映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

幸せの教室

2012-05-21 | 映画 さ行
予告編を見て「めぐり逢えたら」みたいなハートウォーミングコメディーを期待したのですが・・・。

私、トム・ハンクスのファンなんです。いや、ファンでした。
デビュー作の「スプラッシュ」以来、ほとんどの作品を見ています。
私にとってハンクスと言えば・・・
アカデミー主演男優賞を取った「フォレスト・ガンプ」や「フィラデルフィア」ではなくて
「スプラッシュ」と「ビッグ」なんです。
押しも押されもせぬ演技派ハンクスじゃなくて、
大人になっても少年のような心を持ち続けているハンクスが好きだったんです。
「ビッグ」はアカデミー賞ノミネートで受賞はなりませんでしたが、
「ビッグ」で取って欲しかった。彼にしかできない、彼のための映画でした。

まぁ、いつまでもそんなキャラじゃぁいかん!っと、イメージチェンジを図るために
社会派「フィラデルフィア」でエイズ患者の弁護士を演じ、見事に受賞
ハリウッドを代表する役者さんになったのはファンとしては嬉しいのですが・・・。


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        幸 せ の 教 室
            LARRY CROWNE

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 < ストーリー >
大卒でないという理由で解雇された中年のラリー(トム・ハンクス)は、再就職のスキルを身に付けようと
コミュニティーカレッジに入学し、スピーチと経済学の受講を決めた。
スピーチの担当教師メルセデス・テイノー(ジュリア・ロバーツ)は結婚生活の破綻からアルコールに走り
やる気のない学生たちに仕事への情熱も失っていた。初めてのキャンパスで年齢も境遇も違う人々と
出会うことで充実した日々を送り始めるラリー。互いに惹かれあうラリーとメルセデスの今後は?

             

トム・ハンクスとジュリア・ロバーツの共演なのに・・・、
気の抜けた炭酸飲料か、塩を入れ忘れた卵料理みたいで、何とも凡庸。
トム・ハンクスが製作・脚本・監督・主演の4役を務めているんだけれど、
俳優業に専念した方がいいんじゃなかろうか。

再就職のスキルを身に付ける為に大学に行ったんじゃなかったっけ?
確かにラリーはいい人だけど、トムとジュリアが主演だからということしか
二人の関係が進展する理由がない。
何でそうなるの?
何でこの映画を作ったの?

ファンならいいじゃないかと思われるかもしれませんが、
ファンだからこそ「トム、しっかりしいや!」と 喝!を入れたい。



・隣に住むガレージセール屋さんのオヤジがいい味出してます。
・「スター・トレック」のMr.カトウ役ジョージ・タケイが経済学の教授役で出演していますが、
 笑い方がちと怖い。
・トム・ハンクスの妻リタ・ウィルソンのブロンド姿が新鮮です。
・漢字のタトゥーネタや携帯ネタなど、笑いもちょっとさみしいなぁ。

次回作はダン・ブラウン原作ラングドンシリーズ第3弾「ロスト・シンボル」なのかな?
頼むよ〜、トム






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ロボット

2012-05-20 | 映画 ら行
インド映画を見るのは久しぶりです。
初めて見たインド映画は「ムトゥ 踊るマハラジャ」。
1998年に公開され、一大ブームになったので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
        
そして本作の主演がその「踊るマハラジャ」のラジニカーンさんなんです。
98年当時でも決してお若くはなかったような・・・。
現在は63歳ですが、超美人女優さんを相手に歌って踊って恋をして、大活躍です。


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            ロ  ボ  ッ  ト

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 < ストーリー >
バシーガラン博士は研究に没頭し、ついにチッティという高性能のロボットを作り上げた。
ところが、ロボットゆえ融通が利かずミスを犯し非難を浴びる。
そこで博士はチッティに人間の感情を理解するよう改良するが、博士の恋人・サナに恋をする。
サナに振られ、博士に廃棄処分にされたチッティは、博士をライバル視するボーラ博士によって
回収され、強力な殺人兵器としてよみがえる。自分のレプリカを大量に作り、サナを振り向かせようと
暴走するチッティの運命は?

ラジニカーンさん、お若い!

