惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

歌奴さん

2017-04-26 21:35:35 | ひと

 今日はホームセンターへ行って赤玉土を買ったり。トマト植付の準備です。

 数日前に亡くなられた三代目・三遊亭圓歌師匠。子どもの頃、ラジオでよく聴いていました。だから、私にはやはり「歌奴」の名の方が馴染んでいます。
 口舌がはっきりしていて、とてもわかりやすい噺家さんでした。声に張りがあって明るい。新作をやって、笑いが弾ける感じは、三平師匠と似た存在だったかな。

 生の高座を見たことはありませんが、テレビではよく拝見しました。ラジオで聴いていた頃の印象とも共通するのですが、私には、あまり噺家さんらしく見えない人でした。不動産屋のおじさんとか、代議士とかいったタイプではないかしらん。
 ただし、噺はむやみに可笑しい。その可笑しさがまた独特で。

 あれはどういう可笑しさなのか、今でも考えるのですが、簡単には言いがたい。

 昔、国鉄の職員だったというので、マクラでよく「新大久保~!」とやっていました。ギャグでも何でもないのに、それだけで可笑しいんですよね。何なのでしょう?
 「授業中」の「山のアナ、アナ、アナ……」というのも、大人にとってはまた別の意味合いがあったかもしれませんが、子どもが聞いても、わけも分からず可笑しかったんです。

 あの人が見ると、世の中すべてが可笑しかったのかもしれないと思います。世の中との関係が落語的だったのかも。

 「中沢家の人々」は名作。でも、圓歌さんだけのものですよねぇ。年代と共に変化する「中沢家の人々」を聴いていたかった。

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蓬摘み

2017-04-25 20:57:50 | 季節

 昼下がり、野川でヨモギを摘みました。

 護岸の上の方、日当たりの良い場所にたくさん生えています。
 伸び盛りのこの季節、先っぽの新芽や若い葉はまだ柔らかい。指先で簡単に摘み取れます。

 摘むと、ヨモギ独特のちょっと薬くさいような、爽やかな匂いがぷんと香り立つ。
 風が吹いて、上から花の終わった桜の萼がはらはらと落ちてきたり。ヨモギの葉に混ざるのが、ちょっと迷惑です。

 やや遅めの春の楽しみを満喫しました。

 その後は、庭のプランターの配置替え。
 日当たりの悪い冬の間、極力、塀から離し、わずかな陽の光を当てられるように置いてありました。今度は、トマトやスイカが育てられるよう、やや広い場所に移したのです。
 さあ、もう少ししたら植付けだ。

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つつじヶ丘まで

2017-04-24 21:40:37 | まち歩き

 朝から午後遅くまで原稿書き。
 書くのがどんどん遅くなっています。老齢化の証しかしらん?
 うれしくはないのですが。

 なんとか送稿してから、自転車でつつじヶ丘へ。

 駅前のスーパー・オオゼキで恒例の「塩けんぴ」(芋けんぴ塩かくし味)購入が目的(安売りの日にでかけます)。
 ついでに、いつも、隣の本屋さん「書原」にも寄ります。

 時間がなかったのでざっと棚を見てまわり、文藝ムック〈たべるのがおそい vol.3〉と『復刻版 ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本』を購入。

 前者は、「特集:RETOLD 漱石・鏡花・白秋」。倉田タカシさん、今村夏子さん、山尾悠子さんなどといった執筆陣が楽しみ。もちろん、西崎憲さんも。
 後者は1998年に阪急コミュニケーションズから出た本の復刻版。CCCメディアハウスの「名著復刊」叢書の1冊。こんなシリーズがあるとは知りませんでした。

 帰りに駅西口の線路脇を通ると、「柴崎亭」というラーメン屋さんの前にお客がずらりと並んでいました。
 まだ入ったことのない店なので、要チェック。今度、食べに来てみよう。

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燕麦

2017-04-23 21:39:20 | 草花

 昨日、午後から夜にかけて雨が降りましたが、今日はうってかわってきれいな青空。湿度も低いようで、カラッと心地よいお天気でした。

 野川の遊歩道わきでは、イネ科の雑草の風媒花がたくさん咲いています。これはマカラスムギ(別名:燕麦)?

 黄色いオシベがよく見えるので、撮ってみたいと思ったのですが、わずかな風にも揺れるので、なかなかシャッターが押せません。なんとか立体視できるかな。

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第37回日本SF大賞贈賞式

2017-04-22 21:05:55 | SF

 昨夜は飯田橋のホテル「メトロポリタン エドモント」にて、第37回日本SF大賞贈賞式。

 決定した時にも記しましたが、今回の受賞作は次のとおり――

  • 大賞:『WOMBS(ウームズ)』白井弓子(小学館)
  • 特別賞:『シン・ゴジラ』 庵野秀明:脚本・編集・総監督/樋口真嗣:監督・特技監督/尾上克郎:准監督・特技統括(東宝)

 大賞のマンガ『WOMBS』にはびっくりしました。異星の怪物を孕んだ女性(お腹が大きい)がテレポート能力を獲得して、植民惑星の戦場で活躍する――という、思いもつかなかった設定。作者はどんな人だとろうと、興味津々で出かけました。

 といっても、白井さんがどんな人なのか、具体的に想像したわけではなかったのですが、会場でお目にすると、「あ、この方だ」と納得する存在感。自分の想像/創造したものをズシンと差し出して来られる力強さをお持ちでした。

 受賞の言葉で、白井さんは、まず、前回のマンガでのSF大賞受賞が10年前、第27回の萩尾望都さんの『バルバラ異界』であったことに触れ、そもそもマンガを描くようになったきっかけは、小学生の時に読んだ萩尾さんの『百億の昼と千億の夜』(原作:光瀬龍)に激しく感動したことだったと述べられました。

 妊婦が戦士になるというアイデアを思いついた時は、「妊婦は生と死のはざまで戦っているのだ。いつか必ず形にしなくては」と考えたそうです。そして、10年経って連載開始したものの掲載誌は休刊、描き下ろしの形でもずいぶん難航したそうですが、読者の「読みたい」という声に励まされて完結させることができた、とのことでした。
 そして、最後、お子さんたちに向かって「私の心も、体も、子宮も、あなたたちが幸せになるためのものです」と締めくくられたのは、カッコ良かった。

 写真は左から、樋口真嗣さん、白井弓子さん、尾上克郎さん。庵野秀明さんは都合で欠席、代理の方がいらしてました。

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