入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「春」 (33)

2017年05月05日 | 入笠牧場からの星空

               Photo by かんと氏

 昨夜も、月が西に沈みかけると闇はさらに深まり、つれて夥しい数の星が待っていたかのように夜空に見え出した。それは、好奇心旺盛な小学生のMANA-chanと中学生のNOZOMI-channの願いを聞いて、望遠鏡で半分ほどに欠けた月のクレーターを眺めてから、まだそれほど経っていなかった。月の光は西の空に残っていたはずだが、それでも大気の状態が良く、気温もかなり落ちていたから、次第に深まる背後の漆黒が星々の輝きを強め、"full of stars!"の星の海が広がっていった。

 きょうの写真は、さそり座のα星「アンタレス」と球状星雲「M4」。またしても、かんと氏の実力、入笠牧場の実力が発揮された1枚で、こういう素晴らしい天体写真をこの独り言に掲載できることは大変に光栄で、本当に有難い。
 望遠鏡と赤道儀を三脚に据え付け、ファインダーと主鏡を合わせ、複雑な配線をしながらPCと接続し、北極星に極軸望遠鏡を合わせ・・・、撮影が始まれば、雲を気にしながら寒さに耐えて一晩中起きていなければならない。どれほどの忍耐と、努力と、神経がこの写真には込められていることか。

 いろいろな場所で、星空が観光資源として利用され、情緒的な言葉を使った宣伝が盛んに行われている。この独り言にも「無窮の遠(おち)」とか、「星の狩人」とか、「銀河鉄道の始発駅」とか懲りない言葉を今も使っている。実際の観測はそんなものではない。それを知っていても、星空は感性をくすぐり、心を揺さぶるから、どうしても感覚的で浮いた言葉になってしまう。
 軟派な恋人たちは放っておいて、子供たちにはここでの星空観察を生涯の思い出になるようにしてあげたいし、硬派な観測者には今後も入笠牧場の実力に挑んでもらいたい。
 かんと氏の実力は、カテゴリー別「入笠牧場からの星空」でご覧ください。

 5月の大型連休、小屋もキャンプ場も余裕がありました。いい季節になります、お出掛けください。とりあえず、カテゴリー別「H28年度の営業案内」「続H28年度の営業案内」を参考にしてください 


 



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