布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

動物が脱走する前提の動物園?

2008-11-29 17:23:49 | へんなもの
こちらも東京ドイツ村の光景。動物園コーナーがあって、エサを買ってヤギやアヒルに与えることができるのだけど。
ヤギの柵に「ヤギが逃げた場合はお近くの係員へお知らせください」の張り紙が。
動物園というのは動物が逃げないようにするのが普通だと思ってたけど、逃げることもあるのが前提ですか?

しかも、脱走防止のためにゲートが二重になっているにもかかわらず、画像に写っているシロヤギさんは、張り紙してあるゲートと写真左側のゲートの間にいる。脱走寸前??

まあ、ここの展示方法はおもしろくて、写真奥の平均台のようなものをヤギがのぼれるようになっているのだけど、その平均台が見物人の頭上を渡してあるのです。つまりヤギが見物人の上空(地上2mほど)のところを通る。すでに脱走状態ともいえるのだけど、見物人はネット越しにエサをやったり、頭上のヤギに食べさせたりできるわけ。ただ気をつけないと、バラバラと黒豆がふってくることもあるのだけど。(シャッターチャンスを逃したけど、実際にヤギが上空から黒豆をふりちらかしてる場面も見ました)

御寺 泉湧寺

2008-11-27 19:50:08 | 日記
「せっかく京都に行くなら」の第一は泉涌寺でした。自由行動になった瞬間、同僚たちをほったらかして京都駅のバス乗り場へダッシュ。何しろ拝観時間が16時までだから。

着いてまっさきに、中央に威風を放つ仏殿や舎利殿には目もくれず「四条天皇他二十四方御陵参道」の案内が脇の細い道へ。そう、ここは明治天皇より前の天皇や皇后が多く菩提を弔われている、皇室の菩提寺なのです。
というとたぶん「皇室は神道じゃないの」と驚くクリスチャンも多いのでは?でも確かに、境内の奥の「月輪陵(つきのわみささぎ)」に、二十四方が葬られています。案内など見る限り「まつられている」とか「二十四柱」といった書き方は見当たりませんでしたが、それも神社ではなく仏教寺院だからです。

「神仏混淆の時代だったからさ。神道も仏教も所詮は多神教だし」と考えるクリスチャンもいるかもしれませんが、皇室が仏教を受容したのは「同じ多神教だから」でもないんですね。じゃあなぜかという話は長くなるのでまた今度にしますが。

さて。行ってみたところ、まあ予期してはいましたけどやはり月輪陵には立ち入りできません。絵葉書かガイドでもあればと思ったけど、これも陵の中を写したものはなし。かろうじてパンフレットに伽藍全景の空撮があって、様子がうかがえるのみでした。

本坊に入り、御座所へ。天皇はじめ皇族方が墓参にこられたときの御座所とのこと。この御座所の内庭の紅葉が、すごかった。濡れ縁に出た瞬間、「息を呑む」って感じ。はじめのうちこそ写メをとりまくったけど、気がついたらただ庭を眺めていました。しばらく眺めたあと、順路に従って御座所を一周。でもまた濡れ縁に出て、今度は座り込んでしまいました。

ただただ美しいのです。
どうして自分は「美しい」という言葉しか知らないのだろうというくらい、見事な彩り。

添付の画像がそうなのだけど、これじゃ何も伝わらないよ。ちゃんとしたカメラ持ってくるべきだったなぁ。ちなみに屋の塀のむこうが月輪陵になります。
紅葉の名所なんて、日本中にいくらでもあるのでしょうけれど、そして私はこういう方面は見聞がとぼしいのだけど、それでも「これにまさる紅葉があるのだろうか」と思ってしまいました。山中など一面の紅葉というのも美しいでしょうけれど、庭園(と呼ぶにはわりと小さめ)では随一なんじゃないかなぁ。

満足感いっぱいに御座所を後にし本坊を出た次は、すみっこにある泉湧水屋形へ。ほとんど観光客が寄ってこないけど、ここから沸いた泉が寺号らしい。鍵のかけられた小さな建物は、金網越しに目を凝らしてもうすぼんやりとしか中をうかがえませんでしたが、耳をすますと小さな水音が。
後ろから来たご婦人が「ここが泉ですか」と聞かれ、「そうみたいです。耳をすますと水音がしますよ」と。しばらく耳をすましてから、にっこり笑みながら「聞こえた聞こえた。聞かなかったら、もったいなかったわよねと。いつもの人見知りもどこへやら、こういう見知らぬ人との交流もまた旅の楽しさか(旅で京都にきたわけでもないけど)。

せっかくなので、宝物館の心照殿へ。第二展示室では「孝明天皇と英照皇太后 幕末の天皇と皇后の宝物」という企画展示をやっていた。孝明天皇の御尊影とか、両陛下の愛用の品々など見ているうちに、ここでも見知らぬご婦人方といつのまにか仲良く話していたのだけど、そしたら別のご婦人が寄ってきて「ご専門は何ですの?」と。「いえ、ただの会社員です」と答えたら、そうは見えないと言われた。飾ってあった立派なキセルを前に、先のご婦人にキセル愛用者の立場から薀蓄たれてただけなんだけどなぁ。それにしてもあの煙草盆はすてきだった。

