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母の日礼拝 コロサイの信徒への手紙4章2節

2017-05-17 15:00:08 | 子どもたちに福音を

【目を覚まして感謝を込め、ひたすら祈りなさい。】
 
 聖書の中には時々「目を覚ましていなさい」という言葉があります。もちろん、〝寝てはいけませんよ”ということではないと思います。寝てはいけませんという意味だとしたら、私たちはいつも寝ていますし、人は寝ないと死んでしまいますからね。だからそういう意味ではありません

 だから、どういう意味かというと、「目を覚まして感謝を込め」とありますから、感謝するということです。「ありがとう」って言えるようにしましょう。私たちは案外、「感謝すること」を忘れています。

 私たちは何に感謝すれば良いのか。一つ目はお母さんです。私たちは皆、お母さんから生まれました。5月14日は何の日かというと、「母の日」ですね。
 お母さんに感謝のお花を送る日です。どうしてそうなったのか。

今から100年以上前になりますが、

 アメリカのバージニア州のある教会でのお話です。アンナ・ジャービスさんという女性がいました。きっと、5月の今頃だったのだと思います。日曜日の礼拝のある日の朝早くにアンナさんが教会に行って、その日の礼拝の為に、前にお花を飾って、窓にもお花を飾って、入り口にもお花を飾って、あっちも、こっちもお花を沢山飾ったそうです。だから、その日、礼拝に来た人達がびっくりしました。なんだ、教会が花だらけになっているよ。どうしたんだろう、どうもアンナさんが飾ったようだよ。

 アンナさん、「一体どうしてこんなに沢山の花を飾ったのかい」って聞いたら、「ハイ、実は今日は、お母さんが亡くなって丁度2年目なのです。だからお母さんに「ありがとう」という思いを込めて教会をお花でいっぱいにしました。」
 この言葉に、教会の人達が感動して、沢山の場所で「アンナさんはお母さんに感謝して教会堂を花で一杯にしましたよ」と伝えました。この話はとてお評判になりました。評判になるだけではなく、ついにアメリカの国会でもこの話が取り上げられて、5月の第2日曜日を「母の日」にしましょう、と決められていったそうです。
 
 この母の日のお祝いを日本に伝えたのが、アメリカからキリスト教を伝えるためにやってきたドレーパー先生、の奥さんのマイラ・ドレーパー先生です。マイラ先生がね、青山学院という所で、母の日の礼拝をしたことが知られています。(この話のマイラ先生のところは資料的に確かです。アンナ・ジャービスさんの話はいわゆる諸説あります。)

 皆さん、教会の横に幼稚園があります。幼稚園の名前なんというか知っていますか?ドレーパー記念幼稚園と言いますね。母の日を伝えたドレーパー先生ご夫妻の娘さんのフランシス、ドレーパー先生から付けられた幼稚園の名前です。だから「母の日」と幼稚園はとっても深い関係にあるんですね。

 皆さん、だからね、聖書にも「どんな時でも感謝しなさい」って書いてありますけれど、どんな時も感謝する。それが、目を覚ましているということでしょう。
 
 感謝して、目を覚ましていないとどうなるのか、不満と不安で一杯になります。世の中の沢山の人達が不満と不安で一杯です。

 だから、どうするかというと、例えば物を買うわけです。昨日もねちょっと、引き出しを掃除しようと思って明けたらね、昔買ったデジタルカメラが三つ出てきました。どれも壊れて動かないのです。壊れているのに、なんだかもったいないなと思っても中々捨てられない。
 
 捨てられないというのは、どういうことかというと、物があった方が安心だと思ってしまうからかもしれないな~と思います。私たちが生きていくために必要なものはそんなには多くないというか、本当はとっても少なくても十分生きていけるのです。でも、どうしても、あれも欲しい、これも欲しいってなってしまって、気が付くと物が一杯になってはいませんか。

 目を覚まして感謝を込めて、というのはシンプルで、少ない物で自由に、素敵に生きていくことかもしれません。
 
 目を覚まして感謝を込めて、今の自分に感謝して、そしてひたすら「祈りなさい」とあります。

 祈るってどういうことかというと、「心を明け渡す」ということです。今、私がお話しているでしょう。でも、皆さんは聞いているようで、きっといろんなことを考えていると思います。礼拝終わったら何しようかな、さっきのテレビ面白かったなぁ、今日のお昼は何食べられるのかな~ まあ、私たちはいつもいろんなことを考えてしまうのです。

 だから、祈るというのは、「神様、私はいつもいろんなことを考えてしまいます。そして、いつの間に感謝していません。だから、お祈ります。神様ありがとうございます。」と出来れば声に出して正直になることです。
 
 私も一緒懸命に皆さんの為に祈っていますけれど、どうぞこの一週間も目を覚まして、感謝して、そして祈れる時としていきましょう。お祈ります。
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きいて!きいて!
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