ラジオでジョン・カビラがメッチャクチャ面白いと紹介しておられたのを聞き見てきました。
映画館の予告でも見たことが無かったのですが、一度だけテレビでCMを見ました。

確かに、なんだかハチャメチャなんだけれど、面白〜い!!

大阪大学の石黒浩教授が自分そっくりのアンドロイドを作って話題になりましたが、あんな感じ。
バシーガラン博士は人の役に立つようにと自分そっくりのロボットチッティを作ったのだけれど
なかなかうまくいかない。

アシモフのロボット工学三原則
・ロボットは人間に危害を加えてはならない
・ロボットは人間の命令に服従しなければならない
・上記2項目に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない
に則って作ったロボットが人間を攻撃するというのは「アイ,ロボット」と同じなのですが、
本作では、ロボット工学研究者の開発をめぐる嫉妬と陰謀、
そして感情を持ったロボットが自分を作った博士の恋人に横恋慕という
非常に人間臭い展開です。

勿論、インド映画のお約束、歌って踊るシーンがこれでもか〜っと満載です。
博士の恋人サナ役の女優さんの美しいこと!美人だ〜!
美人なだけじゃなくって踊りも上手い!
博士役の還暦越えラジニカーンさんもお年を感じさせない風貌とダンス

後半、大量のロボットが様々なフォーメーションを組んで戦う怒涛のシーンは爆笑です。

博士をコピーしたロボットが整列している姿を見て「チャーリーとチョコレート工場」の
ウンパルンパを思い出しました。
ロボットの不死身な感じは「ターミネーター」を彷彿とします。
VFXやアニマトロニクスの技術を駆使した映像は、流石IT大国インドだなぁと思ったら
担当したのはアメリカの会社のようですね。

歌と踊りに、爆笑の展開だけでなく、
最後には人間の愚かさをチクリと突くなかなかいいメッセージも台詞の中にあって、
唯のお祭り映画というわけではないですよ 


元々、3時間くらいあるインド版を日本では139分に編集しているそうなのですが
ノーカット版が見てみたいもんだ。



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 ***** 見た 映画 *****

 5月19日 「幸せの教室」@横浜ブルク13 トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ主演
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KATAGAMI STYLE @丸の内 三菱一号館美術館

2012-05-18 | 展覧会
ずっと行きたかった「KATAGAMI STYLE 世界が愛した日本のデザイン」展。
やっと東京丸の内の三菱一号館美術館へ見に行ってきました。
東京駅丸の内南口から徒歩で探しながら歩いて10分ほど。
丸の内ってビジネス街のイメージがありましたが、再開発ですっかり様変わりです。
道行くマダムのグループが「銀座より素敵よね〜」と話しておられるのを小耳に挟みました。
 
      エントランス          通りの反対側から、近代的な高層ビルとのコントラストが面白い。

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      世界が愛した日本のデザイン
          Paper Stencils and Japonisme 

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この展覧会は日本の染めの型紙に表されたデザインが19世紀の欧米の芸術に与えた影響を
分かりやすく展示しています。
染めの型紙や、型紙を使って染めた日本の着物が、どのように絵画、家具、ファブリック、カーペット、
装飾品、陶磁器、ガラス工芸などに取り入れられているのか。
19世紀に海を渡った型紙の100年ぶりの里帰り。
当時の職人技の日用品が海外でアートとして芸術家に影響を与え融合し、
アール・ヌーボーやアール・デコを生んだわけですね。

「型紙」は絹や綿に模様を染め付けるための道具。
紙を「柿渋」で加工し、「菊花」「千鳥」「流水」「縞」など多種多様なデザインがあります。
当時は反物を染める消耗品として、傷んだら捨てていたようですがその精緻なこと!
作る過程をビデオで見れるのですが、もう気の遠くなるような細かい作業を何度も繰り返して
作ります。必要な彫刻刀も職人さんが自ら鉄を打った手作りで、切れ味を保つために何度も砥ぐのです。

型紙をずらしてパターンを繰り返していく精緻なデザインを見ていて、
イスラムのモザイク文様を思い出しました。似てますよね。
日本のデザインは植物や動物、水の流れなど、
イスラムのデザインは数学的な図形や植物をモチーフに繰り返されます。

