廃墟賛歌ブログ

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廃道リポート:元名の石切道~中編

2014-03-07 01:55:36 | プロダクション・ノート
国内初の廃道DVD『廃道クエスト』リリースから1年、
新作廃道DVD『廃道ビヨンド』をリリースしたので、
作品に収録した物件の探索リポートをアップしています。



前回からアップしている千葉県の鋸山の廃道。
今回は山頂付近の様子です。

元名の石切道

今回はあまり航空写真は役に立たないエリアですが、
一応記事をお読みになる目安として添付しておきます。





元名の石切道

前回の最後にアップした隧道は、石井さんいわく
「千葉県の隧道の中ではかなり質のイイ隧道」ということで、
気分がよくなったのか、半倒木に乗ってご機嫌のご様子。
確かに隧道は魅力的な隧道でした。





元名の石切道

航空写真のだいたいE地点。
隧道を超えると、道は傾斜がきつくなりだし、
だんだん頂上に近づいているのを実感します。
また、このあたりになると石畳も殆ど確認できなくなってきます。





元名の石切道

そして突然目の前に現れる石切り場跡。
木立の中に、明らかに人工的に削岩した岩肌が見えます。





元名の石切道

いろいろと講釈をしてくれる平沼さん。
人が入ると石切り場の規模が分かると思います。
やっと石切り場へたどり着いたので、ここで一休み。





元名の石切道

ついでに昼食をとります。
廃道での昼食は、殆ど立食。
平沼さんに初めて廃道へご案内頂いた時に、
探索の前に食事を仕込んでいく、
というのは当然だと思いましたが、
その食事のことを「行動食」と言っていたのにはびっくりしましたが、
今では、撮影の出発前に、普通に「行動食の仕込み」、
と自分も言うようになりました。(笑)





元名の石切道

行動食を食べながらあたりを見回すと、
更に山の上へと続く道らしきものが見えました。
左側には滑り台のような構造が、
そして右側には階段状の構造がありますが、
この場所はあまりにも急斜面なため、
前回の記事で触れた車力を使っての運搬ではなく、
左側の滑り台状の「樋」を使って、
採石した石を滑り落とした施設の跡だそうです。
手間のかかることを。。。





元名の石切道

さっそく作業道を登り始めるお二人。
樋のある急坂を登りきると、その先は更に急な山道が続き、
所々石段が残っているものの、
殆どは過激な急斜面の山登りでした。
そして行き着いた先には、





元名の石切道

航空写真のE地点より右に行ったところ。
先ほどの石切り場より更に古い時代の石切り場が。
表面に繁殖した植物の量が、時間経過を物語っています。
先ほどの石切り場に比べると規模が小さいので、
それほど質のいい石が産出しなかったんでしょうか。





元名の石切道

苔むした石切り場からさらにちょっと登ると、
この鋸山の廃道探索の中で、唯一見晴らしのよかった場所へでます。
鋸山のほぼ頂上付近から南を眺めた光景です。
画像右上寄りの山間にちょこっとだけ道が見えますが、
これが富津館山道路の一瞬トンネルが途切れたところです。

ここで一旦前回の記事でアップした隧道まで戻り、
隧道の手前から左折して、新しい時代の石切り場へ向かいました。
航空写真のE地点まで戻り、今度は左へ行く感じです。





元名の石切道

その途中の山中に狸掘りのような穴が、
ぽつんと口を開けています。





元名の石切道

近づいて見ると、前回アップした隧道程ではありませんが、
そこそこの大きさがあり、
少し腰を屈めれば、奥へ進めるくらいのサイズです。
しかし30メートルくらい進むと完全に閉塞。
果たして土砂崩れなのか、またこの地点で掘削をやめたのか。
また、隧道にしては狭く、
左側半分だけ高く掘削しているのも謎です。





元名の石切道

そして隧道のすぐ横には、大規模な切り通しがありますが、
こちらも巨大な岩石で完全に閉塞。
採掘終了後の自然災害による崩落のようですが、
これだけの大規模な崩落なので、
その瞬間は凄いことになっていたんだと思います。



一年ぶりのは廃道新作DVD『廃道ビヨンド』
2014年3月4日 release !

廃道ビヨンド


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