まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1184

2017年02月14日 |  マツタケの林地栽培 

2月18日(土)は574回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい. 活動報告は三輪 新造さんです.当日夜、ブログを是非ご覧ください.

 2月10日は、京都市内も大雪の予報であったが、思ったほどの雪ではなかった.岩倉はうっすらと雪化粧程度だった.でも気温は低い.地面はぬかるみ、アウトドアー活動向きの日ではありませんでした.インフルエンザ流行のピークは過ぎたようですが、まだまだ終わったわけではありません.皆さん気をつけましょう! それに厳寒期です、寒さ対策は完璧にしたいものです.

 香川山BCでは、毎回、参加者に大変好評の昼食準備が進んでいました(写真をご覧下さい).メニューがお好み焼きなので大量の刻んだキャベツを必要とします.仲間の見事な包丁さばきに感激でした.薪を燃して、厚い1cmはある鉄板の上で手際よく焼かれていった.

息も凍るかと思う冷たさの中、昼食の準備が進んでいます.

キャベツをきざむ松本さんの手さばき

鉄板を洗う中広さん

鉄板の仕上げをする猫田さん

お好み焼きの具を混ぜる中野さん

厚さ10mmの鉄板で焼いていく

 お好み焼きの香りは食欲をそそる.「あつっ!あつっw!」とほおばるのが最高.安土桃山の頃、千利休が「麩の焼」で茶を喫したのをルーツとするらしい.伝統あるものなんですね.その後、大阪、東京、広島などでそれぞれの地域の名物に進化したようだ.

 高校時代、北大路通の、まだ市電が走っていた頃、停留所府立大学前と洛北高校前の中程に、「やまぐち」というお好み焼きやさんがあった.仲間とよく食べに行ったが、あの店は今はない.

【お知らせ】

1. 千曲川流域学会主催シンポジウム
  再び里山の恵みを呼び起こす~元気なアカマツ林の世代継承~ 
   日 時:2017年2月25日(土) 14時~16時 翌26日 上田市内のアカマツ林見学.
   場 所:長野大学(上田市下之郷658-1)
    問い合わせは長野大学 森本英嗣先生 電話:0268-39-0172(ダイヤルイン)

2. 3月4日(土)滋賀県立大学 鵜飼ゼミ 受講生(1名)見学

3.滋賀県 荒神山マツタケ山造成プロジェクト応援 作業後、下石寺公民館で食事(昼食は地元提供)と交流
  日時:3月6日(月)10時~14時 当日雨天の時は7日に順延
  場所:彦根市石寺町荒神山麓、曽根沼横ハング着地場       
猫田号で往復の予定(ガソリン代と高速道路代負担).問い合わせや申し込み(2月24日まで)は榎本さんまで.

4. 3月10日(金)東草野まちづくり懇話会(藤田さん)10名見学

5.韓国慶州から 趙(チョウ)庸祺先生、白(ペク)氏他 香川山視察 5月頃
6.韓国慶州マツタケ山(ペク氏所有)視察 韓国の助成があります. 9月の終わりから10月始めあたり、松茸発生最盛期.

7.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
   問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)


【まつたけ山復活させ隊とは!】
ヒトとアカマツとマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.

『林間の松韻、石上の泉声は、静裡に聴き来たれば、天地自然の鳴佩なるを識る』 注:鳴佩は、佩玉(オビダマ)で、腰に着けて歩くと、音を立てるもの.ここでは美しい楽の音を意味する.  中国古典名言事典(諸橋轍次.講談社) 洪 自誠 著(明時代) 「菜根譚後集64」

 活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.
 参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(あの人は何しに来ているのか?といぶかられる参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.

 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.作業内容は、これを特に固定せず、気づいた人が仲間を集い作業をこなしています(原則).すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことが必要である.

【まつたけ山復活させ隊の心得】
悔いの残らないようにするには! 
1.あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.掛かり木の処理で死亡者が続出だそうです.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生.作業は慎重に!

4.急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.切り株を残さないように地際から伐りましょう!

5.使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶の放置がときどき起こります.元に格納すること.食費の払い忘れが時々あります.ご注意下さい.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


回       開催日  報告担当者  男厨シェフ    特別企画     体験参加

574 02月18日(土) 三輪
575 02月24日(金) 内田              松本
576 03月04日(土) 池内                     滋賀県立大鵜飼ゼミ生 1名
577 03月10日(金) 榎本                                                         滋賀県東草野まちづくり懇話会10名
578 03月18日(土) 三輪
579 03月24日(金) 宮崎              内田+榎本班
580 04月01日(土) 内田
581 04月07日(金) 吉村
582 04月15日(土) 池内
583 04月21日(金) 榎本
584 04月29日(土) 三輪              松浦
585 05月05日(金) 宮崎
586 05月13日(土) 内田
587 05月19日(金) 吉村
588 05月27日(土) 池内              川崎+榎本班
589 06月02日(金) 榎本
590 06月10日(土) 三輪
591 06月16日(金) 宮崎
592 06月24日(土) 吉村
593 06月30日(金) 榎本              松本

 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物あるいは自家用車

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
エ)車の方は、岩倉カントリークラブの入口を目的地にすると便利です.そこから400m.入り口手前道路を左、右、左また左に進むと車止めが見えます.右側に入り口あり.

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§カンパありがとう!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男

 

 

 

 

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