俳句日記/高橋正子

高橋正子のブログ
俳句雑誌「花冠」代表

11月29日(木)

2007-11-29 01:32:35 | Weblog
俳句

天気
○会費領収書、礼状など。

○円覚寺と東慶寺は、どちらがいいのだろうという考えがうかぶ。初めは東慶寺の方が、植物もいろいろと優しいげに植えられて、いいと思えた。そういう意味では、いいお寺だ。しかし、紅葉も冬の色を呈し始め、野牡丹の色も濃くなると、早朝の箒目もあたらしい、誰も人の来ない円覚寺のほうが優れているように思える。精神の底をつくようなものが円覚寺にはある。それが何かはよくわからないが。

○これまで、こちらに来て、随分電車の中の人々を観察してきたが、おととい丸の内まで電車で行ったときには、電車のつり革にぶら下がっている人、目を瞑って黙然と腰掛けている人、携帯を睨んでいる人を眺めていると、漱石に描かれた東京の人々の様子と、今の時代の東京となんら変らないように思えた。昔から、東京の人はああだったように思える。人口が多くなったかどうかではないようだ。首都であるせいか、気質のせいかは、知らないが。

11月28日(水)

2007-11-28 22:53:41 | Weblog
俳句

晴れ
○インターネット俳句センターのTPのアドレスを変えて、はじめの ne.jp にもどす。これを、インターネット俳句協会にしばらく貸していた。

○『門』に、「門を入ることも、入らないこともできなく、門の下に佇まなければならない人間がいる。」という意味が書いてあった。入ってしまえば、それはそれなりに道があるだろうし、入らなければ、別に問題はないだろう。やっかいなのは、佇まなければならない人である。
また、家主の坂井は、このごろは正月の行事にあきて、家族の留守中に、めでたくない宗助をわざわざ呼んで、洞窟と呼んで書斎で話をするところがある。こういうところは、なんだろう、漱石らしい。当時の知識人には、こういった人間もかなりいたと思われるが、今は、このような知識人はいないのだろうか。えらくわかりきった人が多いように見えるが。

○棚を無印にネットで注文。12月2日(日)に届けてもらう。年末の片付けをそろそろ始めることに。

○角川の海野さんが退職なさると、挨拶状をいただく。

○喪中欠礼の葉書を同郷の友人からもらう。二つ下の妹さんが亡くなられたとのこと。

○明日は最低気温、6度か7度の予報。夕方から急に冷えるといって、暖房を入れる。

§今日の俳句§
□詩碑に立てば千曲の水の音冴ゆる/臼井愛代
千曲川の水音が冴えて聞こえる。詩碑は、いうまでもなく藤村の「千曲川旅情の歌」の詩碑である。その詩の内容を胸に、眼下を見ておれば、川の水音がはっきりと聞こえる。「音」を「冴ゆ」と感じたのは、山国ゆえであろう。作者初学の句で、小諸の俳句フェス最優秀句。(高橋正子)

文学の森祭/11月27日(火)

2007-11-28 00:08:36 | Weblog
俳句

晴れ

○歯医者に行ったあと、正午過ぎから、「文学の森祭」に丸の内の東京會舘へ出かける。会場は9階のローズルームだったが、そこで、澤好摩氏に会った。『円錐』10月号をいただく。40数年前の、学生時代に松山でお会いして以来。「私の名前を覚えておられますか。」と聞いたら、「覚えています。」と言って黙っておられた。私は、それが本当かどうか、確信がもてないでいたが、鞄から主宰誌の『円錐』を黙って出してくださった。多分、だれだろうか、と考えておられたのだろう。帰り、三田線の電車のなかで大方読んだ。相変わらず、新興俳句について語られていた。

バーティーでは、夏井いつき氏が新しいご亭主と列席されていた。あたらしいご亭主は、いつき氏の協力があって、このたび何か文学の森の賞をいただいたようだった。私は夏井氏にすぐ気付いたが、向こうは気付いたかどうか。顔色が冴えなくなったところを見ると、気付いたようでもあった。

それから、「正子」さんという方に挨拶された。「私の年代は”正子”というのが多いのですよね」、と言われた。その方は千葉の方らしかった。それから、国立の方に、「立食で人気はお寿司ですね。」と言われ、「そうですね。ところで、ハケという綺麗な水がながれているところは、国立ですか。」とも聞いてみた。そういうことであった。また、パソコンに文字を打ち出すときに、原稿に書いて、それからパソコンに文字を打っているんだ、という話も耳にした。まあ、まだそういう方もおられる。焼き鳥やさんもでていたが、待っているのは、男性二人。ゆうじさんの焼き鳥を思い出して、焼き鳥やを覗く。塩味だけの葱間がなかなかいける。これをほめて、焼き鳥やさんに喜ばれた。

