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宗家の三姉妹(映画)

2015-12-12 | 映画・演劇

アルコの忘年会以来風邪が酷くなりバイト以外は家に閉じこもっていた。かなり咳も治まってきたので立川シネマで午前十時の映画祭の「宗家の三姉妹」を見てきた。

宗家の三姉妹は中国では有名な人物で、日本でもNHKでドキュメンタリー番組が作られたそうだが、私にとってはマルで知らなかった人々。この作品は1997年に公開されたそうだが今回初めて見た。

三姉妹が大富豪夫人、孫文夫人、蒋介石夫人として、中国大動乱の中を主役の側で生き抜いてきたドラマチックなストーリー。

中国の国民党と共産党の内戦は孫文が亡くなった後の昭和2年ごろから始まり、その隙間を縫って日本軍が中国に進出して行った。日本軍より共産党掃討戦に向けた蒋介石の敵意が凄い。

もう一歩で共産党を壊滅できるところまで追い込んだにも拘らず、西安事件で国共合作せざるを得なかった蒋介石の悔しさが伝わってくる。

台湾を舞台にした直木賞受賞作の東山彰良の「流」を読んだが、このストーリーにも国共内戦が脈々と流れている。この小説を読むと中国人の猛々しさがヒシヒシと伝わってくる。前に韓国人の猛々しさを表した映画を見たことがあるが、日本人は優しくなり過ぎたかな?(クダラナイ感想)

清王朝から中華民国へと移る時代の中で、「一人は金と、一人は権力と、一人は国家と結婚した」と謳われ、近代中国史に大きな影響を与えた宋家の三姉妹を描いた伝記映画。

20世紀初頭の中国。アメリカ留学から帰国した宋家の三姉妹は、新しい時代を夢見ながらも、それぞれ全く異なる結婚相手を選ぶ。長女の靄齢は財閥の御曹司と結婚し、中国経済を左右する大財閥を築く。次女の慶齢は革命家・孫文と共に情熱を燃やす。そして、三女の美齢は野心溢れる軍人・蒋介石に嫁いで行く。だが孫文の死後、革命の遺志を継いだ慶齢は、美齢と対立するようになり、その後に続く激動の時代の中で、三姉妹の絆は次第に綻びてゆく。

GIRASUNとサントさんの写真が余りにもキレイなので、帰りに殿ヶ谷戸庭園に寄って来た。

入口にまだススキが咲いていた。俳句の季語に花ススキとか枯ススキ、枯尾花とかススキを表す言葉も色々あるようだ。

一週間経つと鮮やかさが随分落ちる。

晩秋ですね~。

今日は結構暖かく、GIRASUNに教わったICレコーダーの音楽を聞きながら、図書館で借りた本を読みながら一時間近く座っていたが贅沢な気分でした。イヤホンを耳に入れていると回りが気にならない。流石に日が当たらなくなると寒くなるので退散。

殿ヶ谷戸庭園の年間パスポートが280円とはビックリ。4年振りだったけど山に行けなくなったら通いたくなる場所でした。

明日のアルコの例会山行に参加したかったが天気予報悪く月曜に順延。月曜はバイトがあり残念…。

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