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「R-1ヨーグルト」ステマ問題、明治・テレビ局の見解は 明るみに出た業界の“闇”

「IBC岩手放送」番組審議会の議事録で明らかになった、明治「R-1ヨーグルト」のステマ番組の存在。ローカル局のみでなく、在京キー局でも、同様の宣伝臭漂う9番組が確認できた。

 これら番組のほとんどでIBCと同じ「調査結果」のデータが用いられており、番組VTRを見たフリーディレクターで『テレビ局の裏側』の著者・中川勇樹氏は、

「程度の差こそあれ、これらの番組において明治がかなりの“関与”をしているのは間違いないと思います」

 と言う。

■「裏金」
「あくまで一般論ですが」

 と前置きをして言うのは、さるキー局の関係者だ。

「テレビでステマが成立する場合、手法は2つにわかれます。一つは、企業が番組の制作費を支払う見返りに、番組内で自社商品をそれとわからないよう、宣伝してもらうやり方。この料金を『制作協力金』と呼びます。これは局に支払うケースも稀にありますが、制作会社に持っていくことが多く、プロデューサー個人にまかれることも。また、スポンサー企業が直接ではなく、間に入った広告代理店やPR会社がそれを行うこともあります。局や時間帯によりますが、取り上げてもらうには、安くて3ケタ万円が必要でしょう」


「IBC岩手放送」番組審議会の議事録
 金はかかっても企業にとっては普通のCMを流すよりよっぽど効果はあるワケだ。もう一つは、CM出稿をツールとするやり方だ。

「企業が局の営業に、“あの枠、うちが出してやるよ。その代わり……”などと、番組を提供する代わりに、同じ局の別の番組で、商品をこそっと宣伝してもらう。あるいは、局へのCMの出稿を増やす見返りに、どこかの番組で商品を取り上げてもらうやり方です」(同)

 いずれも、視聴者にとってはその“関係性”が表から見えない、すなわち「裏金」と言えるのだ。


■明治、キー局各社は…
 東北の一ローカル局が明るみに出してしまった業界の「闇」。

 キー局の9番組は、「ステマ」なのか。対価の密約はあったのか。

 当の明治に聞くと、

「弊社では、様々な研究成果について、企業活動の一環として広く情報提供活動を行っています。この活動にあたっては適切に実施していると考えております」

 とはっきりしないお答え。知りたいのは「考え」でなく「事実」なのだが。だが、

「念のため弊社にて鋭意精査し、適切に対処します」

 と調査も約束していることだし、是非結果を教えていただきたいものである。

 一方、各キー局は、「番組制作の過程については従来お答えしておりません」(TBS)、「ご指摘の番組は、視聴者に有益な情報と判断し偏りのない番組制作を行っています」(フジ)。テレビ朝日もテレビ東京も、同主旨の回答であった。

 しかし、回答通りなら、これらの番組をキー局は真っ当に作ったことになる。であれば、全体に通じる宣伝臭は何なのか。マジメにパブコーナーを作ってしまったということか。

■「ステマを持ちかけられた」
 最後に、

「私はキー局の番組で明治サイドからステマを持ちかけられたことがあります」

 と、気になる証言をするのはさる番組プロデューサーである。

「現在、健康番組の制作に携わっているのですが、数年前、広告代理店の関係者から“ヨーグルトが身体に良いってちょっと放送してくれるだけでいいから、頼むよ”とステマを持ちかけられた。“やばいですよ”と断ったので金額はわかりませんでしたが“よくあることなのに”とちっとも悪びれていませんでした」

 苦境に喘ぐテレビ局の足元で、キー局ですらモラルハザードが起きているのは事実のよう。

「IBCの件を機に、各局はステマの実態がないか、しっかりと調査をすべきです」

 との上智大新聞学科の水島宏明教授(元日本テレビ解説委員)の言葉が重く聞こえるのも当然なのだ。

特集「完オチの議事録入手!明治『R-1ヨーグルト』とテレビ局の裏金『ステマ番組』」より

「週刊新潮」2016年12月22日号 掲載

ま、今のマスコミやテレビに真実や公平性など半分もねーだろうな。
情報番組のニュースですら芸能事務所やスポンサーのごり押しや力関係で恣意的な偏った報道しかなされていない。
地上波の民放の番組など最初から、通販番組をオブラードで包んでいる姑息ステマ、と思って見てればいいんでねーの?
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