辻井喬さんが乾杯の音頭をとられ、パーティが始まったのだけれど、お幾つなんだろう。姜社長は、俳句でノーベル賞を!と話された。もっともなこと。しかし、そのためには、今の俳句の方向が間違っていることに、出席者のだれが一体気付いているのだろうか。そんな中で、仮にノーベル賞でももらったら、おぞましいことが起こりそうだが。それから、総合俳誌が面白くない、という話もでた。そして相次ぐ休刊、終刊も話題に上げられた。
以上は、今日のパーティの様子。

パーティーは、3時半にお開きになったので、二重橋と和田倉門の噴水公園に寄った。噴水は、灯が灯って、背景の公孫樹や欅の紅葉の中に噴きあがると、なかなか綺麗だ。目に美しいが、傍によって憩う気持にはなれない。水の量が少ないな、と思う。

ミュンヘンの駅前に大噴水がある。その周りに市民や旅行者が腰掛けて休んでいる。私も休んだ。小鳥も水を飲みにくる。噴く水は背中にあって、その水音を聞きながら休んでいる。ときに水がかかることもある。

モダン都市の美しさは都市文化脆弱さを半面に持っているように感じだ。

水煙フェスティバル/11月24日(土)~25日(日)

2007-11-24 02:34:44 | 書評
俳句
 
晴れ
○フェス当日。
■水煙俳句フェスティバル2007in横浜
□時:11月24日(土)~25日(日)
□所:神奈川近代文学館中会議室
□宿泊ホテル:メルパルク横浜(横浜市山下町)

■今日の俳句/11月24日
□伊予灘の入り日枯れ木に透けて見ゆ/藤田洋子
伊予灘はいつもは、平穏な海である。丘に登ると、丘の枯れ木の間に海が見え、その海に夕日が沈むのである。あかあかと静かに沈む夕日の様子は、明日の幸せを約束してくれるような入り日なのだ。(高橋正子)

■今日の俳句/11月25日
□白菜を積み上げて来る一輪車/多田有花
収穫したばかりの白菜を、一輪車に山と積み上げてやってくる。一輪車にバランスよく荷を乗せて運ぶのは、なかなか要領のいるものだが、うまく運んでくる。それも感心するが、採れたてのみずみずしい白菜の山が目に触れるのも、さっぱりとした感じでいいものだ。(高橋正子)

11月23日(金)

2007-11-24 02:30:55 | Weblog
俳句

晴れ。
今朝はよく晴れていたが、木枯だろうか、風が強くて、寒かったが、昼間はそうでもなくなった。

○フェスの準備。自分の荷物などをリュックに詰める。扇子や賞状、写真、俳句葉書、受付の道具などは、リーフケース(と言いたいが、実はパソコンを運ぶバッグ)に入れる。これが一番大事。名札、句会の用紙などは、愛代さんにお願いする。

○明日朝、8時に自宅を出る予定。MM線の電車は先頭車両が5番出口に近い。

§今日の俳句§
(多津子さんの俳句)のちほど。

水煙フェスティバル/11月21日(水)

2007-11-21 09:26:12 | Weblog
俳句
月冴えに風邪の薬を買い戻る
冬月の奥をとどろく飛行音

晴れ
○ニューズレター100号発行。ともあれ、100号を発行できた。ますみさんからは、即受信の旨の返信があった。まあ、エラーメールが帰ってくる間くらい。

○水音さんから、茶菓が送られてくる。明日午前、フェスに必要なもの、送っていただいたものを、文学館宛宅急便。

○祝恵子さんからの奄美のお酒が届く予定。

○受付の準備。

○熨斗紙、短冊、はがき少々を買う。店の横は庭になっているが、脚立を立てて金柑を捥いでおられたのは、娘さんらしい。大きな金柑の木がある。

§今日の俳句§
鴨を見て同じ夕日のなかにいる/臼井愛代
夕日を浴びた鴨の池は、夕日の色にかがやき、静かながらも、温かい冬の景色を見せてくれている。「同じ」は、鴨の浴びている夕日と作者も同じ夕日の中にいること。池に浮かぶ鴨たちと一体の世界にいるおだやかさが詠まれている。(高橋正子)


横浜夜景/11月20日(火)

2007-11-20 09:15:55 | Weblog
俳句
横浜の夜景に冬の来しことを
ははそ黄葉少し反りしが棚にあり
朝の日のははそ黄葉を拾い来し

曇りのち晴れ。
○尾弦さんより、写真が皆さんにと1人ずつ封筒に入れられて送られてくる。中は開けてのお楽しみ。
○水音さんから夕べ電話。なにか大阪のおいしいお菓子を送ってくださるそうだ。
○洋子さんからお饅頭とお祝。多津子さんから愛媛蜜柑が送られてくる。
送っていただいたものは、一括して文学館宛信之先生の名前で送る。こうしたところに、前もって送ることがなかなか難しい世の中になった。
○水煙賞など、扇子に揮毫してもらう。こちらの準備は、済み。

