映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

LIFE!   The Secret Life of Walter Mitty

2014-03-03 | 映画 ら行
3月19日から公開の本作、久々に試写会に当選し六本木の試写室で見てきました。

ネットや携帯電話の普及に伴い、私たちの生活は驚くほど変わってしまいました。
そんな時代の流れの中で、新しく台頭する産業がある一方、衰退していく産業があって、
なんだかちょっと寂しさを感じます。
1998年公開の「ユーブ・ガット・メール」では大型ブックチェーンストアの台頭で、
古くから地域の人たちに親しまれた街の小さな児童書書店が廃業に追い込まれる話でした。
それからほんの10年ほどで、アマゾンなどネット書店の台頭で、規模の大小にかかわらず街の書店が
急激に減りました。私が住む地域でも次々と本屋さんが閉店、隣町にあった頼みの大型書店までもが
閉店し、クリーニングの取次店や家電量販店、果てはパチンコ屋さんに変わってしまいました。
そして今や電子ブックの時代となり、紙の本の存続が危ぶまれます。

携帯電話のカメラ機能が高くなり、旅行に行くにもデジカメを持たなくなってしまいました。
かつて大判の写真雑誌LIFEといえば時代を活写するシンボルのような雑誌だったのに…。
1936年創刊後、テレビに押され1972年に一時休刊、78年からは月刊誌となり休刊、復刊を繰り返し
2007年4月号を最後に休刊。いまはGoogleでアーカイブ検索ができるようです。


     **************************

          L I F E !  
                    The Secret Life of Walter Mitty

    ***************************


本作はジェームズ・サーバーという方の短編小説で、1947年ダニー・ケイ主演で「虹を掴む男」という
タイトルで映画化されています。


 < ストーリー >
雑誌LIFEの写真管理部に16年席を置くウォルター・ミッティは地味で単調、平凡な日々を送っていた。
時々現実逃避の突飛な空想ばかりしている。ある日、LIFEがオンライン版に切り替わることになり、
大幅人員削減が始まる。最終号の編集に取り掛かる中、表紙を飾る写真がないことに気づくウォルター。
大事な写真を求めてカメラマンのショーンを探す波乱万丈の旅に出る決心をする。

   
                  ウォルター空想中~。後ろには新しい経営陣が・・・。

チラシに「STOP DREAMING START LIVING  空想するのを止めて、一歩踏み出せ」のコピーが
ありました。
若かりし頃、モヒカン刈りにし、スケートボードの大会で優勝、海外へ旅に出ようと準備をしていた時、
父の急死で家族を支えるために夢をあきらめたウォルター。
真面目に働き、変わりばえのない日々の繰り返しの中で、同じ会社で働くシェリルに恋心を抱くも
空想するばかりで、出会い系ネットe-ハーモニー経由でコンタクトを取ろうとするが上手くいかない。
廃刊騒動のなか、最終号向けにカメラマンから送られてきた表紙用のネガを求め、
グリーンランドからアイスランド、アフガニスタンへと命がけの旅を通して、
写真のネガの如くモノクロだった彼の人生がカラフルになり、忘れていた情熱を取り戻す。
この旅が奇想天外で、面白くってワクワクします。
   
「LIFE」のモットーは、
“To see the world, things dangerous to come to, to see behind walls, draw closer, to find each other,
  and to feel. That is the purpose of life.”なのですって。
「危険なことがあるかもしれないが、世界を見よ。近くによって、隠れている物に目を向けよ。出会うこと、感じること。 それこそが人生の目的だ」みたいな意味でしょうか? 素敵なモットーやないですか。
“quintessence of life”…「人生の真髄」なんて言葉も出てきます。
ちょっとクサい? いえいえ、あちこちギャグが効いていて、押しつけがましくなく笑いながら人生について考えさせられます。
そして見終わった後、何か新しいことに挑戦しようかなぁ~なんて気持ちにさせてくれる映画です。


オープニングやエンドロール、現実シーンに入り込む空想のCGシーン、凝ってます
アイスランドやアジアの山岳地の大自然の映像が何とも美しいです。
伝説のカメラマンを演じるのはショーン・ペン。
         
やっとカメラマンに出会えたシーンで、カメラを構えて待ち続けた動物の写真を撮ろうとしないカメラマンに
理由を聞くウォルター。ここでのショーンの台詞がいいんだわぁ~。(映画を見てチェックしてください)

ベン・スティラーの映画、やっぱり好きだわぁ~。




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2 コメント

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こんにちは! (ヒロ之)
2014-08-10 14:05:58
何時もTBのお返しありがとうございます。
コメントも頂きありがとうございました!
すっごく素敵な作品だと思います。
それぞれの自然を映し出したシーンも綺麗でした。
最後も感動されたという方も多くおられましたが、私にそれができなかったのは全て吹き替えのせいですね^^;
あれのおかげで全く主人公に感情移入出来ず、結局話そのものにも入り込めないままに見終わってしまいました。
吹き替え一つでもそれがいかに大事なことなのかが改めて思い知らされました。
本来なら字幕で見たいのですが(20代の頃は絶対に字幕派でした)、今はもう近視乱視老眼で字幕が読めず、仕方なく吹き替えで観ています^^;
Unknown (ヒロ之さんへ(ryoko))
2014-08-10 15:27:48
こちらこそ、いつもTBありがとうございます。
ヒロ之さんは兵庫、私は大阪出身ですが、大阪弁での吹き替えはあきませんね。
ナイナイ岡村さんがTVCMに出ておられるのは知ってましたが、大阪弁をしゃべるベン・スティラーはイメージしてませんでした・・・それ、アカ~ンわぁ
「怪盗グル―」シリーズの鶴瓶もアカン。
UFOを見たおっちゃんが東北弁しゃべるのも、強面のガラの悪いおっちゃんが大阪弁しゃべるのも、わたくしは認めません!
これってある種の刷り込み・洗脳ですやんねー。プンプン

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