たまには介護の世界とは違う話を。
グアテマラの女性支援(先住民)をしている友人から、ショールを一枚購入しました。
ガーゼのように柔らかな綿で、ところどころ綾模様が入っています。
繊細でフワッとしていて使いやすそう。
「腰機 こしはた」という、文字通り腰を機(はた)の一部にして織る素朴な手法だそうです。
持ち運び自由な機なので、戸外で織っている写真を見たことがあります。
遠い遠い知らない土地のどんな風景の中で、どんなものを料理して、食べて、何人の子どもを育てながら織っているのだろうかと、会うことは決してないだろう女性の姿に想像を巡らしています。
こうした物資の販売や寄付で集まったお金の中から、主食のトウモロコシの製粉に使う電動グラインダーを買って集落にひとつ置くと、長時間かけて石臼で挽く作業がなくなり、その時間で学校にいったり、職についたりすることが可能になると聞きました。
内戦で弾圧・虐殺され、多国籍企業のコーヒー農園で幼いころから働かされてきた先住民女性が、自らの力で生きる力を得るためには、まず文字を知って情報を得ることから始まります。そのための時間を作るのが電動グラインダー。気が遠くなるような道のりです。
友人たちの活動に学ぶことは、「あきらめないで続けること」。仕事の種類も活動のかたちも違うけど、励まされます。
この夏、冷房に弱い私の大切な持ち物になるでしょう。
グアテマラの女性支援(先住民)をしている友人から、ショールを一枚購入しました。
ガーゼのように柔らかな綿で、ところどころ綾模様が入っています。
繊細でフワッとしていて使いやすそう。
「腰機 こしはた」という、文字通り腰を機(はた)の一部にして織る素朴な手法だそうです。
持ち運び自由な機なので、戸外で織っている写真を見たことがあります。
遠い遠い知らない土地のどんな風景の中で、どんなものを料理して、食べて、何人の子どもを育てながら織っているのだろうかと、会うことは決してないだろう女性の姿に想像を巡らしています。
こうした物資の販売や寄付で集まったお金の中から、主食のトウモロコシの製粉に使う電動グラインダーを買って集落にひとつ置くと、長時間かけて石臼で挽く作業がなくなり、その時間で学校にいったり、職についたりすることが可能になると聞きました。
内戦で弾圧・虐殺され、多国籍企業のコーヒー農園で幼いころから働かされてきた先住民女性が、自らの力で生きる力を得るためには、まず文字を知って情報を得ることから始まります。そのための時間を作るのが電動グラインダー。気が遠くなるような道のりです。
友人たちの活動に学ぶことは、「あきらめないで続けること」。仕事の種類も活動のかたちも違うけど、励まされます。
この夏、冷房に弱い私の大切な持ち物になるでしょう。