「せっかく京都に行くなら」の第二は、京都タワー地下の大浴場、だったのだけど、あまりに泉湧寺でゆっくりしすぎて集合時間に間に合わなそうで今回は断念しました。

女性牧師という恵み

2008-11-25 22:54:48 | 教会
先日、お世話になっいる女性牧師の結婚式がありました。
パーティーで祝辞がわりに述べさせていただいたことでもあるのだけど、これは新郎新婦やご両家にとって祝福のできごとであるだけでなく、教会にとっても大きな祝福のできごとだと思うのです。
というのも、私は男性として聖書を読んでいて、「ここは女性でないと本当にはわからないのだろうな」と思うことがちょくちょくあるんですね。
たとえば大艱難時代についての予言で「その日には、身重の女と幼子を持つ女とは不幸である」とあるけど、男としてはどんなに想像しても「大変だろうな」にしかならない。母親というものがこの言葉から受け止めるであろう緊迫感は、どんなにすぐれた男性牧師でも感じることはできないと思うのです。
同じように、「花婿のために着飾った花嫁のように」という比喩も、これは花嫁を経験した既婚女性、あるいは花嫁にあこがれる独身女性と、男性とでは、感じ方が絶対に違うだろうと思う。うまく言えないのだけど、女が男のためにドレスアップするのと、男が女のためにそうするのとでは、何かが決定的に違うような気がするのです。
まして「キリストの花嫁」なんて言われても男性は牧師も信徒も「こういう心持ちなんだろうな」としか想像できない、悪くすると「花嫁はこういう思いであってほしい、あるべきだ」にしかならないんじゃないかと思うのです。

だから今回、女性牧師が花嫁を経験したこと、それを男性信徒に伝えられるかは別として「花嫁とはこういう心持ちなんだ」ということを体験として知った牧師が御言葉を取り次ぎ、「キリストの花嫁」たる教会をリードしていくということは、教会にとって祝福のできごとだと思うのです。
聖書には逆に「これは男性にしか本当にはわからないよ」と思えるところもあるわけですが、男性牧師による説き明かしはいくらでも聞く機会があるし(まして私が礼拝をささげている教会にはこの女性牧師の他に二人の男性の名誉牧師なる職分と、一人の男性の協力牧師がいるという、規模からはずいぶんと贅沢な教師陣なのです)。

国を問わず教派によっては「女性牧師」に否定的なところもあります。私の出身教会の教団でも、女性牧師はかなり少ない上に、結婚すると職を続けるのが難しいようです。規定があるわけではないようですが、女性献身者は実質的に、牧師夫人になるか生涯独身かということになっいる。もったいない気がするなぁ。

朝から気分がいいのです

2008-11-21 10:53:51 | 日記
一年振りに自転車が帰ってきて、朝から気分がいい。
ところで、さっきの投稿では「平日の朝から警察に付き合ってる時間がなぜあったのか」を書かなかった。(なぜこんな時間にブログに投稿なんかしてるかも)
実は今日は、社用で京都までおでかけなのです。集合時間が遅めなので余裕があったわけ。京都でも少し時間があるので、せっかくなら行きたいとこが二箇所。行けたらまたブログに。

ところで、集合時間が遅いせいでいつもと違って千葉始発の入線時刻がわからず、総武快速は立ちん坊に。
ところがおかげで、千葉駅を出てすぐに、車窓はるか薄曇りの空の向こうに富士山の雄姿を拝むことができました。京葉線からはよく見るけど、総武快速からはあまり見た記憶がないような(すぐ座っちゃうからだろな。京葉線だと通勤快速のときは立ちん坊だから)
富士山の雄姿を拝んだなんて表現はクリスチャンにあるまじきかもだけど、そこは表現の綾です。でも宗教的な意味で拝んでなくても、「見た」で片付けたくはない画なんだよね。今日は重ね重ね朝から気分がいいのです。

失せ物、出る

2008-11-21 10:25:02 | 自転車
昨日、仕事中に見知らぬ番号から携帯がコールされた。でも地元の市外局番。誰かと思ったら、警察だった。幸い、後ろめたいことで思いあたる節もなかったので、話を聞くと、なんと、去年11月に盗まれた自転車が見つかったとのこと。

わ~お(古い奴だとお思いでしょうが)

というわけで今朝、盗まれた現場である駅の無料駐輪場で警察官と待ち合わせ。実況検分てほどじゃないけど、どのブロックに停めてたかなど話して、書類を何枚かサインして、自転車を受け取りました。
「あの子と生き別れてから、はや一年。苦労もあったろう。もしや変わり果てた姿に」とも思ったけど、時間経過なりの錆びと、どういう乗り方をされてたのか部分的に擦過傷が集中しているものの、いたって元気。問題なく軽快に走って家に帰りました。

