ブルガリアへ帰れないサーカス団 まとめサイト

日系中国人(?)の出演料不払によって故郷のブルガリアへ帰国出来なくなってしまったサーカス団に関する情報

関係団体一覧

2006-01-29 21:16:34 | 関係のある団体等のリンク
<主な関係団体>
毎日放送

http://mbs.jp/
記事はこちら
http://mbs.jp/voice/special/200601/26_1825.shtml

アニマルレフュージ関西
募金を呼びかけている団体
http://www.arkbark.net/index.htm

野村工芸
サーカス団に協力してる法人。写真あり。
http://www9.ocn.ne.jp/~art-n.m1/burugaria.html


サーカス団の様子
http://www.dogtv.jp/enter/circus_1.htm

国際KTK株式会社
今回のイベントを企画した会社
http://www.sakai.zaq.ne.jp/ktk/index.html




<政府関連>

ブルガリア政府
http://www.government.bg/

駐日ブルガリア共和国大使館・総領事館 http://www.mofa.go.jp/mofaj/link/emblist/europe.html#31

日本の外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html

在ブルガリア日本大使館
http://www.bg.emb-japan.go.jp/



報道その1(TVでの報道)

2006-01-29 18:12:38 | 報道された内容
毎日放送のニュースで流れた内容は以下の通り


---------------------------引用---------------------------------------   

■「“故郷”へ帰れない、サーカス一座の日々」

バルカン山脈のふもとに広がる『ブルガリア共和国』。

豊かな自然に囲まれ、ヨーグルトとバラをこよなく愛する、東ヨーロッパの小国です。

この国から2005年3月、日本にやって来たのが、サーカス一座『ブロスコフ・ファミリー』。

髪の毛を命綱に宙を舞う、25歳のダニエラ。

抜群のバランス感覚で、20本のフラフープも何のその。

得意技は“きりもみターーーン!”

お母さんは、猫の火の輪くぐり。

そしてお父さんと、親子3人と犬猫30匹の一座は、日本の会社に招かれ、8か月間の契約で来日。

各地を周り、2005年11月に大阪府河内長野市で公演終了。サーカスは幕を閉じました。

ところが、その1か月後、VOICEの元にある情報が寄せられました。

「河内長野の山奥のコンテナに、外国人親子と大量の犬猫がひっそり暮らしている…」

公演を終え帰国したはずの、あのブルガリア一座のこと…なんでしょうか?

近畿地方が大雪に見まわれた12月22日、取材班が教えられた場所へ行ってみると…、確かに、廃材置き場にぽつんと小さなコンテナが。

ドアをたたいてみると、出てきたのは…もしや。

<記者>「ブルガリア人サーカスの方ですか?」

<出てきた人>「YES」

5畳ほどの狭いコンテナには、日用品やベッドが詰めこまれ、疲れ果てた様子のダニエラと母親もいました。

一体、何があったんですか?

<ダニエラ・ブロスコフさん(25)>
「日本の会社が“出演料の支払いが出来ない”と言ってきたんです。“動物たちがブルガリアへ帰る輸送費用も払えない”って…」

なんと、帰国直前になって出演料の大部分と動物の輸送費用を、日本の会社が払ってくれない、というのです。

直行便のないブルガリアまでの、30匹の輸送費用は、およそ500万円。

平均年収35万円というブルガリアの人に、そんなお金は払えるわけがありません。


ですが、彼らを連れて帰らねば、サーカスの仕事は続けられなくなくなります。

<ダニエラさん>
「私たちのチケットは往復航空券なので帰れます。でもダメなんです。動物たちを置いて帰るなんてとても出来ない…。彼らを愛してるんです…。連れて帰りたい…。どうしても…」

一体どういうことなのか?

サーカス終了直後、ダニエラは興行主らに抗議します。

【録音したテープ】
<ダニエラさん>
「どうやって、私たちと動物たちにブルガリアに帰国しろというの?」

<興行主>
「唯一の方法は…、大使館に行くことだ。大使か日本の外務大臣、だれだか知らないけど、助けようとしてくれるでしょう」

<ダニエラさん>
「そんなわけない」

<興行主>
「だって見つからないんだから!解決の方法が。悪いけど、どうしようもない」

それから1か月、興行主からの連絡も途絶え、サーカス小屋の跡地近くのコンテナで、仮住まいさせてもらっているのです。

風呂もなく、トイレは近くの公衆便所。

そして何よりこの寒さに、母親のペッピさんは体調を崩しました。

<母親・ペッピさん(45)>
「私たちはいつも、興行主のため、一生懸命サーカスの演技をしたし…。裏切られた気持ちです」

<ダニエラさん>
「でも動物たちを残して帰ったら、一体だれが面倒見るの?。絶対死んでしまうか、どこかに捨てられてしまうわ。連れて帰りたい…」

事実ならば、余りに無責任な話。

サーカスの興行主に電話してみると、その電話番号は現在使われていませんでした。

調べてみると、この会社、社長は日系中国人で、業務内容は、化粧品・健康食品の輸入販売から電気工事にペットの美容室まで、実にさまざま。

大阪市内の本社を尋ねてみると、そこにビルはなく、空き地になっていました。

<その空き地の近所の人は―>
「ビルがなくなったのは、去年の12月ごろ」

まるでサーカス終了を見計らったかのタイミングで、興行主は、こつぜんと姿を消してしまったのです。

では、一体どうすればいいのか?

<国際商取引に詳しい内山由紀弁護士>
「契約の主体は、会社としてのプロモーター(イベント企画会社)がサインしているので、基本的にはその会社が“支払う義務がある”」

実はダニエラたちは、代理人であるイベント企画会社を通して、興行主と契約書を交わしていました。

支払いの義務があるイベント企画会社は、なぜ責任を果たさないのか?

担当プロデューサーに話を聞いてみました。

<記者>「なぜ、出演料や帰国費を支払わないのですか?」

<プロデューサー>「興行主が逃げたんですよ。サーカスは赤字で、結局、私たちにもほとんど金は入ってこなかった」

<記者>「ですが契約書上、支払い責任はあなたの会社にありますよ」

<プロデューサー>「表向き契約書はああなっていますけど、本当のところ、大部分を興行主が払うことになってたんですよ。結局、私も裏切られたんだ」

とはいえ、実際に契約したのはイベント企画会社です。

最後は取材に対し、こう約束しました。

<プロデューサー>「1月中には彼らの帰国費用を工面し、飛行機の手配も整える」

年が明けた1月19日、私たちは再び、あのコンテナを訪ねました。

その後、プロデューサーから、帰国日の連絡はあったんでしょうか?

<母親・ペッピさん>
「(プロデューサーから連絡は)ありません。彼らが約束を守ってくれるよう願ってます。心から」

<ダニエラさん>
「故郷では寝たきりの祖母、たった1人で待ってるの。きっと泣いてるわ」

公演が終わったあとも、寒くて狭いコンテナ生活が続き、えさ不足で病気になる動物も出てきました。

寒空の下、一家と動物たちは、故郷ブルガリアに思いをはせています。

サーカス内部の金銭の支払いなど、運営そのものに関しては、興行主やイベント企画会社が責任を負うことになっています。

毎日放送は、取材を進めるうちに今回の事態を知り、公演の共同主催者の一員として、イベント企画会社に対し、1日も早く帰国できるよう、強く働きかけています。

(お問い合わせ先)
アニマルレフュージ関西
http://www.arkbark.net/

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