんは単元テスト、完成テスト、一部予習までやって終えました。問題はそこまで出来なかったお子さんです。問題は色々あるかと思います。今年はコマ数を多くとってもらうためにプレ講習を例年より早く始めました。7月は3週間、8月は全部で週2回の方は14コマあります。ですからこれ以上が講習費になる訳ですがしっかり取られた方もいれば極端に言えば全く取らなかった方も見えます。しかし、14コマはあるわけですし新しく入塾された方は無料券が4コマ分ありますから全部で18コマあることになります。ですから一コマ金額をそれ以上増やされた方は掛け算をすれば金額が出てまいります。結果、それで満足された方やそれ以上取られた方もいますが結果は教材の進捗状況を見れば一目瞭然であります。

 さて、このようにして高校進学をしてもその後大学進学となりますとどうでしょうか。ほぼ全員の方がいかれるということにはならないです。ここに先日発表になった全国の大学進学率を表した表がありますので参照ください。
http://president.jp/articles/-/19970?page=2

 この記事はPRESIDENT Online の記事でありますが不思議なことに学力テストなどで優秀な石川県、福井県、秋田県の進学率は何故軒並み低調なのでしょうか・・・。岐阜県におきましては表の通り45.19%の進学率になります。

 実際には大学に進学せずに留学される方や専門学校に行って資格を取るという方が多いのも事実です。一昔前には介護関係が非常に多かったのですが給与や待遇面での改善が見られないということで見送られる方が多いです。反面多くなったのは医療関係でも医学部、看護師、薬剤師、医学療養士などが人気です。しかし、一時ほどの理系べったりと云う感じはなくなりました。昨年あたりから就職率は理系より文系が勝ってきて逆転をしてきたからです。ですがやはり上記職種や教職を含めた公務員などは相変わらずの人気を誇っています。

 一方専門学校の方は二通りあります。一つは高校を出て働きたくないという方や兎に角資格を取るという方が多く見えます。現在の労務関係は正規社員は少なく非正規社員はどんどん増えています。そういう観点から考えますと欧米イズム的な会社に定年までとか愛社精神とかはあまり今の時代通用しないのかもしれません。そうしますと考えれることは一つ。何をもって生涯の自分の職業とするかと云うことではないでしょうか。女性は結婚し子育ちが終わると職場に帰ろうとします。その時の職業はと云いますと資格を持っている場合とない場合では特に職業に就くにも格差が出てまいります。それは高校を卒業して働く方や大学、専門学校いづれにしても資格があれば有利なことはありません。男性にしても同様で得意な誰にも負けない技量を持つ必要があります。

 凡そ一昔では家庭に資金的な余裕があれば大学(すべてではありませんが・・・)と云う考えが多かったのも事実です。ですから学力の世界にもかなりな格差があったことは事実ですし今もその傾向は続いているかと思います。

 ですからここで問題になるのは自分は将来何で飯を食っていくんだということなのですが現段階ではよく分からない。親から言われたから取りあえずそうしておこうかと云う子が多いのも事実です。教室に無料体験を申し込みにお見えになった時将来の夢をお聞きしますが明確に答えることができる方は1割も見えません。高校生に置いてもよく分からないです。比較的理系に進まれる方は近いことを云っている感じがします。しかし、文系に進む方は何処か就職ができればいいという方の多いこと。

 数年前になりますが某国立大学に合格して卒業をする予定の女性講師が大学を卒業したら専門学校に行きますと云って本当にそうしてしまいました。ある方はこのままでは就職ができないので教職課程を獲るために教育学部に編入しますと云って現在教師になっている方も見えます。
 
 それぞれに考え方が違うでしょうがどちらにせよ自分の将来については真剣に考えておきましょう。自分を守るのは結局最終は自分しかありませんし、戦うのも自分しかありません。どうか中学生の皆さんはこの夏経験した勉強を礎にしてステップアップして欲しいです。高校生の皆さんは大学受験の学部は就職と直結します。是非真剣に選択ください。中学生は実力テスト、高校生はセンター試験の受付が始まります。此処からが本当の勝負です。気分的に一番ダレル時期でもあるのです。頑張りましょう。

<今日の言葉>
『生きる上で最も偉大な栄光は決して転ばないことではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある。』
                        ネルソン・マンデラ

<今週のYouTube>
私の好きなシンガーで森田童子の『君は変ちゃったネ』
https://www.youtube.com/watch?v=Zf3HnyPtSE4


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<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


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