サヒロの個人美術館

趣味の油絵製作活動を写真付きで日記風にgooブログ。

飯室山より副都心を望む 02

2023-11-21 22:23:19 | 絵画

新型コロナの発生のころから3年間スランプが続いていて、久々の(3年ぶりの)投稿になります。

まだまだ未完成ですが、少しづつ筆を進めていきます。

 

 


飯室山より副都心を望む 01

2020-10-13 22:23:54 | 絵画


飯室山(向ケ丘遊園)に2019年春スケッチに出かけた時のネタでF10ア版クリル画の作成を開始しました。

 ①時間の都合で、現地でのスケッチはせずに、これはと思うところで写真を何枚か撮り、その中から作成の基本となる写真を選び、近辺の写真を考慮しながら、キャンバス上の構図を修正し、また要素の追加、削除、変形を行いました。

 ②F10号のキャンバスに、いつものように5cm間隔で格子を描き、①で決めた構図を鉛筆でキャンバス上に載せました(下の写真)。これに大まかに色を載せ、できあがりの絵を想像することにしました。画面の中央より少し上に青い空と地上の遠くに見える建物を分かつ水平線があり、その手前には飯室山展望台から見えるたくさんの樹木が、折り重なるように、あるいは展望を周りから覆うようにたたずんでいます。

 ③色を重ねていくとキャンバスに書いた格子の線が見えなくなってしまうので、工作用の角材で所定のキャンバスが収まるような枠を作り、左上から5cm間隔で木綿糸をはって格子をつくり、それにキャンバスを嵌め込みました。この状態で加筆してもなんとか描けることがわかり、この工夫により以後の絵画製作の大幅な効率化を図ることができるようになりました。

 次回のブログでその後の経過を報告します。

 

 

     

 


赤と黒のロングドレスの女01

2020-02-20 22:14:32 | 絵画
 2020年(令和2年)になって初めてのブログ更新。油彩サークルの1-2月期のテーマは人物画で、今回は着衣でということになった。モデルは胸部分が黒でお腹から足にかけて赤いロングドレスを着て、左手を椅子の背にかけ、右手で赤いスカーフをさげた、立ちポーズをとっている。大きく切れたスカートのスリットから左足が見える。
 製作第一、二回目はF6のスケッチブックに鉛筆でデッサンした。黒いハイヒールを履き、7.5等身か?左足を少し前に出しているので、右足に体重がのっている。体は腰部分がわずかに後ろになった軽いS字カーブを描いている。人物画の場合は静物画と異なり、写真を撮って、後でそれを見ながら仕上げるということはできないので、このスケッチで各部の形、凹凸だけでなく、明暗をできるだけ描き入れる必要がある。



 実際に描くキャンバスはF10としたので、鉛筆のスケッチより横幅が大きくなる。いつものように5cm角の格子を用いて、 人物と椅子が中央に来るようにしてキャンバスに移植した。鉛筆で各ポイントの位置をおさえたあと、製作第三回目に備えて、アクリル水彩の茶、紺を使って輪郭を描き、白を加えて背景も含めて軽く色付けした。この段階では顔の部分は筆をぐるぐるぐるチョンチョンチョンといい加減に動かして描いており本物の顔とはほど遠いことを記しておく。


 
 次回のブログでは、第三回目の実物のモデルを見ての製作の様子を伝えたいと思う。

お茶の水聖橋#3

2019-07-24 11:47:48 | 絵画
 前2回の投稿後、アクリルからでおおよその色をのせてみた。撮ってきた写真を見ながら、各樹木、手すり、線路、建物の位置関係を修正するため、気が進まなかったが、黒の細字フエルトペンで輪郭を描き入れた。



遠近技法が効きすぎのように見えたので、少し遠近の大きさ比を和らげた。また右上方から下ってくる湯島聖堂前の昌平坂の歩道がうまく表現できるように、線路脇の手すりの見え方を何種類か検討した。

壁にもたれかかる女 2019夏 01

2019-07-24 08:43:21 | 絵画
 2019年 7,9月期の絵画サークルのモチーフは着衣人物がで、着るものやポーズをいくつか検討し、ジーパンのホットパンツと若くさ色でのかわいい袖の上着を着た女が壁にもたれかかっているポーズとなった。
 色々な角度からのデッサンを検討して、これはという角度からの絵をキャンバスに描きたいということで、初日はほぼ正面と真横の2枚をF6版のスケッチブックに木炭で描いた。





 次のサークル活動日には、中間の角度から1,2枚、女性モデルの顔をアップして2,3枚スケッチしてキャンバスにのせる絵を最終決定する予定である。