○今朝この冬はじめてエアコンの暖房を入れる。21度に設定。室温は、朝8時に17度。群馬のみなかみ山など、近くにも雪が降ったようだ。石鎚はどうかしら。
草子さんの秋田も雪のようだ。たいじさんの網走は、はや真冬日とのこと。

○墨を磨ることひたすら。磨ってジャム壜に溜めて冷蔵庫に保存しておく。墨も磨っておくとカビるから、保存はしばらくの間。

虚子立子記念館/11月19日(月)

2007-11-19 10:03:33 | Weblog
俳句
吹きたまる桐の落葉ともなって
桐一葉はなれて明るき木が立てり

晴れ
○昨夜作った賞状に印鑑を押す。

○俳句はがきを書く。

○裕子さんがフェスのお祝を送ってくださった。
たいじさんからは、薄荷甘納豆を送っていただいている。
治代さんは、フェスにおいしいお茶を送ってくださる。
洋子さんは、陛下も召し上がられたという山田やまんじゅうを送ってくださる。
圭泉さんには、はやばやとお祝をいただいている。
フェスも今週末となって、準備が整ってきている。

○11日から17日分の合同句会の選をあらかじめした。

先日、虚子立子記念館を訪ねたとき、立子の選句紙を見た。選に迷ったあとはなく、朱筆で○が5個ほどついている。あとで、人に見られても、上品と思われるだろうなあ。

大阪の句会で、選者の選句用紙を回収されたのには、少々まいった。選句用紙は自分のためのものと思い、迷いながら、「チェック」や「○」、「○に、」をつけていた。(これは、臥風先生がやっておられた選の仕方)。ところが、選者は選句用紙を残しておくらしい。

どこの句会もほぼ同じだが、玉藻では、投句した数と同じ句を選しているようだ。それにしても選に迷わないというのが、うらやましい。作者の気持を考えていると、捨てがたい句がある。形式と季語との面からみて完成度が高いかどうかで篩にかければ、簡単なのだが、愛媛みかんや卵のサイズではないから、等級別というわけにもいかないのが、水煙俳句の選のむずかしさ。それを、さっさと5個の朱○で決めれるのが、うらやましいと言えば、うらやましい。因みに、立子選も小短冊の投句も筆書きであった。投句の小短冊が屏風に仕立てられてあった。

§今日の俳句のコメント§
雪吊りを晴れたる空に成し終えぬ/池田加代子
雪吊りは雪が来る前にし終えなければいけない。晴れた日を選んで仕事もはかどることであろうが、出来たばかりの新縄の雪吊りが青空に映えて美しい景色となっている。(高橋正子)

子規居士/11月18日(日)

2007-11-18 14:05:49 | Weblog
俳句

曇り
晴れ
○ブログ句会、沙羅句会、たちばな句会、青樹句会の合同句会の1人1句抽出(1
(11月11日ー11月17日/50人50句)
○フェスの準備。
○『子規居士と余(高浜虚子)』を読む。子規の病状については、子規側からは、かなり詳しく知るようになっていたが、虚子側からの話であるで、裏が取れる。例の道灌山の茶店での件は、虚子らしい逡巡が見られる。

子規との出会いの場である練兵場は、愛媛大学城北キャンパスとなっている。虚子たちは野球をしていた。そこに漱石たちと連れ立って子規がやってきて、本場本郷の野球を教えることになる。しばらく汗をかいて、子規たちは道後温泉に歩いていった、とある。城北キャンパスから、道後温泉までは、歩けば、20分ほど。早足なら、15分ぐらい。

§今日の俳句のコメント§
朱雀門はるかに望み落葉踏む/多田有花
奈良の平城京跡を作者と共に散策したのは、2005年。冬草が萌えて遠くに朱雀門だけが見え、往時を偲ぶよすがとなっていた。朱雀門をはるかに見て、桜落葉だったろうか、踏んでいるのである。大きな風景をしっかり捉え、力強い。(高橋正子)

日吉本町駅/11月17日(土)

2007-11-17 08:32:34 | Weblog
俳句
槌音の空に響いて冬はじめ

曇り薄日。
○昨日から、気温が下がる。朝8時半の室内気温は、19度。暖房はしていませんが。

○富有柿が出始めた。蜜柑もすっかり熟れてきた。

○朝から槌音が高く響いている。このごろは、家を建てるのに槌音が響くことなどめったにない。どこから聞こえてくるのかな、と思うと地下鉄の駅の工事現場からだった。鉄骨が組まれて、建物らしくなってきた。鉄骨に槌音は考えにくいけれど(どんなことをしているのかわからないが)、槌音なのだ。

