額田医学生物学研究所付属病院付属薬草園のブログ

千葉市稲毛区にある額田医学生物研究所病院付設の薬草園の四季折々のご紹介です。

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大豆のご先祖様・・・・・ツルマメ

2016年10月11日 | 額田病院 薬草園

 リハビリのため、、このふた月ほど、自宅近くに残っている田圃の周りを、早朝に歩いています。

よそ見などせず一心に早歩きの人、惚け防止だと後ろ向きに歩行する人、犬の散歩の人、,民謡の練習をする人、野鳥を観察する人そして私のように鵜の目、鷹の目で草を探す者、さまざまです。お馴染みさんも出来ました。

私は、足元の草を見ながら右へ行ったり、左へ行ったり、畔に入ったりしているので、、果たしてリハビリになっているのかしら・・・・・疑問です。

 8月に久しぶりに出勤したときは、生長期に草取りできなかったので園は咋年見たツルマメが、我が物顔で一面を覆っていました。

 ツルマメは、大豆の祖先野生種であると云われています。2009年には山梨県の酒呑場遺跡のから出土した縄文中期の蛇体把手付土器の把手部分から栽培ダイズの圧痕(圧痕とは、土器の粘土の中に紛れ込んだ植物の種子や昆虫の痕跡)が発見され、レプリカ・セム法(シリコンでかたどった圧痕を電子顕微鏡で調べる調査の技術)による観察で栽培植物であると確認されました。そればかりでなく、土壌からもダイズや小豆の炭化種子が続々と見つかっているそうです。このことは、ツルマメが縄文前期から利用された可能性が考えられているということだそうです。

 ツルマメは、よ~く見れば船橋のとは葉の形が違う,微妙な違いを感じました 

  花色にも違いがありますが、顕著なのは葉です。高根町のは葉の中程にふくらみがあります。本やネットで調べてみたら、“葉は3小葉からなり、小葉は狭卵形から被針形。先端は円頭から、やや尖るものまで変異がある"そうですから、双方共ツルマメで間違いなさそうです。

 上図はツルマメの莢です。  下図はダイズの莢です。

 気の遠くなるような時間があって、私たちが口にしているダイズとなったのだろうと、納得できますよね。。

ダイズは、健康志向のブームの今日、「ミラクルフード」として脚光を浴びています。“畑の肉”として料理に利用されたり,調味料の原材料にもなっています。

今私たちは先人の知恵と努力のお陰で、ダイズの恩恵にあずかっているのですね、 謝謝・・・

奈良時代に著されたとも、平安時代に著されたとも云われる「古事記」にも、この植物名は(大豆・まめとして)載っています。

詳しくは「五穀の起原」 https://goo.gl/pruhDOを参照してください。

 

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