徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

藤の花の香り

2017-04-29 19:09:54 | 文芸
 桜の花の名残惜しさもさめやらぬうち、藤の花の季節も過ぎようとしている。とりあえず、近くの監物台樹木園へ行ってみる。ここには三種ほどの藤棚があるが、既に花が散ってしまったものもある。藤の花に魅かれるのは薄紫の花房の美しさもさることながら、甘い香りがなんともたまらない。
 藤の花の花言葉には「優しさ・歓迎・決して離れない・恋に酔う」などがあるという。「万葉集」にも、男性に例えられる「松」につるを巻き付けて寄り添う女性に例えられて詠われている。1200年以上も昔の男性も、その美しい姿と香しさに、たおやかな女性をイメージしたのだろう。










 歌舞伎舞踊「藤娘」の中の見どころの一つである「藤音頭」。艶やかな踊りを見せるのは実は藤の精。そして恋しい殿御に見立てたのは松。少しお酒を呑まされて酔い、初々しい恋心を踊るのである。

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