アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争

社会構造を分析しています。

日本が中国に理不尽な主張をされても、日米安保が作動することは全く有り得ない理由

2015年03月20日 | 記事
『日本人は非主権国家である日本国の世界での地位を全く理解していないのだ。』(超高層マンション スカイヲーカー)より転載します。
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2010年9月7日午前、中国漁船が日本の領海である沖縄県尖閣諸島付近で操業し、その後日本の海上保安庁の巡視船に衝突し、これをいわゆる尖閣諸島中国漁船衝突事件といって現在日中間で大もめの真っ最中なんだが、要は日本領内の尖閣諸島周辺海域で中国籍漁船が進入衝突の末に公務執行妨害で中国人船長逮捕、外国人漁業規制法違反等の容疑で石垣島へ連行されたことで北京政府は猛抗議し、日本側の中国人逮捕は不法だと主張しているのだ。そもそも尖閣諸島は日本固有の領土であって、領土問題ということでは日中には何ら問題はないはずなのだが、尖閣諸島周辺に巨大な油田が発見されると中国政府は忽然として領土を主張しだしたのだ。

中国はそもそも日本は主権国家だとは認めておらず、実体は単なる米国の植民地に過ぎない地域であって、先の大戦の戦勝国の一員として、日本などの敗戦国から生じるあらゆる利益は戦勝国に分配されるべき権利があると思っているのだと思う。日本は強大な連合国軍の筆頭である米国に庇護されてさえいれば、中国など戦勝国グループに攻撃されても匿ってもらえるとでも思っているのだと思う。そのための日米安保なのだってね。

日本は国連に加盟して世界で実質トップの資金供与を行う国であって、国際貢献世界平和のために尽力しているつもりでいるし自負してるつもりでいるんだろう。しかし、実際は違うのだ。日本が毎年多大な資金支出を実行している国連とはUNITED NATIONS であって、日本語でいう「国際連合」という組織ではないのだ。つまり、UN 連合国軍のことだ。この組織では国際連合憲章という法律があって組織の目的原則や加盟国の地位についても定められている。

ここで問題は今だ先の大戦の戦勝国特権が継続しており、敗戦国は義務先行の内容となっているところなのだ。つまり、国連とはあくまで戦勝国グループの利益のための組織であって、日本の毎年の巨額なる資金供与とは先の戦争敗戦に伴う戦勝国に対する補償を目的にしている点なのだ。つまり、日本国民が一般的に思っている「国連=平和のための国際貢献する組織」なんてことはすべて嘘っぱちなのであって、実体は戦勝国グループに対する敗戦国による永遠なる利益供与に過ぎないのだ。それは国連憲章第53条に示され、いわゆる敵国条項と称されるものだ。なぜ、中国は強行に日本に内政干渉できるのかというと、この国連憲章第53条があるからだ。実体として敗戦国である日本には主権がないとされるのは敵国条項が明文化されている自国に不利な国連憲章に批准してしまっているからだ。それによって戦勝国と中途で認められた中国は戦勝国特権を主張し実質的に国家主権の存在しない日本に対し自由自在に治外法権を主張できるのだ。

戦勝国特権を有する中国が日本に対し理不尽な主張をされても、日本にとって頼みの綱であるはずの日米安保は全く作動することはありえない。むしろ、現在の状況からすれば、米中合体で日本に攻められれば日本は消滅してしまうだろう。それが実はこの尖閣諸島問題なのであって、一度中国籍漁船を逮捕したものの「那覇地方検察庁鈴木亨・次席検事が船長の行為に計画性が認められないとし、また日中関係を考慮したとして中国人船長を処分保留で釈放する」と突如発表したのは、そもそも敗戦国である非主権国家である日本が戦勝国であり主権国家である中国に対抗することができないからだ。

唯一できる可能性といえば、米国に庇護してもらうことだけだ。しかし、日米安保条約とは先にも説明したが、そもそも米国が日本の領土や権利を守るための条約ではないのだ。在日米国軍が相手を敵と判断し軍を出動させることができるのは、日本国内に存在する米国大使館領事館や米軍基地が攻撃された場合のみに限られる。だから、全く米軍基地など米国施設とは関係ない尖閣諸島に対する中国の内政干渉には全く不介入になるのだ。故に日本のマスコミが先んじて日米安保が適用されると報道したとすれば間違いなく恣意的な誤報だろう。ありえないことだ。

 ~後略~






猛獣王S
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