NPO法人テクノシップのブログ

テクノシップの行事のお知らせや白金台教室での出来事を掲載しています

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成長を祈って

2012-07-12 | 教室日記
教室スタッフ会議中にノックがあり小学六年生が独り現れた。
いつもトイレを借りにくる男の子で、手に色鉛筆を握っている。用事はトイレではなさそうだ。

「こんにちは、元気?何をしに来たの?」
「泥棒してはいけないの!」会議は中断。
「泥棒?…って悪いことなの?」
「悪い!」色鉛筆を持ったまま部屋の隅に行ってしまう。
「じゃあ、してはいけないね。ものを盗られた人は嫌なきもちになるもの。」

しばらくその場に止まってから、彼はスタッフのそばに戻ってきた。
ほおを緩めて、近くの冷蔵庫を腕押ししている。

「背が高くなったね。冷蔵庫+レンジと同じくらいの高さ!」
声をかけられると、パッと笑って背比べ。すると、その様子をみていたもう一人の小6生も
冷蔵庫によってきた。

「わぁ、あなたは冷蔵庫+レンジ+おせんべいの缶くらいね。」
「うわぁ~」「背が伸びたんだぁ」「おせんべいの缶まで~」こんどは並んで背比べ。
二人は一年生から時々教室で会っている。椅子の座面高が30㌢の頃から。

「○君、鉛筆削り貸して下さい、って言えましたか?」彼の担当者が別の部屋からやってきた。
「泥棒、は気になっってたみたいですよ。」彼は、やりとりを聞いて思い出したのか
えんぴつを削って帰ってしまった。

「トイレ…だったら、この頃言えるようになっています。」
「大人以外の他の人との会話も初めて見ました。」
「今日は、顔も穏やか、なんと言っても笑顔が咲いていましたよ。」みなで状況報告。

「お母さん…喜ばれるでしょうね。先週は泣かれてしまいましたよ、乱暴で苦労が変わらないと…。」

お母様知っていらしゃるかしら…彼は七夕の短冊に、平和な皆の未来を祈っていたことを。















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