以前見たエッシャー展で、イスラムの影響があるという解説を見ましたが、
今回の展示を見て日本の「型紙」の影響もあったんじゃないだろうか?と思いました。

     
                              館内はレトロな雰囲気 

名もなき職人の、日用品である着物を作るための、消耗品である道具「型紙」。
小紋のような細かい柄もありますが、当時の着物の大胆でポップなこと。
自然に目を向け、細かく描写しデザイン化する当時の日本人の美的センスは凄いわぁと、
感銘を受けました。

型紙の制作と、型紙を使って繰り返される染めの工程の多さに、着物のお値段が高いのも納得です。
めっちゃ手が掛ってますものね〜。溜息がでます。

この美術館はカフェ/レストランも併設しています。
しか〜し、残念ながら大盛況のようで多くの方が並んでおられたのであきらめました。
建物の裏には都会の真ん中とは思えないような空間があり、多くの人が寛いでおられました。
  
   

     
       このあたりの古地図が通りにありました。この辺りは各地の松平家が集中していたようです。

帰りがけ、東京駅構内を歩いていたら・・・姜尚中さんとすれ違いました。
「あっ、テレビのまんま」っと思った瞬間、足早に去って行かれました。


*今月27日日曜日までの開催ですので、ご興味のある方はお急ぎください。


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 ***** 見た 映画 *****

 5月16日 「ロボット」@横浜ブルク13
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マーガレットと素敵な何か

2012-05-15 | 映画 ま行
チラシやポスターの雰囲気と日本語タイトルからファンタジックなストーリーをイメージ。
劇場公開を見逃したのでDVDで早速鑑賞。
ソフィー・マルソー主演のフランス映画です。



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           マーガレットと素敵な何か

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 < ストーリー >   
マーガレットはキャリア志向のバリバリのキャリアウーマン。
恋人のマルコムが側にいても仕事優先で、携帯電話を手放さない。
40歳の誕生日に公証人のメリニャックと名乗る老人が訪ねてくる。
老人が携えてきたのは、7歳の頃、40歳になった未来の自分自身に宛てた手紙だった。
両親の離婚、貧しさなど少女時代のつらい思い出を心の奥底に封じ込めてきたマーガレットだったが、
次々届く過去の自分からの手紙に、次第にのめり込み・・・。

            

この邦題、ホワ〜ンとした映画の雰囲気はわかるのですが・・・意味不明です。
原題は「L'age de raison」で「分別のつくお年頃」という意味だそうです。
因みに英語のタイトルは「WITH LOVE FROM THE AGE OF REASON」「分別のつく年から愛をこめて」。
つまり「分別のつく年」は手紙を書いた「7歳」ということですね。
7歳の自分から40歳の自分に届いた手紙の数々。
この手紙のコラージュがと〜っても「素敵」です。

でも、「アメリ」のようなファンタジーでもなく、
自分の人生これでいいのか?と悩むキャリアウーマンというシリアス路線でもなく、
ファンタジーとシリアスの間を行きつ戻りつ
なんとも中途半端な感じです。
フランス語がわかればそんなことはないのかもしれませんが、
字幕を頼りにストーリーを追う身としては
男性の部下を顎で使ったり、
プラント建設で中国人顧客と価格をめくってシビアな駆け引きをしたり、
女性の上司に「あなたを飛び越して上を狙っている」と言い放つ姿と、
7歳の自分からの手紙に狼狽え、仕事を放り出して故郷へ行く姿に
違和感を覚え、この映画の世界に浸れませんでした。

「君自身になれ」というピカソの言葉。
マーガレットという名前で武装せず、本名のマルグリットになって
素直な心の声に従えということのようだけれど、
私には、成長を否定することのように思えました。
時と共に人は変わるものでしょ?

弟との関係も、あまりに希薄で…いくらなんでもそりゃないぜ?

