硝子戸の中でのひとりごと

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タイトルは漱石より拝借☆

いざ下関へ! その2

2015-03-14 22:13:56 | 山口
下関2日目。
予報「暴風雪」にビビりながらも、吉田&長府へ。

妹が運転してくれるというので、利便性と寒さへの対策で、
レンタカーを借りました。

まずは、吉田エリア。
目的地は東行庵です。

東行庵そのもののホームページを見て行かなかったこともあり、
全体像を把握せずに出かけたのですが…すごく立派なんですね。
東行庵と記念館のほか、美しく整えられた東行池、
最近作られた高杉晋作銅像、まさに満開だった梅園や歌碑、
それから高杉東行陶像。
  

雪は降らず、むしろいいお天気で寒空に梅が映え、
とてもきれいだったのですが、時々吹く強風が冷たくて閉口。
でも、見応えたっぷりで、満足な感じでした。

ちなみにここでは、駐車場にある売店で売っている、
餡餅を紫蘇の葉でくるんだ「晋作もち」の焼きたてを購入。
ふわっと梅紫蘇の香りがして美味しい!
これはなかなかおすすめです。
(ちなみに妹は、梅ソフトも購入)

で、ここから別のスポットも…と思い、奇兵隊屯所のひとつで、
隊士が切ったと伝わる首切り地蔵が残る法専寺へ。

しかし、これが思った以上に大変でした。
何せ目印がない! 場所がわからない!
散々迷ってようやく細い石段があるのを見つけました。


行ってみると、梅の美しい、素朴ないい感じのお寺でしたが…
いやいや、あのわかりづらさには参りました。

そして長府へ移動。
駐車場が安いので、車は置いて歩いて散策することに。

まずは腹ごしらえ。寒いし早く入ろう!と入った「司額 拉麺」。

帰って検索したら、2月にオープンしたばかりの新店だったそう。
まろやかで美味しくて、なかなか当たりでした。

お腹がいっぱいになったら、いざ、観光。
第一の目的地は、功山寺。
山門は残念ながら修理中でしたが、見事だったのが仏殿。
檜皮ぶきの屋根のカーブが美しくて感動。
かつて同じように屋根の美しさに見惚れた、鎌倉は円覚寺の
舎利殿を思い出しました。
実は鎌倉期後期の唐様(禅宗様)仏殿で、円覚寺舎利殿より
古いものだったんですね。なるほど、すごいわけだ。
でも、私の記憶もまんざらではないな(笑)
 
お庭の美しい書院と法堂もの中も拝見、功山寺挙兵の
高杉晋作像もしっかり見て、大満足でした。

続いて長府毛利邸へ。

ものっすごく広い邸宅。しかし気候のせいか強烈に寒かった!
ここは気候のいい時にのんびり来るのがいいでしょうね。

風情ある城下の街並みを通り、国分寺跡を通過して覚苑寺へ。
  

長府毛利家の菩提寺だけでなく、狩野芳崖の像がある、
というの点に珍しさを感じました。
それから、乃木希典の像があったり、和同開珎の鋳造所が
周辺にあったことから和同焼の窯元もあり。
いろいろ興味深いお寺でした。
 

次は、乃木神社へ。
乃木さんのご実家が復元されていたり、夫妻の銅像や
資料館があり、けっこうしっかりと見どころがあります。
 

そのあとは忌宮神社へ。
時代はぐっと遡り、仲哀天皇や神功皇后ゆかりの神社です。
何が印象に残ったって…鶏! しかも雄叫びあげるあげる!
そして家? へ戻るように促されるときちんと戻るという…
鳥って賢いですねえ。
 

さて、この日の夜は彦島の「たまや」で河豚のフルコース。
お造り、焼きとゆでで味わう白子、てんぷら、鍋、雑炊など
どれも絶品でしたが、一番感動したのは白子入りの茶碗蒸し!
茶碗蒸しがあんなに美味しいとは!
ひれ酒もいい香りで味わい深く、大満足でした。
(使われているお酒が、奈良の万代生長! びっくり!)
 

2日目の万歩計歩数は、20516歩。
車を使った分は少ないですが、やはり2万歩超えでした。


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