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骨伝導ヘッドホンってどうなの? その後

2008-05-19 01:23:23 | その他
以前に『骨伝導ヘッドホンってどうなの?』で、骨伝導ヘッドホンのインプレッションを書いたが、その後いろいろな場面で使ったみたのでご紹介したい。

まずウォーキング時での利用について。
交通量がそこそこ多い二車線の旧甲州街道でのウォーキングに利用してみた。
Fisherの骨伝導ヘッドホン(Z-GH1)に直接iPOD nanoを接続した。
iPOD側はフルボリュームだが、満足のいく音量を得られた。
また後ろから近づく自転車の音も聞こえ、安全面にも効果があることが分かった。

次に電車内での利用について。
同じくiPOD直接接続、フルボリューム利用で、やはり満足いく音量が得られた。
車内アナウンスも聞こえるし、周りの話し声も聞こえる。
車内アナウンス時にヘッドホンを外さなくて済むのがいい。
骨伝導ヘッドホンの気になる点のひとつとして指摘されるのが音漏れ。
車内で迷惑になってないか、音楽を止めずに外してみて確認をしてみた。
通常はこめかみあたりに装着されているスピーカー部分から、はっきりと音楽が聞こえる。
しかし手で塞いでみるとあまり音は聞こえない。
車内での様々なノイズからすれば、あまり気になるほどの音漏れはないようだ。

次は地下鉄で利用について。
地下鉄ではさすがにiPOD直接接続、フルボリューム利用では満足な音量は得られなかった。
そこでヘッドホンのスピーカー部分を動かし、耳の上にかぶせるようにしてみた。
実はこのヘッドホンではこういう使い方も出来る。
この場合は骨伝導ではなく、通常のヘッドホンとして使っていることになる。
地下鉄でも音量は充分得られた。
なお、この使い方だと音質もだいぶ変わる。
高音が逆にちょっと強調され過ぎぐらいの金属的な音となる。
しかしアコースティック・ギターのコード・カッティングやドラムのハイハットの音がリアルな感じがして、結構いい。
スピーカー部分を移動することにより、フレキシブルな使い方が出来て便利だ。

さて、最後は自転車での利用について。
今回は携帯とヘッドホンの間に先日紹介した「オーディオボーン対応携帯電話アンプ パワーウーハー 」を接続して聞いてみた。
携帯側はボリュームは絞り気味で、アンプ側をフルボリュームにしてみた。
音量は全く問題ないし、かなり余裕もある。
多摩川の土手沿いを走ったが、音楽を聞きつつ、後方から近づく自転車の音が聞き取れた。
しかし、2時間ぐらい走ったので汗をかき、スピーカー部分が濡れてしまった。
一応、OEMのゴールデンダンスのホームページによると防滴仕様らしいのだが、防水仕様のAQUAとは違うので、ちょっと気になった。
さて、6月より道路交通法が改正され、ヘッドホンを装着して自転車に乗ることは禁止されるらしい。
しかし骨伝導ヘッドホンは耳を塞がず、外の音が聞こえるものだ。
法律的にはどう判断されるのだろうか?
主旨からすると問題が無いはずだが、実際にはどうだろうか?
このあたりはとても気になるところだ。


骨伝導ヘッドホンってどうなの? Part 3


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