ようやく風邪がほぼ治ったので、2回目の慣らしをしてきました。
タンクバッグも取り付けてみました。
今回F800用に買ったのは、ゴールドウィンの「スポーツシェイプタンクバッグ16」。
ベースをダミータンク部分に取り付けておいて、バッグ本体をバックルで留めるタイプです。
納車の日にベース部分を取り付けておきました。
前側の固定ベルトはアッパーブラケットの下を通し、後側はシート下のフレームにループを通し、シートをかぶせて固定します。
シートの位置決めをする突起部分を避けてベルトを通す必要があるのでベルトが少し斜めになるのと、シートをかぶせた時にベルトが少し張り気味になるのを見越してベルトの張り具合を調節する必要があります。
ベースを付けたところです。
左右方向に吸盤を取り付けることもできるようになっていますが、吸盤の位置がダミータンクの角よりも外側になってしまい、固定の補助にはならないので使っていません。
バッグを付けたところです。
とりあえず100kmほど走ってみましたが、ぐらついたりすることもなく、特に問題はありませんでした。
少し高さがあるので、伏せてもスクリーン(オプションのハイスクリーン)にはもぐりこめませんが、まあこれはしょうがないですね。
で、今日は初乗りの時とは逆回りで100km弱走ってきました。
2回目ともなると「乗り慣れてきた」、という感覚を持てるようになり、アベレージも少し上げて走ることができましたね。
ニュートラルからローギアへのシフトも、初めての時は10回に1回くらいしか入らなかったのに、今日は逆に入らないのが10回に1回くらい。信号待ちでそんなにドキドキしなくて済みました。
ブレーキはまだ当たりが付いていないせいか、まだ甘い、というか柔らかい感触です。サスが柔らく、フロントの沈み込みが大きいので、そう感じるのかもしれませんが・・・。
前回も感じましたが、モンスターが「カッチリした感じ」であるのに比べて、F800はいろんな面で「ふわっとした感じ」のバイクだと思えましたね。アドレナリンが出る量はモンスターより少ないんですが、その分長距離を楽に走れることでしょう。
最近は、天気・体調が今ひとつで、バイクになかなか乗れません。
・・・で、特にネタもないので、改めて2台のスペックを比較してみました。
DUCATI Monster900 ('02) | BMW F800S | |
エンジン形式 | 空冷V型2気筒 SOHC2バルブ | 水冷並列2気筒 DOHC4バルブ |
ボア×ストローク | 92.0×68.0mm | 82.0×75.6mm |
圧縮比 | 9.2:1 | 12.0:1 |
排気量 | 904.1cc | 798.5cc |
最高出力 | 78ps/8,000rpm | 85ps/8,000rpm |
最大トルク | 7.4kg-m/6,250rpm | 8.8kg-m/5,800rpm |
クラッチ | 乾式多板 油圧作動 | 湿式多板 ワイヤ作動 |
駆動方式 | チェーン | ベルト |
フレーム | 多鋼管バックボーン | アルミツインスパー |
Fサスペンション | 倒立式 43mm | 正立式 43mm |
Fブレーキ | 320mmフローティングディスク+対向式4ピストンキャリパー | 320mmフローティングディスク+対向式4ピストンキャリパー |
Rブレーキ | 245mmソリッドディスク+対向式2ピストンキャリパー | 265mmソリッドディスク+片押し式シングルピストンキャリパー |
Fタイヤサイズ | 120/70ZR17 | 120/70ZR17 |
Rタイヤサイズ | 170/60ZR17 | 180/55ZR17 |
全長 | 2,108mm | 2,082mm |
ホイールベース | 1,440mm | 1,466mm |
シート高 | 800mm | 790mm |
重量 | 189kg(乾燥重量) | 210kg(装備重量) |
タンク容量 | 15L | 16L |
うーん。こうやって並べてみると、やっぱりスペック的に近いところが多いですね。
Fの方がロングストロークなのは、今初めて知りました。最大トルクもFの方が低い回転数で出るようになってるんですね。
重量も、同条件で比べれば、同じくらいでしょうね。自分のモンスターは、マフラーを換えているので、ノーマルより少し軽くなっていると思いますが。
まあ、どちらも突出したところのない、ごく平凡なスペックと言えるでしょう。
自分にとっては充分ですけどね。
で、特に結論めいたものはありません。
これまで並べて比較してみた事がなかったので、HTMLで表を作る練習がてら作ってみただけです・・・。
走行距離は、4年で11,000km余りと少な目のせいか、状態は良いようですね。
距離は少なめですが、購入時に1年落ちの新車だったので、実質は5年ほど経過している、という事で、念のためタイミングベルトは交換。
時々滑り気味に感じたクラッチは、点検してもらったところ、ベアリングからオイルが飛んでディスクに付着していたのでグリスアップとディスクの脱脂のみ。大きな問題はなかったようです。
バッテリーも大丈夫だったようで、他にはエンジンオイル、ブレーキオイルなど油脂類の交換などだけでした。大物パーツ類を交換する必要が無かったので一安心。
FUCHSでパワーチェックした結果ももらいました。(最初の画像をクリックして大きくして見て下さいね。)
全開にした時(上側の赤い線)では谷などがなく、キレイにパワーカーブが伸びているのが分かります。約8,000回転で80hp弱。多分クランクシャフト出力なんでしょうが、カタログスペックは78hpなので、良いんじゃないでしょうかね。少なくとも自分には、パワー不足という事はありませんし。
山形になっている青い線は、アクセルを開けていく途中で一度戻し、もう一度開けて燃調を見ているのだそうです。
燃調が合ってないと、最初と戻してから開けて行くときの線がずれたりするそうですが、そのずれが無く、実走でも問題なかったので、燃調は変えていないそうです。
マフラーを変えただけで何もしてませんが、プロのチェックでも問題なし、という事なのでこのままでOKでしょう。
状態が良いのは、買ってすぐ北海道に行き、チョイ乗りをせず渋滞のない道を走っていたからかもしれませんね。
F800Sは買いましたが、モンスターは相変わらず大好きなので、これからも大切に乗っていきたいですね。
去年の秋に変えたばかりですが、ブログのタイトルを変えました。
お気づきの方もいらしたかもしれませんが、「黄色いドゥカと・・・」というのは小説の題名を参考にしたものでした。
1年以上「黄色いドゥカ・・・」で続けてこられたので、それなりに気にいっていたのですが、現状に合わせて変えることにしました。(URLには yellow_ducati が残ったままですが・・・)
バイクの話題に限らず、今後も「気の向くままに」続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
写真もとりあえず、という感じで変えてみましたが、そのうちちゃんとタイトル用の写真を撮りたいものですね。