徒然日誌

映画、演劇の感想はおそらく例外なくネタばれ注意!です。

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6-オペラ座の怪人

2005-02-12 | 映画2005
これはミュージカルで何度も見ているので、イメージ壊れると嫌だから行かないでおこうと最初は思っていた作品。でも、ま、評判よさげだし、どんな感じになっているのか興味はあるしで結局行ってみた(笑)。
混んでいると聞いていたのでちょいと早いと思いながらも朝一番で行って大正解。終わって劇場を出ると二回目待ちのすごい列!サービスデイでもないのになかなか活気のある映画館だった。

「オペラ座の怪人」、ストーリーは誰でも知っているのだろうけど、パリのオペラ座に住みついているファントムが巻き起こす怪事件の話。若いオペラ歌手クリスティーヌをめぐるファントムとラウルの三角関係?ざっというとこんな感じ。かなりいい加減だけど、周知の話ということで省略(苦笑)←てか、要約できん(爆)。

最初オークションで始まるところから、ああ、舞台とおんなじだーって思ったんだけど、疑問点はなぜにミュージカルを映画で?というところだった。舞台には舞台のよさがあり、映画には映画のよさがある。どちらかというとミュージカル映画は好きではないので、いかにもセリフのところを歌うのがなんか嫌だなーと(苦笑)。これってセリフのところの歌はもう徹底的にセリフに変更して、ストレートプレイで全面作り直してみたらそれはそれで映画としての感動が生まれるかも?なんて、斜に構えながら見ていた(苦笑)。
それでも、あのオペラ座の怪人の名曲が流れてきたときは思わずうるっとしてしまったのだけど(笑)。ちなみに私の中でファントム役は山口祐一郎さん、ラウル役は石丸幹二さんで定着しているので誰がやってもイメージ違いかも。この役はこの二人が一番印象深いので。なんてね。

シャンデリアがオークションに登場して古びたオペラ座が活気ある頃の映像につながっていくシーンはちょこっと映画の醍醐味だったかな?ミュージカルでもそんな演出だったような気がしたけど、映画の方が当たり前ながらリアル。ただシャンデリアを最後に真下から見上げたカットがいただけない…なんて思ったのは私だけ?これは趣味の問題か(笑)。
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムがかわいい&歌うまい!声がすごくよく出てていいっ!と思ったらオペラをやっていたのね?まさに適役。すごく音楽の天使に心を囚われている感じがすごく出てたように思った。舞台より表情をよく見ることができるのも映画の利点かな。
ファントム役のジェラルド・バトラーはかっこよすぎ(笑)。というか、仮面をしているときの美しさはよかったけど、仮面の下の傷跡?はもっとひどくていいと思う。ここのギャップはあればあるほど強烈な印象が残っていいと思うので。なかなか美しいファントムだった。
ラウルはねー、何しろ私のイメージは石丸さんなので彼よりこの役に合う人はいないのだけど(爆)、パトリック・ウィルソンよかったけどねー、私のイメージはもっともっとおぼっちゃまくんなのだ(苦笑)。それにしても、クリスティーヌを愛してしまうあたりはかなーり唐突だったねー。ま、過去のことにも触れていたから素養はあったと思うけど。

シャンデリアが落ちてくるシーンはちと迫力に欠けるかなーと。やっぱ映像だからねー、舞台だとかなり客席に近いところから斜めにシャンデリアが落ちていく感じ。でも、あの火事にはびっくりしたね。舞台よりも映画の方がかなり惨事になってたかも。

映画でよかったなーと思ったのは、まあ、舞台上だけでないバックのシーンが織り込まれていたのは当然ながら、舞台ではなかったエピソードが挿入されていたこと、かな。
たとえば、ファントムが何故オペラ座に住むようになったのか。これが長年の疑問だった(笑)。そんなことがあったのかーと。しかし、殺人者であるファントムを警察に突き出さずに給料を払っていたこと自体は相変わらず疑問だけど。原作を読めばすっきりするのかな?
ラウルが最後に地下へ向かうシーンで水の中に落ちたり思いのほか困難が多い感じが、クリスティーヌへの想いに真剣味が感じられてよかった。
あとはサルの人形をオークションで落札してどうしたのか。なぜラウルじいさん(笑)はおサルの人形が欲しかったのか、が気になっていた。その答えが。
クリスティーヌが最後にファントムにキスしたシーン。ラウルを愛していたけれども、ファントムのことも本当に想っていたのだなと。ファントムは自分は醜いから何をやっても許されるみたいなエゴイズムの塊のような人だったのに、最後にクリスティーヌにキスされることで彼女のそんな想いに気づいたんだろうね、こんな自分でも本気で思ってくれる人がいると気づいたときにやっと人間の心を取り戻したのだろう。だから、クリスティーヌをラウルと一緒に行かせた。そして、そんな想いをラウルも感じ取った。だから、おサルの人形がオークションで出されたとき、ファントムの想いと彼女の想いのためにクリスティーヌのお墓に持っていったのではないか…なんてことを感じた。
映画は字幕を読みながら見ているせいか、ミュージカルより頭が整理されてストーリーがわかりやすいかもしれない。
それにしても、最初のオークションのシーンでラウルとマダム・ジリーが出てくるのだけどどうなの?マダム・ジリーの娘かと思っちゃった(爆)。同じ年くらいに見えるもん(苦笑)。

