徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

“さわり” の はなし。

2016-09-19 17:13:49 | 音楽芸能
 三味線音楽のカリスマ、本條秀太郎さんのオフィシャルサイトで紹介されていた「三味線語り」という著書が面白そうだったので入手して読んでいる。その中に著名人との対談を収録したものがあり、江戸文化研究家で法政大学総長の田中優子さんとの対談が興味深かった。その中で三味線独特の音「さわり」について語り合っている。
 「さわり」について「上駒は一の糸だけ駒からはずれていて、さわり山という部分に触れると、基音と同時に上の倍音がなるようになっていて、この雑音のようなさわりの使い方が三味線の勘どころ」だと説明している。僕は三味線にはさわったこともないのでよくわからないが、映画や小説、音楽などで、中心となる見どころ、聞きどころのことをよく「さわり」と言う。この言葉は、実は三味線音楽である義太夫節の、一曲の中で一番の聞きどころという意味から始まった言葉だという。
※右の絵は鈴木春信の「三味線を弾く娘」



▼義太夫節
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2 コメント

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こんばんは (小父さん)
2016-09-19 21:49:58
さわりがもうひとつピント来なかったので
YouTubeを3つ見たらイメージが湧きました(笑)
琵琶みたいな音のようですね。

西洋音楽では雑音扱いされるとか。
でも、これこそが文化というものでしょう!

田中優子さんがサンデーモーニングに出演される時は私は楽しみです。
いや、田中優子さんの造詣にはとても興味が湧きます。
本までは手が出ませんが・・・。

そう言えば、私が中学か高校の頃、ギターを弾く同級生の兄貴(大学生?)が三味線を触っていましたね。
たぶん、入り口で終わったんでしょうが。

義太夫ってありましたね。
ますます手の届かない世界な気がします。

二人三番叟 を舞っているのは花童さんですか?
可愛げです。
Re: 小父さん様 (FUSA)
2016-09-19 23:20:44
三味線をやっている人でないと実感できませんよね(笑)
三味線が16世紀に日本伝来以来、日本人のフィーリングに合うように改良に改良を重ね、まさに日本人の琴線にふれる音色なのでしょうね。

田中優子さんに限らず、テレビで要点をまとめて話しておられますから、それで十分では・・・(笑)

人形浄瑠璃なんかを見ると義太夫節に馴染むのですが、ふだんはあまり縁がないですね。

二人は花童を卒業して指導者の道を歩み始めています。また自らも研鑽を重ねて、公演では花童と一緒に出演しています。

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