平和への道

私の兄弟、友のために、さあ私は言おう。「あなたのうちに平和があるように。」(詩篇122:8)

4:28-30(ヨハネの福音書注解)信仰の第一歩

2017-11-17 10:41:39 | ヨハネの福音書注解
●ヨハネ4:28-30 信仰の第一歩

28 女は、自分の水がめを置いて町へ行き、人々に言った。29 「来て、見てください。私のしたこと全部を私に言った人がいるのです。この方がキリストなのでしょうか。」30 そこで、彼らは町を出て、イエスのほうへやって来た。

 サマリヤの女は自分がキリストに出会ったことを町の人々に証言した。この証言を信じた町の人々はイエスのほうへ向かって行った。ここには「信仰の第一歩」が描かれている。信仰は、まずは他者の証言を信じるところから始まる。すると聖霊を受けて霊的な目が開かれ、神と出会うことができる。
 信仰は信じなければ始まらない。ここに難しさがあるとも言えるし、追究のし甲斐がある奥深いテーマだとも言えるだろう。どうすれば人を信仰の第一歩に導くことができるか、現代の教会に携わる人々は皆、悩んでいる。1世紀のヨハネもまた悩んでいたのだと思う。ヨハネの福音書を読んでいると、そのことがヒシヒシと伝わって来る。
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