曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

なぜバッファローのレビュー記事が多かったのか

2017-04-05 23:35:42 | 社会


うちはWi-Fiルーターを居間に置いている。そこからドア二枚で隔てられているトイレ、別の部屋には電波が届きにくい。

そこで中継器を買おうかなと思っているのだが、真っ先に思い浮かぶメーカーはバッファローである。

僕は10年ほど前まで、某出版社でパソコン関係の書籍や雑誌を作っていたのだが、よく読者アンケートで、「なぜバッファロー製品のレビューが多いのか」「バッファローを贔屓してないか?」というような意見を頂戴した。

実際、バッファロー製品のレビュー記事は多かった。バッファローが5割、アイオーデータが3割、その他2割といった比率だった。あの頃は、他社の雑誌も同じような感じだったと思う。

比率が偏る理由は広報にあった。製品の優秀さ、機種の多さももちろんだが、バッファローの広報はダントツに親切で、やりやすかった。

当時のバッファローの広報担当者は若い女性だった。彼女は、会社の宣伝だけでなく、出張先の出来事や自分のプライベート旅行なんかも紹介するMLのようなものを登録しているマスコミ各社に配信していた。機材を借りるために電話を掛けると、その彼女が出るのである。

若い女性、しかも割ときれいな人だった...が相手というだけでも贔屓したくなるのに、バッファローは貸し出し期間の変更や延長に寛大だった。ライターの都合が悪いとか、ブツ撮りのスケジュールが合わないとか、僕の執筆が遅れてるとかで、借りたい期間は頻繁に変わる。そんなときでも、「しょうがないですね。今回だけですよ」みたいな感じで毎回見逃してくれるのだ。

そもそも、機材を貸すことに対する態度がいい。こっちもタダで貸せと言っているから若干腰が引き気味なので、大抵のメーカーの場合は、嫌々貸してやるんだからな的なニュアンスを広報の口調から嗅ぎ取ってしまう。しかし、バッファローは、いつも宣伝有難うございます、先月も見本誌送っていただいて有難うございますと、特にへりくだっているわけでもなく言われる。バッファローは、PC雑誌とメーカーは共存共栄ということが、よく分かっている。その彼女に限らず。と、僕は思っていた。

そのように、感じのよい広報がたくさんの機材を好きなだけ貸してくれるのがバッファロー。どの雑誌でもレビュー記事が多くなるのは当たり前である。メーカーは、下手にお金をかけてCMを作るとかより、出版マスコミに対して協力的な広報部門を準備するほうが売り上げアップに繋がると思う。少なくとも宣伝費は最小限で済む。機材の送料は出版社持ちだし。
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