徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

阿蘇の復興を祈って

2017-05-05 18:49:55 | 音楽芸能
 5月7日(日)14:30からNHK-Eテレで放送される観世流・能公演は見逃せない。今年4月、東京・銀座に開場した観世能楽堂の開場記念公演で、当代の名だたる能楽師たちが揃って「翁(おきな)」や能「高砂(たかさご)」などの他、仕舞、舞囃子などが演じられる。
 
 能楽において「翁」はあらゆる演目の頂点に位置づけられている特別の曲で、天下泰平・国土安穏・五穀豊穣を祝祷する神事的な内容。翁、千歳(せんざい)、三番叟(さんばそう)が登場する。
 そして、能「高砂」は熊本と大変ゆかりの深い曲。ワキとして登場するのが阿蘇神社の宮司友成。熊本地震からの復興を目指す阿蘇神社ひいては阿蘇全域にとって絶好のタイミングの放送。1日も早い復興を祈りながら見たいと思う。

【高砂のあらすじ】
 室町時代に能を大成した世阿弥(ぜあみ)の代表作ともいえる能「高砂」の主人公は、阿蘇神社二十六代宮司・阿蘇友成。醍醐天皇の時代に友成が京に上る途中、播磨国(兵庫県)の高砂の浦で老夫婦に出会います。友成は、この老夫婦に、「高砂にある松と対岸の摂津国(大阪)住吉にある松は、離れているのに、なぜ相生(あいおい)の松と呼ばれているのか」と尋ねます。老夫婦は「自分は住吉の松の精、妻は高砂の松の精である。離れたところにある松でさえ相生の松と呼ばれるように、人は夫婦であれば、離れていても心通い合うものだ。」と教え、沖へ去る、というのが高砂のお話。
 阿蘇神社の境内にある「高砂の松」は、友成が持ち帰った高砂の松の実を植え、育てたものといわれ、現在も、縁結びの願をかけに多くの人が訪れています。(週刊メールマガジン「気になる!くまもと」より)


能「高砂」



倒壊前の阿蘇神社楼門



阿蘇神社境内の「高砂の松」
※写真は熊本素材写真アーカイブス「キロクマ!」さんより
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