さてさて、オペラ座の怪人というミュージカルは実に名曲ぞろいで大好きなのだけど、一番すきなのは「マスカレード」かな。舞台でもかなり華やかなシーンだけど、映画でも華やかでなかなかよかった。
ミュージカル映画は好きじゃないなんて言いながらも、これらの名曲が楽しめるなら映画のDVDはちょっと欲しいかも(笑)。舞台はやっぱり生で見たいと思うけど、映画ならスクリーン用になっていてDVDで見ても十分楽しめるから。でも、お手ごろなところでサントラでもいいかなー。


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9 コメント

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Unknown (夕刊マダム)
2005-02-13 22:30:13
最初に出てくる女性は、年齢的に、マダムの娘さんじゃないのか?

とヤフーのレビューに書いてありましたが、どうなんでしょうか?
最初に出てくる女性 (sachi@管理人)
2005-02-13 23:28:52
映画を見ているときは私もマダムの娘かな~って思わず思っちゃったんですよ。だって、車椅子のおじいさんはラウルだったし。娘ならお母さんと同じ役者でもOKなのかな~って。でも、公式サイトでSTORYを調べたら、「…廃墟となった劇場でオークションにかけられていた。そこには、老紳士ラウル・シャニュイ子爵と年老いたバレエ教師、マダム・ジリーの姿があった。」とありましたよ。それで、えーマダム・ジリーだったんだ!と思ったわけです。誰でもそう勘違いしますよね、あれじゃ(笑)。

ええ! (chishi)
2005-02-14 12:26:11
あれ、マダム・ジリーだったんだ!

私もてっきり娘のほうかと…だって、子爵よぼよぼすぎじないですか(汗)
TB&コメントありがとうございましたっ ()
2005-02-14 21:14:44
コメントありがとうございましたっ

”試写会の一軒”でただ見してしまったので次回はちゃんとお金払って行かないと(笑)

ラウルのよぼぶりは、愛したクリスティーヌに先立たれた哀れな男を。マダムジリーの若っプリは、バレエをやっている人は歳を取らないという定説を表してるともかいてありましたね~。芸が細かいです(笑)
なーるほど! (sachi@管理人)
2005-02-15 23:34:18
chishiさん、どうもっす。

子爵すごいよぼよぼぶりでしたよね!やっぱり娘だと思いました?(笑)



海さん、そうなんですか!すごい(笑)

ラウルのよぼよぼぶりとマダム・ジリーの若々しさにはきちんと意図があったのですねぇ。深いなぁ(笑)。

公式サイトですか?気づかなかった!

教えてくれてありがとうございま~す(^-^)

そうなんだー! (chishi)
2005-02-16 11:06:49
納得!わーいわーい!

芸術家は歳をとらない…ファントムにも繋がっていくキーワードなんですねぇ。
ミュージカルのチケット (Makikoc)
2005-02-17 11:09:56
はじめまして。オペラ座の怪人ほんといいですよね。今度一度NYで是非観てみてください!私は仕事でいつも出張者や友達にチケットとっているので格安でいい席を取る自信あります!いらっしゃる時には是非是非教えてくださいね。
愛知県つながり・・・ (Makikoc)
2005-02-17 11:12:11
何度もすみません。私も愛知県名古屋出身です。Sachiさんはどこなんですか?4月に何年ぶりかに日本に帰ります!なんだかとても懐かしくなりましたよ。
NY!(笑) (sachi@管理人)
2005-02-18 00:54:21
Makikocさん、こんばんは。

NY在住ですか、いいっすね。

ミュージカルとか見放題?(笑)

チケットとっていただけるんですか?それはお願いしないと!(笑)。



うちは新舞子です。わかるかな?

4月は中部国際空港からですか?だとすると、名古屋駅に行くまでに通過しますよん。

この空港、本日開港でしたけど、もうすごい人でした。電車が混みまくりで少々うんざりするほど。今週末遊びに行こうかと思ってたけど、もう少しほとぼりが覚めてからにしようっと。

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