借金も財産のうち、と言われますが、
なかなか難しい問題ですね。
「借金も財産のうち」というのは、
借金ができるということは、
それだけの信用がある、ほどの
意味でしょう。
本当に借金が財産かどうかは
わかりませんが、何をしようとしても借金が
足かせになることだけは事実のようです。
借金は紛れもなく負債ですが、
これが「負債」ではなく、感覚として
「収入」になってしまうことがあります。
三島由紀夫の小説、たしか「青の時代」だったと
思います(記憶違いならすみません)が、
破産状態の元華族について、たしか
こんな表現があったように覚えています。
借金のことを「負い目」とも言います。
借金は物心両面で人の足を引っ張る
「負担」ではあっても、
決して財産ではないと思うのですが・・・。