ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ポップアップグローブで真夏の夜の夢

2017-12-07 | 映画・文化
塔が見える見える

競馬場のクラッシックな造りにマッチしてる?


今夜が初演だったポップアップグローブへ。

@エラズリー競馬場


老人ホームのバンからはご老人たちがぞろぞろ降りてきました。

シェイクスピアですもんね、ご老人も気になる


入場するとパティオが設けられており、

飲んだり食べたりおしゃべりしたり~


こんな人もフツーに通り過ぎていくし~(笑)



とうとう参上

去年のシティーでやっていた時は夫が長期で日本におり
タイミングが合わず、エラズリーでデビュー


ポップアップグローブはマイルス・グレゴリー率いるNZの劇団で、
400年前のシェイクスピア劇場だったセカンドグローブ劇場を
1枚のスケッチから世界で初めて原寸大に仮設劇場として復元し、

(※ウィキより)


古(いにしえ)の人たちと同じようにシェイクスピアを楽しもう

という相当野心的な企画


仮設とは思えないほど凝った復元に見えます。



全体はこんな感じ。これはメルボルン公演の劇場。

10月に行った時には上演中でした。


1階の立ち見がなんとも新鮮

上演中も役者の問いかけに観客が返事をしたり野次ったり(笑)


みんなビシバシ参加して一体感ハンパないっ

始まりからしてこうですから
触ったり声かけたり写真撮ったり(笑)


インハウスの全員男性からなるバッキンガム・シアターによる

美しくも


ハチャメチャで(笑)



とことんNZな真夏の夜の夢

なんでマオ(リ)ちゃん


衣装の絢爛豪華さ



99%の観客が理解できないはずなのに

マオちゃんたちが完全にマオリ語で通し


マオリの正装+鍛え上げられた身体の美しいこと

何度もバック転決めるし~


ともあれ、
許されぬ恋や実らぬ恋に苦しむ2組のカップル
演劇集団の建設作業員
マオちゃんたち


こんな衣装にコロコロ付きのスーツケースで駆け落ちとか


この3つのグループのオムニバスで前半が終わり、

さすがに夜も深まってきました。


後半は3グループが

入り乱れ


呪いの掛け合いで

ハチャメチャな筋書きがさらにメチャクチャになり(笑)


その間にも役者たちが変わりばんこで演奏もこなし



1人何役もの大車輪



彼は



彼女だし(笑)



手前の赤い衣装の夫役の領主と黒い衣装の家来は



彼と



彼だし(笑)



そして最後はみんな腰に手がいって



お約束の

ハカ
(※そこかい


上演も、そのうち劇場も

跡形もなく消えていくのかと思うと
なんとも不思議


劇場が自前なところはシルクドゥソレイユ
マオちゃんが自由闊達なのはオカレカっぽ~い

この手のものに詳しくないなりに、単純にそう思った
楽しい一夜でした。


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