☆・。.・☆写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 愛犬のハートリーと共に瀬戸内の岩国から…… 茅野 友

梅雨晴れ間

2017年06月09日 | 季節・自然・植物

 気象庁は6日午前、九州北部および山口県が梅雨入りしたと発表した。平年より1日遅い梅雨入りであった。翌7日には、律儀にも1日中小雨が降ったが、その後は雨は降らず、4日目の今日(9日)は朝から五月晴れのようないい天気である。

 こんな日のことを「梅雨の晴れ間」というが、俳句では「梅雨晴れ間」といい、夏の季語だという。今、裏庭の自称・東屋の下でこのブログを書いているが、今日の空の色はまさに「パリジャン ブルー」で、先日塗装したラティスの色と全く同じ色をしており爽やかで気持ちがいい。

 「梅雨の晴れ間」といえば、多田武彦の男声合唱組曲に「柳川風俗詩」があり、その中に「梅雨の晴れ間」という曲がある。詩は北原白秋の「思い出」という詩集の中の「廻せ 水ぐるま」である。この詩集は白秋の幼少年時代の思い出を、故郷柳川の異国情緒あふれる風物とともに歌いあげたものと説明している。
 
 ♪ 梅雨の晴れ間の一日を せめて楽しく浮かれよと 廻り舞台も滑べるなり
   水を汲み出せ 平土間(ひらどま)の 田舎芝居の菲畑 ♪

 農業でまだ水車が活躍していた古き時代、梅雨の晴れ間の明るい気持ちを詠ったものである。

  
 こんな梅雨の晴れ間の青空がひときわ鮮やかな午前、つがいの雀だろうか、チィチィチィとさえずりながらがバラ園にやってきた。エサらしきものは何もないはずの地面を楽しそうに跳ねている。

  「梅雨晴れ間 猫も雀も 子を連れて」という句がある。それを拝借すると「梅雨晴れ間 我も雀も 夫婦連れ」。今日も日がな一日のたりのたりかな…… 
 
   

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