スプリンターズＳの回顧(まとめ)

レッドファルクスが連覇！！
正直、この馬が特別強いとは思えないが、現役の中では上位の力があるという事は改めて証明した。
芝に復帰後、香港を除けば崩れていない安定感は見事。
ただ、今回のレースもG1にしてはレベルは高くなく、展開も速くはないから、
位置取りと上がりの決め手の勝負になり、１２００ｍのスピード能力を競うレースではなかった。
展開の影響もあるが、G1だったら、1分7秒0前後のタイムの決着でないと物足りない!!
16着までが0.7秒内。
G1レベルを考えれば、悪く言えば全馬弱い。

2着レッツゴードンキも決め手の活かせる展開で突っ込んできた。
コース取りも良かっただろう。
春の高松宮記念に続きスプリントG1連続2着。
力は見せた。

3着ワンスインナムーンは単騎逃げに持ち込んで粘りこんだ。
ネロなどが絡んでくることもなく展開に恵まれた部分は大きいと思うが、
力も付けているのだろう。

4着スノードラゴンは内を上手く立ち回っての大健闘。
だが、9歳馬のこの馬が僅差の4着に来ていることがある意味で、レベルの低さを物語っているのかもしれない。

連対馬の傾向
レッドファルクス、レッツゴードンキは残った馬13頭のうちの１頭だった。


３着馬の傾向
ワンスインナムーンは残せなかった。

(1)前走、重賞以外。
↓
(1)前走、重賞以外。OP特別を1番人気1着馬は除く。

オッズバランス編
仕方がない部分もあるが、セイウンコウセイの3番人気はオッズバランスが悪かっただろう。