前に住んでた町では、家で門の中に停めても、しょっちゅう盗まれたけど、そのたびに必ず警察から発見の連絡がありました。(となり駅まで乗ってく常習犯がいたらしい)
おかげでというべきか、夜中に自転車に乗ってて職務質問されても、「こうやって自転車ドロを見つけたりもしてくれてるんだよな」とありがたく思いこそすれ、いやな気分になったことはない(よほど横柄な警官ならともかく、最近はそういうタイプってほとんどでくわさないし)

すべてのおまわりさんに、ありがとう。神様の祝福がありますように。
このように地道に市民生活を守ってくれてる大多数のおまわりさんの仕事ぶりを踏みにじるような不祥事がなくなりますように。

(あれ?つい最近、自転車のことで誰かを呪った気もするけど。呪うのも祝すのも自転車がらみか私は。)

5回目の準優勝

2008-11-19 16:33:03 | 野球
8回、先頭の桑鶴に代えて平野を送るも凡退、裏のマウンドは2年生の森山が押さえた。
9回表。一塁側スタンドがジェット風船をふくらます眼下で、福祉大は連打で同点のランナーを出す。一点を奪い、さらに9番に代打を送るが、ライトフライに終わった。残念。

残念。勝てない試合ではなかっただけに残念。
でも、いい試合だった。半年前にはコールド負けした相手に、互角に戦って最後の最後までくらいついて苦しめた。
優勝できなかったけど、でも誇らしい気分だ。もちろん次は「苦しめた」だけじゃ満足できない。

先発はひっこませた

2008-11-19 14:45:08 | 野球
3回表、東北福祉は先頭の9番桑鶴がみずから出塁。しかし1,2番とも送りバントできず、1番凡退、2番はラン&ヒット失敗併殺。

ここまで福祉大は2ストライクからの見逃し三振が目立つような。東洋大の先発がうまいのかと思ったけど、この回途中から2年生の鹿沼にスイッチしてきた。

取り返す。

2008-11-19 14:31:18 | 野球
一回裏、東洋大が先制。四球で出してしまった走者を、次の打者の長打で返された。ヒット一本で、今大会初失点
ストレートのフォアボールと、レフトのクッションボールの処理の若干のもたつき。決勝戦しかも相手が近年いきおいのある東洋大ともなれば、ミスはみのがされない。

しかし直後の2回表、東北福祉は6番・舟田、7番・岡の連打ですぐに同点。相手に調子付かせない。

プレイボール

2008-11-19 13:59:32 | 野球
試合前の応援が始まる。久しぶりに歌う校歌。エールの交換。
その間アナウンスがスターティングオーダーを告げる。福祉の先発は、今大会無失点の投手陣の中から2年生の桑鶴。東洋は1年生の藤岡だ。

14:00、福祉の先行でプレイボール。

東北福祉大学、いざ決勝戦へ

2008-11-19 13:42:17 | 野球
明治維新百四十年記念 第三十九回明治神宮野球大会、というのだそうだフルネームだと。維新100年(明治101年)生まれの私が40歳だもんな。

仕事を抜け出して(もちろん職場の了解を取ってからだ)神宮球場についたのは、第一試合の「高校の部」決勝戦の九回だった。慶應義塾高校が天理高校を破り、日本一に。その後のヒーローインタビューを見ているときは特別な感傷はなかったけど、表彰式を見てるうちに「優勝しての表彰式じゃなきゃだめなんだ」という思いが。近年の東洋大の強さ、特に選手権でコールド負けした印象から「ファイナリストになっただけで大したもんだ。今年大活躍した下級生投手の今後が楽しみだ」なんて気になってたけど、そう思うのはもしも負けたあとでいい。今は、、、勝つ!

東北福祉、早稲田を破って決勝進出

2008-11-18 20:54:00 | 野球
明治神宮野球大会・大学の部、準決勝に進んだ東北福祉は早稲田と対戦。あちらの先発は御存知・ゆうちゃんこと斎藤投手。
試合は息詰まる展開。福祉はたびたびのピンチをしのぐ一方、度重なる牽制アウトなどで先制できず。8回を終わって斎藤はマウンドを降りたけど、9回はリリーフに三者三振をくらった。
そして0-0で迎えた延長10回裏。二塁打のランナーが暴投で進塁し無死三塁のチャンス。打者は追い込まれたものの、スリーバントスクイズを成功してサヨナラ勝ち!

スポーツ報道は「東北福祉の勝利」ではなく「早稲田の敗退」として伝えるのだろうけど、そんなの知ったこっちゃない。明日はいよいよ決勝戦、相手はやはり、東洋大が立命館を破って出てきた。
さあ、春の選手権でのコールド負けのリベンジだ。

それにしても、ドラフトで東北福祉から一人も指名しなかった12球団スカウトには、思い知ったかと言いたいです(もっとも、2年生投手とかが頑張ってるということらしいけど)