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西アフリカの太鼓工房滞在記(ガーナ、コートジボアール、マリ)。
西アフリカの文化、音楽。私的独言。

グリオ祭

2008-03-08 03:29:08 | 太鼓工房滞在記(マリ)
3月3日
週末の怒濤の祭3連チャン。金曜日、日曜日は結婚式にダラとガウスとシャカとマドゥの中にドゥヌン参加。
結婚式で演奏される曲は、歌い手のグリオの選曲。
ドンキリ(踊りのための歌?)がはじまると前触れなしにうわーっと始まる。
ついていくのがやっとである(汗)。
サール楽団のしごとは年齢層が高く踊りも多い。何となく渋い感じがしてとても好きだ。

そんでもって土曜日のグリオ祭。先週だったかにあるはずだったこの祭。
グリオ達が集まって讃え合う?有名なグリオの人の家の前で行われた。
夕方から始まり夜0時まで!!(22時頃疲れて帰ったが。。)
何とも徹底していてサンジャ、サンジャスマレ(ジェリフォリ、グリオのための曲)がひたすら繰り返し演奏され、輪になって練り歩き、そしてぐらんぐらんに舞舞。
演奏もこれまた凄い。ジェリドゥヌン(カソンケドゥヌン)奏者が4、5本を交互に凄腕たちが演奏する。
ここではジェンベ2本はひたすら伴奏。伴奏も凄くかっこ良かった。
ドゥヌゥンのリードはダラマン•ジャバテ氏。
彼が演奏に入ると誰もが彼にリードを任せる。そりゃあもう凄いのなんの。
最終的に3本皮を破ってました(笑)
ジェンベ奏者が気合いで張りまくって皮が割れる光景は良く目にするが。。。ドゥヌン1回3本。。。
日が暮れる頃にご飯休憩があって、夜からがまた凄かった。
個人的に鳥肌総立ちだったのが、ダラマン•ジャバテ氏、ムサ•カンテ氏、ファサラ・サコ氏が同時に演奏に入っているとき。
もう3人同時に会話しているようで、クロッシュ(ベル)の音も尋常ではない。
そして女の人の踊りも凄いが、男の人の踊りも凄い。
剣をぶんぶん振り回して威勢よく舞う。
いやーすごいもの見させてもらいました。


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1 コメント

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よだれもんやなぁ (紅葉)
2008-03-10 03:23:33
見たいっ
見たすぎる!
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