駅は四角ではなく、ゆるくカーブしている。地上2階で、カーブした窓に朝日が反射しそうな感じだ。このあたりは、風致地区になっているので、高層マンションはなく、4階まで。来年の3月開通なので、工事も急がないといけないのだろう。「日吉本町駅」と仮に名づけられているが、我が家から徒歩2分ほど。雨に遭っても、土砂降りでなければ、傘なしで、駆け込んで帰れそうだ。東横線の日吉駅のホームも改装工事中であるので、いよいよ開通が本当になったのだ。地上に建物が見えるまでは、地下鉄ができるかどうか信じがたかったが。

調和筆/11月16日(金)

2007-11-16 05:38:08 | Weblog
俳句
冬天の動きて明けの金星を
薬湯はあわき緑に冬の夜

○たちばな句会の投句(11月6日~11月15日)より、好きな句を6句ずつ選び、添削とコメントをつけて、アップ。

○フェスまであと一週間。ますみさんも出席されることに。文学館から地図をファックスしていただいたので、明日郵送することに。雅友堂へ、水煙12月号を持ってゆき、筆をもう一本買う。漢字と仮名を混ぜて書く場合の調和筆というのを薦められた。

漱石展/11月15日(木)

2007-11-15 20:18:49 | Weblog
俳句
両国に眉月かかり秋暮るる

晴れ
○午後から両国の江戸東京博物館で、文豪・夏目漱石展を見る。展示場出口で、仙台のもなかを買って、ミュージアムグッズを見て帰る。乗り物は我が家から会場まで乗り継いで片道2時間。

1階展示室にて。
未着用のしつけ糸を付けたままの袷があった。着用の絽羽織があった。茶色であるが、文人らしい品なのだろうか、漱石の好みが知れるようだ。いまでは、小柄な体格。デスマスクから骨格などをデータとして、声が聞けた。中音だろうか。

岡本一平の漱石先生八態も実物が見れた。松山在中に蔵澤の画を贈られているが、それに触発されて画いた竹の画があった。愛媛大学教授の石井南放先生が蔵澤を研究しておられ、その話をお宅で伺ったことがあるので、身近に感じた。墨色が蔵澤のようであった。

講義ノートは全て英語でとられている。幾何学の試験も英語で解答してある。
漱石が参禅したという帰源院山門は、萱葺で、重そうで崩れ落ちそうな屋根だ。
「ホトトギス」も展示されていたが、当時の装丁は、大変凝っている。四国からは、虚子、子規、能成が関係して展示されてあった。子規博も協力していた。渡部芳紀先生撮影の早稲田界隈の写真もあった。

ドイツ留学で留守をする寅彦から預かったオルガンもあったが、それを長女の筆子と次女の恒子が使ったという。「三四郎」の印税で二人にピアノを買っている。

展示場は、平日だけれど人も多く、漱石人気が知れる。なかでも年寄りが多かった。若い時代に読んだのであろう。こう言ってはなんだが、他の展覧会と違って、おめかしをしている人はほとんどいない。みんな展示物をじっと読んでいる。読書家ぞろいか。展覧会の雰囲気というのもおもしろいものだ。ケルト展のときは、学者の卵か、そんなような人の熱気に押された。ゴッホ展では、ゴッホ人気を反映して、この機会を逃さじと、長蛇の列に並ぶ庶民のパワーを感じた。展覧会、それぞれである。

○アマゾンから、『門』(漱石)『善の研究』(西田幾多郎)『日本的霊性』(鈴木大拙))『風土』(和辻哲郎)の文庫本が届く。

冬来る/11月14日(水)

2007-11-14 07:50:57 | Weblog
俳句
冬来る寒暖計を吊り直し
冬来る恋しきものが来るごと
芒野にまなざしゆるく佇めり
八幡宮へさびしきときの蔦紅葉
足袋をいと小さく履きて七五三
すべきこと全てせぬとき冬来る

晴れ
○今朝の室内気温午前7時、20度。夕飯時も20度。
今日は、「冬来る」の季語が気に入って使った。

○明日は両国まで。

○木曜の俳句担当。<鴨泛かぶ池の青さのまっ平ら/正子>

11月13日(火)

2007-11-12 23:44:24 | Weblog
俳句
初冬の明けの明星つぶらなる
明け方の冬の北斗のかすかなる

快晴
○今朝は、みごとな快晴。柿が熟れるころ。
今朝金星が見えた。金星はいつでも見えるが、今朝は特に綺麗だったようだ。北斗七星も逆立ちして見えた。北斗七星をはっきり見たのは、1年ぶり。防犯灯が明るすぎて、星が見えない。

○テンプレートを替える。一日一句鑑賞のテンプレートも。

○フェスの吟行の朝食はコンビニでサンドイッチなどを予定している。ホテルから1分ほどのところにコンビニがある。前日に行ってみて、予約すればいいだろう。