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【中学歴史教科書8社を比べる】294  (21) 「蝦夷・蝦夷地・アイヌ」の描き方のちがい -18- <まとめと考察1/2>

2017年09月10日 | 社会・文化・文明

(21) 「蝦夷・蝦夷地・アイヌ」の描き方のちがい  -18- 

■まとめと考察 1/2

 


 

1 内容の過不足

・近代の部の内容が不足している。→  育鵬社。

・内容が細かすぎる(=多すぎる)傾向あり。→ ここでは評価しない 東京書籍、帝国書院、教育出版、日本文教、学び舎。

 

2 古代における「蝦夷:えみしへの差別」という表現

・当時は近現代生まれの「人権・差別概念」は無かったはずなのに、中学生に完全な誤解を生む。→× 帝国書院。

 ※誤解を防ぐには、「差別」という新しい概念を表すあいまいな”抽象語”ではなく、当時の歴史事象:誰がどうしたか(≒事実)を書けばいい。

 

3 「先住民」「先住民族」という表現

・現代の北海道民からみるとまちがいなく「北海道(蝦夷地)の先住民(族)だが、「日本の先住民」と表現するのは”まちがい”。(※日本政府公式見解:アイヌ=「日本の少数民族」≠「日本の先住民(族)) → × 帝国書院。

 

4 「アイヌ差別」の描き方 ~現在、それは、日本国民全体が解決すべき課題なのか?~

 

~次回につづく~ 

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