徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本と白川

2017-07-06 18:10:01 | 熊本
 熊本もまだ雨は降り続きそうだ。福岡県の朝倉市などは、未曽有の豪雨に見舞われ、大災害となっている。わが熊本市は市内を貫流する白川が命運を握っている。
 「肥後国志」に「白川ハ世々ノ歌書文書ニモ出タル名所ニテ當國三河ノ一也 三河トハ白川黒川緑川ヲ云」と記述され、古来より流域に居住する人々の生活と深い関わりを持ってきた河川である。しかし一旦洪水が発生すれば “暴れ川” の異名があるように、市街地に大水害を起こしてきた。阿蘇根子岳に源を発する白川は、火山が噴出する火山灰が長期間にわたって白川水系の河川に流入し、豪雨の度に大量の泥流となって下流域の熊本平野へ押し寄せ続けた。16世紀末に加藤清正が入国し、初めて河川改修に着手した後も白川では頻繁に洪水が発生した。下の表にあるように熊本の歴史は、白川の洪水との戦いの歴史とも言える。
 さて、今夜も厳重警戒態勢の一夜になりそうだ。
※参考文献 研究論文「熊本・白川における橋梁変遷史(戸塚誠司・小林一郎)」より


▼東区新南部あたりを流れる白川



▼白川水害の歴史
『熊本県』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 中村勘九郎・中村七之助 八... | トップ | 清正公枠(せいしょこわく) »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

熊本」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。