歩いて、歩いている

新発見!この道はいつかきた道?

師走になると。。。。。

2016-12-03 12:42:36 | 日記

今年も残す日々が一月を切り、節気も愈々押し詰まって慌ただしくなってきた。街角には年賀状販売の幟が目立つようになり、、、、。ほんとに慌ただしい。

普段は車ばかりが目立つ谷町筋東側六万体町「万松山吉祥寺」は俄かに目立ってくる。何故ならこの寺院は、映画や歌舞伎やTVでお馴染みの赤穂義士ゆかりの寺院で、討入り時に着用した黒い小袖に山形模様〔雁木模様(がんきもよう、ダンダラもよう)〕が黒塀壁全域に描かれていて、否が応でも義士ゆかりの寺とわかる。この時期ともなると、少々気になる壁である(普段から目立ってはいるが)。

「赤穂義士の墓」として有名で、義士についてのゆかりや事象につては、いろいろ発表されているので《万松山吉祥寺HP参照≫下さい。四十七義士を広く世に知らしめた要因に歌舞伎や、人形浄瑠璃があげられてるが、特に「仮名手本忠臣蔵」は人気の演目の一つで、初演は寛永元年(1748年)8月大阪竹本座であったと言われています(あの有名な討ち入り衣装は浄瑠璃や歌舞伎の衣装が流風されたものらしい)。吉祥寺には、その人形浄瑠璃三味線の名跡である「二代目鶴沢寛次郎・五代目野澤吉衛門・六代目野澤吉彌たちなど錚々たる顔ぶれの墓地が祀られている。また、茶道との関わりも深く「白井道順(寛徳斎)」などの墓も祀られている。かかる縁から、毎年12月には「大阪義士祭」が催行されている。

平成28年「大阪義士祭」12月11日(日)午前10時より 子供義士による時代行列や、奉納武道・太鼓演奏会・落語や三味線の演奏、茶野点など、沢山の催しが執り行われる。(後援:大阪市・大阪市教育委員会・地区連合町会など)

吉祥寺を過ぎると、すぐ北隣には「法務局天王寺出張所」があり、ふと、赤穂義士の事を思いながら、いつの世も正義のお沙汰があってほしいと振り返り寺院の屋根に手をあわせた。寒くなった!早く帰ろう。。。。あるいて、あるいて、、、、、、。