のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

Virtual Reality

2008年02月22日 22時52分05秒 | Weblog
virtualとは、「事実上の」とか「実質上の」という意味を示す形容詞だ。「形式は

ともかく」ということを暗に前提にしているとはいえ、本来の意味を超えて、「仮

想」という意味で使用するには飛躍がある。これは、特殊日本的な用法だ。つまり、

virtualは、英語のはずなのだが、英語でないかのようだ。

どうしてこんなことになったのだろう?

Virtual Realityという造語が、仮想現実と訳され、Virtualが前半の言葉「仮想」に

あたると早合点されたせいだと思う。

上記造語を、本来の意味に即して、「事実のような確からしさ」という風に訳し直せ

ば、多少は混乱を抑えられるかもしれない。

今のままでは、Virtualな世界には、現実と違うルールが支配しても許されるかのよ

うな錯覚を与えられる。しかし、たとえば、電子マネーは、手に取ることは出来ない

が、贋金ではないのだ。

インターネットのマナーを真剣に論じるためには、こんな点を確認する辺りから出発

しなければならない。

ふー、また、堅い話をしてしまった。

僕が言いたいのは、インターネットの付き合いであっても、現実的なものと違いがな

い、ということだ。誠実でなければならない。自分への戒めと思って書かせてもらった。

匿名性が生きますように


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