
ゴールデンスランバー - goo 映画
伊坂幸太郎の、第5回本屋大賞&第21回山本周五郎賞をダブル受賞したベストセラーを、
中村義洋監督が映画化した作品です。
伊坂幸太郎って、今、かなり作品が映像化されている作家ですが、
中村義洋監督は、彼が映像化に関して最も信頼を置いている
映像作家と言われています。
私、伊坂&中村のゴールデンコンビは、今回初めて観たのですが、
なんとなーくそう言われる理由が分かった気がしました。
”こっち行きたい”っていう方向性が似てるのかな〜
って、感じたのですよね。
ストーリーは、首相暗殺犯に仕立てられた平凡な男が、
仙台中を逃げ回った2日間のお話。
その合間に、陰ながら彼を支援する元恋人のエピソードとか、
大学時代の仲間の思い出とか、様々なエピソードが加えられていて、
逃亡劇を中心にしながらも、肝は人との信頼を描いた
ヒューマンストーリーになっています。
伊坂作品といえば、私は、ちょっとキザなくらい気のきいた台詞と、
きれいに張り巡らされた伏線、というイメージがあるのですが、
この”伊坂らしさ”が、中村監督の場合はきれいに残っている感じがしました。
「よくできました」とか、「痴漢は死ね」とか、
「ちゃちゃっと逃げろ」とか、
小説でも大事にされていただろう言葉が、
映画でもとても印象的に表現されていましたね。
ラストのエピソードまで、収まるところに全てが収まって、
すごーくよく出来ているお話。
だからこそ、この良く出来た話から一歩逸脱してしまうような
何かに引きずられちゃうような話も観たい、と思ってしまう私。
欲張りっすかね(苦笑)