ソフィー・マルソーが可愛らし過ぎるのも、ファンタジー色が強くなった原因かも?
いっそのこと、もっとファンタジーに徹して欲しかったなぁ〜。





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 ***** 見た 映画 *****

 5月11日 「灼熱の魂」 DVD

5月13日 「マージン・コール」DVD

       「プッチーニの愛人」DVD  
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ラブ・アゲイン  CRAZY, STUPID, LOVE

2012-05-11 | 映画 ら行
昨年10月「モンスター上司」の試写会をワーナーブラザーズ映画試写室で拝見した時、
本作「ラブ・アゲイン」のポスターや段ボールの3Dボードなどがロビーに飾ってあり、
公開が近しと期待していたのですが・・・、知らぬ間にDVDが発売になっていました。
ゲット・スマート」や「40歳の童貞男」のスティーブ・カレル、
「エデンより彼方に」や「シングルマン」のジュリアン・ムーア、
公開作品続々で「ラースと、その彼女」や「スーパー・チューズデイ」のライアン・ゴズリング、
ヘルプ」で主役を演じ、公開間近の「アメイジング・スパイダーマン」でヒロインを演じるエマ・ストーン、
ケビン・ベーコンに「レスラー」のマーサ・トメイも出演、なのにいつ公開してたっけ?
昨年、ひっそりと公開していたんですねー! 全く知らんかったー。
劇場で予告を見たことも、チラシを見かけたことも全くなし。
ワーナーさん、このラインナップで、ストーリーもとってもいいのに・・・。
何故、こんな公開館数なの? もっと宣伝して欲しかったー!




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            ラ ブ ・ ア ゲ イ ン
                      CRAZY, STUPID, LOVE  

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< ストーリー >
キャル・ウィーバー(スティーブ・カレル)は高校の同級生で初恋の相手エミリー(ジュリアン・ムーア)
と結婚し平穏な毎日を送っていた。仕事は順調、庭の手入れが趣味で、子供に慕われるマイホームパパだ。
ある日、レストランで食事中、突然妻から離婚を切り出され、同僚との不倫まで告白される。
家を出たキャルは地元のバーに通って愚痴をこぼしさびしく過ごしていた。
そこで30代の遊び人ジェイコブ(ライアン・ゴズリング)と知り合い、彼の指導の下、モテる男になる
手ほどきを受け変身するが、彼の心は満たされない。そして・・・。

          
無理に笑いを取ることもなく、深刻にならず、押しつけがましくなく、優しい気持ちになれる
素敵なストーリでした。
それは、主演のスティーブ・カレルの真面目で、優しくて、とっても可笑しいキャラによるものです。
真面目な顔して、真面目に頑張れば頑張るほど可笑しなことになって、思わず笑っちゃいます。
大好きな俳優さんの一人です。

ライアン・ゴズリングって映画によって随分イメージが変わります。
本作では、自信た〜っぷりの完璧な「女たらし」を演じています。
鍛え上げた肉体に、バリッと決めた服、爽やかな笑顔に身のこなし。
見るからに「遊んでるなぁ〜」って感じだけれど、女の子を落とすのに彼流のポリシーがあるのです。

妻に浮気され、冴えないキャルがジェイコブの手にかかれば見事に変身。
一方のジェイコブが、本当の恋に落ち、彼女の親に会うアドバイスをキャルに求める。
そしてキャルとジェイコブの関係に驚きの展開が待ち受け、
子供たちや浮気相手、友人一家をも巻き込んでの大騒動。


特に不満はないけれど、平穏な日々に慣れ過ぎて、会話もときめきも失ってしまったことで
思わぬ行動に走ってしまった「ミドルエイジ・クライシス」真っ只中の妻エミリー。
普通こういう行動に出るのは夫じゃないの?と思わなくもないのですが、
マイホームパパで妻一筋、真面目なキャルにとって、妻の行動は青天の霹靂、理解不能。
すったもんだがありまして、勿論ハッピーエンドになるわけですが、
17歳から妻一筋、当時の気持ちを思い出し頑張るキャルと、
これまた父親譲りで初恋一筋さんの息子ロビーの関係がいいんです。
息子ロビーの卒業式でのキャルのスピーチ、正直な気持ちの吐露に勝るものなし。
愛だねぇ〜。


笑って、ほっこり優しい気持ちになれる、お奨めの映画です







 ***** 見た 映画 *****
 
 5月 8日 「ラブ・アゲイン」DVD

       「マーガレットと素敵な何か」DVD ソフィー・マルソー主演のフランス映画
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