★甲子園
高校野球が始まりました。私の母校は三回戦で第一シードの帝京第五高校に2-0で敗れました。今年はシード校でもなかったし打線がよかったのですがピッチャーが悪いと聞いていましたが案の定打ち勝つ野球で進んできましたがベスト8にはいけなかったです。応援団は疎らで相変わらず冷たいというか正直というかスタンドはガラガラでした。しかし、結果は負けましたが二年生ピッチャーを出してエース温存で頑張ったのですが来年に期待が持てる一戦であったようです。私の夏は終わりました。
半面阪神に入団し6年目になる後輩の秋山拓巳投手が8勝目をあげ今年最後という最悪の状況で頑張っています。こちらは高知の藤川球児のお陰だともいわれていますがともあれまずは上々です。
さて、塾の方では夏期講習が21日(金)から始まりました。長い夏ですが終わってみればアッというほどの短さに驚かされます。一番のんびりしているのは中学1年生、2年生でしょうか・・・。しかし、力をつけるのはこの時期が最高であります。問題もこの2年生までの問題が圧倒的に多いのは事実であります。
私は夏というと野球のことしか頭にないのですが今日は大学時代の苦い思い出を書いてみたいと思います。卒業して遠い昔になりましたので書けるようになりましたがそれまでは心の中で封印されたままでした。
私は学生時代文芸部に所属していました。当時の大学名古屋大学、愛知大学、愛知淑徳大学,椙山女学院大学、市邨女学院大学や色々な中京圏の大学で構成された『鯱門文学サークル』というものが設立されて読書感想会などに招待され話をしていたのですが私はそこでそれなりの話をしていましたが名古屋大学でのことでした。小林多喜二の『蟹工船』について議論が伯仲したことがいまだに忘れることができませんでした。当時私は純文学を追い求め吉行淳之介や遠藤周作、小島信夫、安岡章太郎、阿川弘之、庄野潤三などの作品を追い求めていました。半面水上勉に代表される大衆小説には見向きもしませんでした。見向きもしないどころか小説と認めていない自分がいました。
当然のごとく小林多喜二の『蟹工船は』共謀罪でも最後の写真が公開されていましたが小説ではないプロレタリア文学であると話したのです。しかし、名大生はプロレタリア文学も文学であるということで私が集中攻撃を浴びることになりました。ブログやTwitterで言えば今なら炎上ということになるのでしょうか・・・。
しかし、この小説は1928年文芸誌『戦記』に発表された小説です。主人公はいません。労働者が主人公であります。
夏の暑い盛りに名古屋大学での交流会に参加した私は随分叩かれたのですがもっとも私自身は文学は純文学以外は受け付けない環境でしたので相容れることはなかったのです。ですから議論伯仲で互いに折れることはなかったのですが多勢に無勢で押され悔しさを我慢していた時でした。同行していた彼女が
「個人攻撃をするのは卑怯よ」
そういって救ってくれたのでした。
彼女のこの言葉は今も数十年も経っても忘れることはなかったです。彼女とのことは学生時代の思い出に終わりましたが大垣城でお別れをしたのですが
「大人でしょ、我慢して・・・」
昨年大垣城まで行ってきました。その当時とは様子はかなり違いましたがそれでも学生時代を思い出させるお店もあって懐かしかったです。もう二度と東海地方には来ることはない、特に岐阜県にはまずないと考え四国に帰り高松で就職いたしましたが転勤転勤18回で何時しか岐阜に舞い戻り家を建て親戚までできるようになり先祖のお墓も無縁仏になりますので縁あって改宗せず延算寺に移設することができました。故郷の住職とこちらの住職は高野山の同級生ということでたまたま近くにお見えになりそのご縁に感謝いたしています。
縁とは不思議なもので何故か岐阜に帰って来たのです。京都、東京にも転勤のお話はいただきましたが体調が悪く(一時はそういうことでお断りしていました)結局会社務めは辞めたのですが何故かこの岐阜地方に舞い戻ってきたのは一体なんであったのでしょうか・・・。彼女は大学の同窓会には出てはきませんが噂はいつも私に向けられるのです。そのたび寂しい思いを致しますがお元気に過ごされているでしょうか。四国まで来てくれたことを思い浮かべますが苦い夏の思い出になってしまいました。そして彼女が四国に来たのも夏休みでした。
さて、塾の方は今月いっぱいは夏期講習の生徒を募集しています。これは集団塾ではありませんので参加したところからスタートですからいつでも申し込みはできます。増えればスタッフのシフトを増やすだけですのでもしやる気があるのでしたらまだまだ受付は致します。来月からはテスト対策に変わりますので今のうちにできれば特典を活かして参加されるといいかと思います。
学習塾の講習は1年生からの復習です。逆に1年生で悲惨なん成績を取られた方はドキッっとされたかもしれません。また中期の二期生の方は通信簿がありませんので面談だけで終わったと思いますが小学生からの脱皮を一日も早くしてください。よく見てみてみますと勉強の仕方が小学生のやり方を続けている方の多いこと。これでは最初の点数は取れても前期末や二学期末の成績は悲惨になることは目に見えています。今からその対応を考えておく必要があるかと思います。
長い夏も生かすも殺すも自分次第です。古い歌で恐縮ですが鶴田浩二の演歌で『傷だらけの人生』ってありますがその中のセリフ
「右も左も真っ暗闇じゃございませんか・・・」
私のおはこの一曲ですが将に自分で戦うしかありません。親に言われ、友達に言われ塾を選択することも大事かと思いますが決めるのはあなた自身です。この夏大学、高校のキャンパス巡りをされると思いますが表面的なことだけに心を動かされなくて本質を見定めていくことが大事です。高校は先週書きました『通過駅』です。誰も通っていない獣だけが通った道を『獣道』といいます。その道を頼りに自分で判断していくしかないのです。
『悔いのない夏』を過ごされることを祈っています。
<今日のことば>
『自分のショーは自分で演出する』
シラー
<今週のYouTube>
谷村新司『22歳』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=SjGz5pTqRo8
夏期講習募集中7月28日まで!
無料体験実施中!
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170
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