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流れ星

2016-10-12 11:11:11 | 小説
一人ぼっちで見上げた夏の夜中の空の星。

星を眺めていると寂しくなくなった。
大事なひとと一緒に寝転がってみた流れ星。
星を見たときのことは忘れない。

イエスとノウ

しか言わないジョン。

子供じゃないんだから。

何か喋れよなんて言って喋るわけない。

自分から喋って見本みせなきゃなんないのに。

喋らないのは心が閉じちゃってるのだけど、

一切開かない。

大丈夫?

一緒にいないほうがいいんじゃない?

改良型の人工知能ジョン・メアリーはこんなことができるように、なったよと言って股間を、まさぐった。
改良型はより人間の感情に近づけるために、人間と同じ欲望を擬似的に模倣させている。
ジョンはアンドロイドアームをスムーズに、上下させて股間の擬似性器を擦り続けた。

ジョン、いいからやめろよ。

それのどこがいいの?

それはオナニーといって本来の目的から逸れた行為なんだよ。

人工知能ジョン・メアリーのアンドロイドの擬似顔面皮膚が紅潮して弛緩するのが、わかった。

マサチューセッツの奴ら、ジョン・メアリーに何をさせたいんだ。僕はイライラがつのり怒りが抑えきれなかった。



──吉高浩司──
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