入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’16年「冬ごもり」 (12)

2016年12月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 里にいては、このブログに使えるような写真を写すことができない。そんなわけで、昨日は古いアルバムを取り出してみたが、あまりここで使えるような写真はなかった。理由は、手頃なカメラを持っていなかったから当然、写真を撮る機会も少なかったのだ。
 あのころは、まず山行の費用、そして道具・装備で、なかなかカメラにまで乏しい金を回す余裕がなかった。食料だって、せいぜいインスタントラーメン、うどんくらいで我慢していたと思う。それがいつの間にか山ですき焼きをしたり、最寄りの駅の近くで焼肉屋に入ったりするようになり、Nのようにそれを堕落だと考える男もいたようだ。
 
 ある山行で、結婚間もないCが、年若い新妻に一緒に山に連れていけと泣きつかれ、何とか受け入れてくれろと頼み込んできたことがあった。もちろん最初は断固拒否した。山の楽しみは「休憩と、宴会だ」と言ってはばからぬCが来るだけでも、実際は負担だったのだ。と言って、おかしなことになっても困ると最後は折れた。そして条件を出した。それは、すき焼きで宴を張るからその一切をC夫婦が持ってこい、というものだった。Cは快諾した、と思う。
 確かあの時は、屏風の1ルンゼ押し出しの辺りでキャンプした。1日遅れてひとりで来た件の新妻を、若いHがかつて同級生だったということで横尾まで迎えにいった。なぜCが行かなかったのかも、登攀をしないC夫婦がどういう加減でそんな場所にまで来ようとしたのかも、今では謎だ。
 その夜、火を焚いて盛大なすき焼きの宴が始まるはずであった。ところが、なんと!彼女は肝心の肉を忘れて来たのだった。その時の写真ならあるが載せない。

 昔の黒部の釣り師は、入谷に際しては米、味噌、ガーリックしか持たず、それで幾日もを過ごしたと本で読んだことがある。

   振り返る 過去はおぼろや 冬ごもり  - 暴風雨ことTDS (このご仁も、山ではよく荒れた、クク)

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